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パイロン (ぱいろん) |
ここでは、道路工事などで使われる「コーン」の事です。
練習やタイム測定で使うコース(道順)は、練習目的やタイム測定に合わせて、様々な用具を使って作成をしますが、その用具の中で最も使われるのが「パイロン」です。
特にGRAでは、4色のパイロンを使い分け、時に横倒しにしたり、より簡単にコース覚えが出来るように工夫をしています。
( 関連用語 ・ ・ コース、 タイム測定 ) |
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パーティカラー
(ぱーてぃからー) |
「ジムカーナパーティ」に参加する時の服装の規定色のこと。
競技性のみの追求とせず、全員で一緒にオートバイを楽しむイベントであることを強く印象付けるため、指定された色を多く含む服装での参加を義務としていましたが、その色の事です。
第1回目の「赤」から始まり、2回目は「紫」と続き、「金色」までの 10色をパーティの度に指定したのですが、「パーティテーマ」との関連で参加者の楽しみ方が深まり、パーティ会場がその一色で染まっただけでなく、仮装して走る人がとても多くなるきっかけとなりました。
( 関連用語 ・ ・ ジムカーナパーティ、パーティテーマ ) |
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パーティテーマ
(ぱーてぃてーま) |
「ジムカーナパーティ」の楽しみを高める“お題”です。
同イベントの開催の度、「パーティカラー」と関連させたテーマ(お題)を設定して、シンボルマークや走行コースのセクション名、プレゼントのテーマの設定、そしてベストドレッサー賞などの選定基準として活用しました。
「青の大航海」、「真夏のパリダカ」、「ジャングルジムカーナ」、「ピンペンパーティ」(ピンクのペンギンのパーティ)など、何年経っても大変に印象深いイベントとして、参加した多くの人の心に残っています。
( 関連用語 ・ ・ ジムカーナパーティ、パーティカラー、プレゼント ) |
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バーハンドル
(ばーはんどる) |
ハンドルの形状の一種、一本の棒(バー)状をしています。
二輪車用のハンドルでは最も一般的な形状で、自転車のハンドルと同様に、左右のグリップが一本の棒で繋がっています。
殆どの場合、取り付け位置の調整や異なる形状のバーハンドルへの交換が比較的容易で、それによって操縦性にも大きな影響を与えます。
( 関連用語 ・ ・ ハンドル、グリップ、 操縦性 ) |
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バランス (ばらんす) |
物事の重さや長さなどのつり合い・調和の事です。
GRAでは、オートバイを楽しむにも上手になるにも、このバランスが一番大切だと考えています。操作技術を磨くにも、オートバイの整備やセッティング、身体のコンディション調整、そして心理状態でも大切ですし、その上で「社会」とのバランスが一番大切だと考えています。
( 関連用語 ・ ・ バランス感、 整備、 セッティング、 心技体バイク) |
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バランス感(感覚)
(ばらんすかん・かんがく) |
バランスがとれている程度を感じ表わす言葉です。
例えば、オートバイは様々な力のつり合い(バランス)によって走る機械ですから、バランス感を感じる事を無視した操作をすると、オートバイが本来持つ運動能力を発揮できないだけでなく、転倒など危険な事態に繋がります。
( 関連用語 ・ ・ バランス、 運動能力、 転倒) |
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バランス特性
(ばらんすとくせい) |
個々のバランス(調和)を統合した際の特性を指します。
例えば、ピアノの場合、個々の音程の調律を施した後での楽器としての響き方・特性が大切で、調律をまとめた時の特性こそが最も重要視されますが、オートバイの場合も同じです。
数多くある部品は、それぞれに他の部品との最適な関係(調和)で取り付けられ、それらの集合としてオートバイ全体の運動特性が成り立っています。これが「バランス特性」です。
従って、整備やセッティングを行なう際には、安全で楽しいライディングの為にも、個々の部品毎の最適な取り付けや調整を通じて、オートバイ全体のバランスを高める意識が必要です。
( 関連用語 ・ ・ バランス、 整備、 セッティング) |
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バルブ <電球>
(ばるぶ) |
ライトやランプなどの照明装置で使われている電球の事。
オートバイの場合は、ヘッドライトやテールランプ、ウィンカー(方向指示器)、メーターなど、数多く使われています。
