年間イベント開催数はさらに増え、イベント１回当りの参加人数が最多のシーズンとなる。

『ジムカーナグランプリ』に「沖縄GP」が加わり、講習に合わせて各自が実際に車両セッティングを行なう『セッティング練習会』の開催、超初心者対象の『入門ジムカーナ』の開催を開始するなど、イベント内容の多彩さや活動地域の広さ、動員人数などは他の二輪イベント開催団体の追随を許さないほどになる。

しかし、長年に亘り数多くのイベントを開催してきた弊害も目につくようになった。
長年の参加者と初参加者との間のライディングスキルレベルの差が一段とついた他、経験年数やレベル別にグループ化が進み、やがて「走る楽しさ」だけを求める傾向も強まって、GRA発足時からの活動目的から外れた光景が散見されるようになり、今後の課題として認識が始まった。