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2008. 8. 8
2008年 7月 26〜27日 開催 合宿 in 鳥取参加者 各位
技術的には充分にUP! でしたが・・

拝啓 酷暑の候 貴兄ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素より私達・GRAの活動に対しては、何かとご理解やご支援を賜りまして誠にありがとうございます。
さて、7月26日と27日に開催致しました『 合宿 in 鳥取 』に参加下さいまして大変にお世話様でした。酷暑と時折の雨にも関わらず、皆さんの熱気により様々なカリキュラムも行なえて良い二日間になったものと思います。
また、昨年から何度かお邪魔してきましたが、最近のライディング技術の向上ぶりやセッティングレベルの向上には目を奪われる程です。
ただ、私達・GRAが提唱している 【 お互いを支えあう! 】というテーマを取り入れての“人”づくりについてはさほど成果を残せていないのが残念です。“人”としてお互いを育成し合う情熱の無い環境の中でライディングレベルだけが向上する事は、“人”の育成や 認知度向上を掲げている私達・GRAの望む所ではありません。
今回のイベントを転機に、ライディング技術やセッティングレベルの向上など以上に、「いつまでも 安全に 楽しく」 乗り続けられる環境を作り支える“人”を生み出す事にも情熱を傾けてもらえる事を願っています。

また、受付の際に提出してもらう誓約書ですが、誓約書としての効力を発揮させるに必要な“署名”がないものが2枚あった事を報告します。当日は大きな事故も無く無事に終了しましたが、仮に署名が無い方が大きな事故を発生させていた場合には、事故で被害を受けた方だけでなく運営責任団体にも大きな責任を問われる事になり、場合によっては活動を存続できなくなる事も充分にあります。それだけ、誓約書の記載はとても重要な事であり、受付担当者一人の責任で済む問題ではありません。
当日は 【お互いを支えあう】というテーマで運営していて、受付も全員で行なう事を殆どの方は了承されていた筈ですから、今後は誓約書の記載内容を可能な限りチェックして、このような環境を残していく努力をされる事を願います。

草々

GRA 事務局 小林 裕之
 

  アドバイスを届けます !aa
当日参加された方へ、ゼッケン番号順にアドバイスを致しますので、参考にしてもらえると幸いです。

伊井野  孔樹 さん 】
 

初めての参加、お疲れ様でした!!
きっと、あんなに広い舗装路面を パイロンを目印にして走った事は少なかったでしょうし、あんなに長い時間を連続で走る事も無かったはずですから、さすがに疲れた事でしょう!
走り始め、最初の頃はどうしても上半身に力が入ってしまって、ハンドルを腕で押さえるようにしていたので、オートバイのバランスが悪くなっていました。
でも、アドバイスをする度にどんどんとスムーズな走りになって、最後の頃にはほれぼれする位にスムーズに乗りこなしていましたよ!
素直にアドバイスを受け止めてしっかりと取り入れる能力は、参加した人の中で一番高かった事は間違いありません!
どうぞ、これからもオートバイに楽しみながら、オートバイと“会話”しながら乗れるようになって下さいね。楽しみにしています。
 

上川  重徳 さん 】
 

いつもながら、(きっと、前回も書き記したコトですが)本当に懐の深い乗り方をされていて、とても感心させられました。
特に、他の方と較べて一番特徴あるライディングテクニックは、27日 午前10時頃に行なったパイロン3本のコースをノーブレーキで走るセクションで発揮していました。このセクションは左右一定の方向だけのターン、それも180°以上の旋回を連続して行なうもので、一番難しい中央の210°ターンで一番スムーズにターンインからターンアウトまでこなされていた点です。
残念な事に、途中は急な用事で退席されていたので、充分な練習も行なう事もできず、タイムトライアルのコースを覚える時間も不十分になりました。
次に参加してもらえる機会には、あの「キラリ!」 と光るテクニックを更に磨きあげて、若いモンに真似ができない走りを見せつけましょうね。
  