英語表記では 【 Bulb 】で、弁(バルブ)の 【 Valve 】とは意味も発音は異なりますが、日本ではどちらも“バルブ”と表記するので、混同に注意が必要です。
( 関連用語 ・ ・ バルブ(弁) ) |
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バルブ <弁> (ばるぶ) |
空気や液体などの通路を開け閉めする装置(弁)の事。
オートバイの場合は、エンジン回転数を制御する装置(スロットル)やエンジンの燃焼室への出入り口、ガソリンタンクの出口やキャップ部、オイルポンプなど数多くの場所で大切な役割を果たしています。
英語表記では【 Valve 】で、電球(バルブ)の 【 Balb 】とは意味も発音は異なりますが、日本ではどちらも“バルブ”と表記するので、混同に注意が必要です。
( 関連用語 ・ ・ エンジン回転数、 バルブ(電球)) |
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バンク (ばんく) |
傾斜している状態、または傾斜させる動作の事です。
オートバイの場合は、車体を右か左に傾ける事を「バンクさせる」と言い、直立している状態から傾けた角度の事を「バンク角」と言います。
( 関連用語 ・ ・ バンク角 ) |
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バンク角 (ばんくかく) |
傾斜している角度の事です。
オートバイの場合、直進させている時には直立させていますが、コーナリングの時に直立状態から車体を傾けた角度の事をバンク角と言います。バンク角が大きい(深い)ほどにライディングスキルが高いと思われがちですが、コーナリングの上手さはバンク角だけで判断できない事が面白い点です。
( 関連用語 ・ ・ コーナリング、 ライディングスキル ) |
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ハンドル (はんどる) |
一般に、手で握り、前輪の向きを操るための装置です。
ただし、オートバイの前輪の向きをハンドル(手)で制御するのは、舗装路上の走行の場合、極低速走行時に限られます。
時速10q 以上の走行時は、前輪の向きは自動的に最良の向きに調整される様に設計されており、それが最も車両の安定した走行に繋がり、ハンドルを手で押さえたり操作する事は、車両本来の運動能力を発揮できない事に繋がり危険です。
その取り付け形式によって、「バーハンドル」と「クリップオンハンドル」の 二つの種類があります。
( 関連用語 ・ ・ バーハンドル、クリップオンハンドル ) |
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ハンドリング
(はんどりんぐ) |
運転のしやすさを表す言葉で、「操縦安定性」と同意語です。
詳しくは「操縦安定性」の説明覧を参照ください。
「ハンドル」という言葉が入っていますが、オートバイの場合、バンクやブレーキ、アクセル操作が主な運転操作ですから、車の様にハンドルへの操作に対しての反応等を示す言葉では使用されません。
( 関連用語 ・ ・ 操縦安定性、 バンク、アクセル ) |
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ひ
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用語 |
解説・説明 |
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ピッチ (ぴっち) |
ここでは、英語で間隔を指す用語として使われます。
部品を複数のボルトで固定している箇所でのボルト間距離の他に、コイルスプリングで巻かれたコイル間の距離を指します。
特に、コイルスプリングの場合には、一定ピッチの「シングルレートスプリング」と不等ピッチの「ツインレートスプリング」などに分類され、不等ピッチのスプリングの場合には「線間密着」を発生させる要素になります。
( 関連用語 ・ ・ コイルスプリング、シングルレート、線間密着 ) |
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ヒート (ひーと) |
英語で熱気を指す事から、競技を表わす用語で使われます。
GRAでは、一つのイベントで 2回のタイム測定を行ない、第1回目の測定を「第1ヒート」、2回目の測定を「第2ヒート」と呼んでいます。また、タイム測定を2回行なう方式の事を 「2ヒート制」(つーひーとせい)と呼んでいます。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、 第1ヒート、 第2ヒート、 2ヒート制) |
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引張強さ
(ひっぱりつよさ) |
金属などの材料を引っ張った時、破断に至るまでの強さを示す数値です。
例えば、ボルトを締め付けていった場合、ボルトは伸びる方向に引っ張られ事になり、そのまま締め付けていくと最後には破断しますが、その破断に至る直前にボルトにかかっていた力の大きさを「引張強さ」といいます。
なお、ボルトを使用する場合には、破断する以前、「降伏点」以下の力で利用しないと“伸び”が発生して、軸力が失われるの注意が必要です。
( 関連用語 ・ ・ 降伏点、軸力 ) |
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ふ
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用語 |
解説・説明 |
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フォークアライメント
(ふぉーくあらいめんと) |
フロントサスペンションの整列を指す用語です。
オートバイのフロントサスペンションで広く採用されているフロントフォークの整列(並列)状態の正しさの証明、またはその整列をとる作業行為を指します。
2本のフロントフォークは、本来は整列(並列)しているべきですが、メーカーの製造工程やショップ等での整備工程で正しく調整される事が無いため、殆どの車両はフォークアライメントがとれていない状態で走行を余儀無くされています。その為、フロントフォークの正しい作動が阻害され、その伸縮時にはフロントタイヤに舵角がつくなどの影響があり、ライディングの正確性や安全性を損なっています。
GRAでは、この事による弊害を広く知らせ、正しい整列整備を行なう為の「妖怪棒」の使用を強く勧めています。
( 関連用語 ・ ・ フロントフォーク、アライメント、妖怪棒 )
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プライヤ (ぷらいや) |
よく使用される整備用の工具の一つです。
一般的には、挟む部分の広さを変えられるコンビネーションプライヤーが有名ですが、広い意味では ラジオペンチやニッパなど、片手で操作して挟む工具の殆どはプライヤーと言えます。( 関連用語 ・ ・ 整備、 工具 )
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フリーターン
(ふりーたーん) |
タイムトライアル用のコースに設定されるセクション名です。
ジムカーナでは、スタートからゴールまでの間、足を地面に着ける行為は一般的にはペナルティ対象になりますが、このセクション内では足を着いてもペナルティとはなりません。
そのため、このセクションの中では、積極的に足を着いて短時間でターンを終える特殊なテクニックが発揮され易く、タイムトライアルの見せ場の一つになるので、ゴール直前に設定される事がよくあります。
( 関連用語 ・ ・ タイムトライアル、 セクション、 ペナルティ ) |
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プリロード
(ぷりろーど) |
スプリング組み込みの時から掛けておく荷重の事です。
サスペンションに組み込まれて働くスプリングは、車体やライダーの体重を支えるだけではなく、路面の凹凸が生む力やブレーキやアクセルを操作した時に発生する荷重、そして旋回時に発生する荷重にも対応するなど、幅広い荷重域に対応が求められています。そこで、車重と体重を合わせた荷重の一定割合分は対応を求めず、その分をより高い荷重域まで対応させる設定がプリロード設定であり、ライダーの操作感覚にフィットするため、この設定方法が一般的に採用されています。
リアサスペンションのプリロード設定は、ホイールストローク域の作動領域を区分する方法で設定するのが一般的で、フロントサスペンションでは 車種(車重)とライダー(体重)によって、特定の数値の荷重をプリロード(初期荷重)として設定する方法が一般的です。
なお、四輪車の場合には、この設定概念はさほど重要視されてはいません。
( 関連用語 ・ ・ スプリング、 荷重 ) |
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フルボトム時車高
(ふるぼとむじしゃこう) |
サスペンションが最も縮んだ(縮ませた)時の車高です。
サスペンションのセッティングの基本となる、全ストロークル量を管理する為に測定が欠かせない車高で、特に、フロントサスペンションの場合には、トレール量が「安定限界トレール量」を下回らない様に調整する為に、測定と管理が欠かせない車高になります。
( 関連用語 ・ ・ サスペンション、セッティング、 残ストローク 、残ストローク・通常走行時、 安定限界トレール量 ) |
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プレゼント (ぷれぜんと) |
「ジムカーナパーティ」で行なった、交換会での品の事です。
「ジムカーナパーティ」では、参加者全員が“テーマ”(規定)に沿ったプレゼント用の品の準備を義務としていて、イベントの中で交換会を行ないました。
一般的な競技会であれば一部の人だけが賞品を持って帰るだけですが、全員がもれなく“メッセージ付きの品”を持って帰えれるように企画したものです。
( 関連用語 ・ ・ ジムカーナパーティ) |
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フロント
サスペンション
(ふろんとさすぺんしょん) |
前輪を支える(懸架する)サスペンションの名称です。
後輪の場合には「リアサスペンション」と呼びます。
( 関連用語 ・ ・ サスペンション、リアサスペンション ) |
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フロントスプリング
(ふろんとすぷりんぐ) |
フロントサスペンションに使われている「ばね」の略称です。
フロントサスペンションの特性はオートバイの操縦安定性を大きく左右するため、サスペンションの基本であるスプリングの特性はオートバイの良否を決める重要な部品で、車両毎に専用設計され、同じ車種であっても年度毎に設計仕様が変更される事も珍しくないほどです。リアサスペンションの「ばね」の略称は「リアスプリング」です。
( 関連用語 ・ ・ サスペンション、操縦安定性、スプリング ) |
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フロントフォーク
(ふろんとふぉうく) |
フロントサスペンションに使われている部品の名称です。
フロントタイヤと車体を結ぶ重要な構成部品で、一般的なオートバイのフロントサスペンション形式(テレスコピック形式)では、2本の伸縮する円筒形の部品を指します。
通常はオイル式のダンパーとスプリングを内臓しています。
( 関連用語 ・ ・ フロントサスペンション、ダンパー、 スプリング ) |
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フロントフォーク
アライメント
(ふろんとふぉーく
あらいめんと) |
フロントサスペンションの整列を指す用語です。
『フォークアライメント』の項で解説していますので、そちらをご覧ください。
( 関連用語 ・ ・ フォークアライメント ) |
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へ
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用語 |
解説・説明 |
詳細 |
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平均タイム指数
(へいきんたいむしすう) |
複数回のタイム測定で出たタイム指数の平均です。
GRAでこの用語を使用しているイベントは「 トライアスジムカーナ 」です。極低速のコースでのタイム測定と、中速域、そして高速域のみコースでのタイム測定で、それぞれのコース別に出た 三つのタイム指数を平均して、最終的に採用されるタイム指数を求める際に使用している用語です。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、タイム指数、トライアスジムカーナ ) |
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ベーシック ジムカーナ
(べーしっくじむかーな) |
初級者の方を対象に開催したレッスンのイベントです。
1991年から始めたレッスンによって、年々参加者の運転技術のレベルが向上して、講習内容のレベルも高くなったため、初級者の方を対象にしたイベント開催の必要性を感じて、1994年から行なっているイベントです。
( 関連用語 ・ ・ レッスン、 レベル、 イベント ) |
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ベーシック ジムカーナ
特別練習会
(べーしっくじむかーな
とくべつれんしゅうかい) |
初級者の方を対象に開催した走行練習主体のイベントです。
1994年から行なっているベーシックジムカーナでは、レッスン形式で、講義を交えたイベントですが、試験的に走行練習を主体にした特別練習会の形式を組み入れたイベントです。
( 関連用語 ・ ・ レッスン、 特別練習会、 イベント ) |
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ベースサークル
(べーすさーくる) |
サークル理論で使われる概念で、基本サークルの事です。
詳しくは、下記慣例用語の「基本サークル」で解説していますので、ぜひご覧ください。
( 関連用語 ・ ・ 基本サークル、サークル理論 ) |
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ベスト最高速
(べすとさいこうそく) |
イベントで計測した最高速の内で、一番速い速度の事。
GRAでは、イベントによっては、タイム測定を行なうコースの途中に最高速度を計測する区間を設けて測定しますが、2ヒート(回)測定した内でより速い速度の事を指します。
一見、最高速度が高い人がタイムも良いと考えますが、意外に測定タイムとはあまり関係無いものです。
( 関連用語 ・ ・ イベント、 最高速度、 測定タイム ) |
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ベストタイム
(べすとたいむ) |
タイム測定で出した、最も良い(速い)タイムの事です。
使われ方には二通りあり、その人が出した最も良いタイムの場合と、全ての参加者の測定結果の中で一番良いタイムを指す場合があります。GRAでは、前者の使い方で、その人が出した一番良いタイムを指しています。
なお、混同を防ぐために、イベントの中で最も良い(最速)タイムの事を 「ベストラップ」 と言って区別しています。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、 イベント、 ベストラップ ) |
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ベスト中間タイム
(べすとちゅうかんたいむ) |
計測した中間タイムの内、より速いタイムの事です。
GRAでは、イベントによっては、スタートからゴールまでの中間地点までのタイムも測定して発表して、MC(司会)担当者が盛り上げに使っていますが、2回(ヒート)測定した内でより良いタイムを指しています。ゴールまでの測定タイムの良い人は中間タイムも良く、中間タイムの発表を聴くだけで、自然と測定タイムを想像してしまって盛り上がるのです。
( 関連用語 ・ ・ 中間タイム、 イベント、 測定タイム ) |
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ベストラップ
(べすとらっぷ) |
タイム測定で出した、最も良い(速い)タイムの事です。
特にGRAでは、全ての参加者が出したタイムの中で一番良い(最速)タイムの事を表現する場合に使います。
一般的には、特にレース等のように、同じコースを何度も周回する競技で、その人がコースを一周するのに掛かった最速(最短)のタイムを指す場合が多くあります。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、 ベストタイム ) |
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ペナルティ (ぺなるてぃ) |
英語で、反則行為に対する罰や罰則の事です。
GRAでは、タイム測定の際に、パイロンへの接触行為やゴールの際の停止線オーバー(超過)などの行為に対して、測定タイムに一定のタイムを加算していますが、それがペナルティです。
加算するタイムは「ペナルティタイム」と呼び、違反行為の内容によって、行為1回あたり1秒から3秒を加算しています。
( 関連用語 ・ ・ パイロン、 停止線オーバー、 ペナルティタイム ) |
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ペナルティタイム
(ぺなるてぃたいむ) |
英語で、罰則として加算される時間(タイム)の事です。
GRAでは、タイム測定の際の違反行為に対して、その行為1回あたり1秒から3秒を測定タイムに加算して、それを正式な測定結果としています。加算する秒数は違反行為によって異なり、例えばパイロンへの接触行為は1回あたり1秒で、ゴールの停止線オーバーの場合には3秒というように決めています。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、 測定タイム、 パイロン) |
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弁 (べん) |
空気や液体などの通路を開け閉めする装置の事です。
一般的には バルブ(Valve)と呼んでいて、オートバイの場合にも数多く使われています。詳しくは バルブ(弁)項をご覧ください。
( 関連用語 ・ ・ バルブ(弁)) |
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変換点(へんかんてん) |
ここでは、スプリングレートが変わるポイントを示します。
正しくは、スプリング変換点といって、ツインレートのスプリングに荷重を掛けて縮めていくと、一定の縮み量(荷重)の所で、スプリングレートが変換します。この変換する縮み量又は荷重の大きさを“変換点”と言います。
( 関連用語 ・ ・ スプリングレート、スプリング変換点、
ツインレート、 荷重 ) |
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ほ |
用語 |
解説・説明 |
詳細 |
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ホイール (ほいーる) |
円盤型部品の総称ですが、ここでは車輪の事を指します。
オートバイの場合には、前後のタイヤが取り付けられている金属製の部品の事で、素材や構造、そして大きさなどで様々な種類があります。
( 関連用語 ・ ・ 車輪、 タイヤ ) |
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ホイールアライメント
(ほいーるあらいめんと) |
前後のタイヤ(ホイール)の整列状態を指す用語です。
オートバイの場合、直立した状態で、前後のタイヤ(ホイール)は一本の直線上で向きが揃い整列しているのが正常であり、この状態で「ホイールアライメントは正常」と表現します。
しかし、メーカーの製造工程やショップ等での整備工程ではこの整列の確認作業は行なわれない為、殆ど全てのオートバイは整列していない状態で走行しており、それが原因でタイヤの編摩耗や振動、そして操縦性の左右差の発生に繋がっています。
GRAでは、この事による弊害を広く知らせ、正しい整列整備を行なう為の「妖怪棒」の使用を強く勧めています。
なお、車体には整列状態に近づける為の目盛が刻印されていますが、部品の製造公差や組み付け誤差などを考えれば、決して正しく整列・整備はできません。
( 関連用語 ・ ・ タイヤ、ホイール、アライメント、 妖怪棒 ) |
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ホイールベース
(ほいーるべーす) |
前後のタイヤ(ホイール)の距離を指す用語です。
日本語では「軸距」と表記し、正式には前後のホイールの車軸(ホイールアクスル)間の距離の事で、設計上、1G時の状態での設計値を指すのが一般的です。
この数値が大きいと直進安定性が高まり、小さいと旋回性が高まる特性があり、車両選びの際には重視すべき点です。
(関連用語・ ・ タイヤ、ホイール、車軸、直進安定性、旋回性 ) |
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ポイント 制度(体系)
(ぽいんと) |
レベル向上度によってポイント(点数)を付与する制度です。
1995年に開始した『ジムカーナグランプリ』から採用したシステムで、グランプリイベントに参加した人がタイム測定結果でタイム指数がレベルアップした場合や、参加クラスを更新した場合、そしてイベント当日の成績(タイム順)によってポイントが与えられ、年間の獲得ポイントによってチャンピオンを選定します。(1995年 ポイント体系の概略) 2006年から開始した『GRAツアー』でも同様のシステムを採用しています。
( 関連用語 ・ ・ レベル、 タイム測定、 タイム指数、 レベルアップ) |
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方向安定性
(ほうこうあんていせい) |
向かっている方向へ進もうとする力の大きさを示す言葉です。
主に、タイヤの安定性を表現する場合に使います。
例えば、タイヤは向いている方向へ(回転しながら)進みますが、その方向へ進もうとする力の大きさは、タイヤの形状や構造、サスペンション(脚周り)の設計によって異なり、ライダーの操作によって変化し、その力が大きい場合には「方向安定性が高い」と表現します。それは、オートバイの曲がりやすさや乗りやすさといった運動特性に影響を与えます。
( 関連用語 ・ ・ 操縦性、 操縦安定性、 運動特性、サスペンション) |
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ボルト (ぼると) |
機械を組み立てる際に使われる大切な部品です。
オートバイの場合でも、ボルトがあらゆる場所に使われているので、ボルトを緩める作業だけで、ほとんどが部品まで分解が可能です。
また、ボルトの頭部に刻印された記号の中の「強度区分」を確認すれば、そのボルトの材質や引張強さなど、ボルトの使い分けに必要な情報を確認できます。
( 関連用語 ・ ・ ナット、 強度区分 ) |
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ボルト径 (ぼるとけい) |
ボルトのねじ部、その直径の事で、ねじ径とも呼びます。
ボルトは、その直径の大きさで任せられる負荷の大きさが決まるので、この直径の大きさで区分し識別されます。
( 関連用語 ・ ・ ボルト) |
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GRA・用語解説辞典 |
GRAでよく使われる言葉や用語を解説しているページの事です。
中でも、GRAが独自に生み出し広く使われている“造語”は「GRA用語」としてまとめて解説もしています
( 関連用語 ・ ・ GRA用語 ) |
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