梶原  明 さん 】
 

まずは最初に、会場の手配から宿泊や宴会(?)の段取り、バッテリーの準備など、本当にお世話になりっぱなしでした。梶原さんのお陰で無事にイベントを開催して、少なくない人の心に残るイベントになり、ありがとうございました。
さて、5月のイベントと比較すると車両の研究や調整が随分と進んでいる印象で、まだまだ充分にアクセルを開けられない状態なのに、ロスの少ない走りで一気にタイム指数を更新されて、さすがです!
ただ、ライディングの事以外で一つ注文をつけさせて下さいね。
それは、[当日はスタッフとしての頑張りを減らして下さい!]という事です。というのも、【お互いを支えあう】というテーマに大きく反しているからです。他の方と当日の業務を積極的に分担しあったり注意し合ったりしていかないと、“単なる参加者”や“普通のお客さん”を育成してしまう事になり、『共に支えて育てていく人』を育成できないからです。
特に、梶原さんは会場やイベントなどの成り立ちや今後の方向性などについて深い見識がある筈ですから、そういう人こそもっとリードする立つべきなのです。
 

尾崎  隆之 さん 】

 

「初めまして!」 の状態から始まり、恐らく尾崎さんにとって、全く初めて行なうような練習内容ばかりだったと思いますし、その分だけ疲労もあったと思いますが 。お疲れ様でした。
ただ、二日間で走りの“キレ”が大きく増した3名の方の中で、尾崎さんが“金メダル”一番“キレ”を磨いた度合いが大きかったのが一番の喜びですし、今回参加して一緒に過ごせた事を感謝しています。
アドバイスの追加を許してもらえるならば、“キレ”が一番冴えていたのは8/26の午後4時過ぎでしたね。あの時のダイナミックさと確かな安定感は尾崎さんが本来持っていらっしゃる“素質”です。あの時間帯の走りの感覚を思い出せる機会を設けて、更に磨き上げていくともっと楽しくなる筈ですよ。
あんなに短時間であの“キレ”に辿りつけたのも、“素質”であり本来の“能力”があるからです。どうぞ、大切に磨いていきましょう。


小倉  勲 さん 】
 

いやぁ〜〜 びっくり! ドキドキの進歩具合ですね ♪
約 1年前の走りでは丁寧さは充分に備わっていたのですが、安全領域を大きく確保した走りで、オートバイの持つ能力を使い切ろうという走りではなかったのですが ・・・・ 、 今回の特に二日目(7/27)の午前11時頃が一番の“キレ”を発揮していましたね。オートバイの調整も順調に進んでいる様子で、ダイナミックな走りへの挑戦(トライ/楽しみ)が傍目からでもとても楽しそうでした。
この調子で進めば、更に上達していくのは間違いないですね ♪
ただし、小倉君には一つ自覚して欲しいコトがあるのです。それは、こうして熱心に取り組んで伸びて楽しい時ほど、オートバイに関心が無い人からの評価について最大の注意を払う必要があるという事です。
本人はそう思っていなくても、充分に注目を集めてしまう存在になっています。そういう時こそ、いらぬ誤解を与えない様に言動には今まで以上に注意を払わないと、自分自身への評価だけではなく、若桜のライダー全体への評価に繋がってしまう事を理解すべき段階になっています。
また、同じ様にオートバイの改造にも注意を払う必要があり、現状のDR-Zの様にブレーキランプなどの安全装備の変更は慎む必要があると思いますし、前回拝見したブレーキランプで公道を走るのは危険な行為です。小さく、見難く、トラック等からの立場では確認もできない取り付けでは言語道断です。
 

田中  英樹 さん 】
 

嬉しい! 変わりようです。 田中さんの素敵な所をたくさん発見できた日になりましたヨ!!
昨年、初めて拝見した時には、特定の競技に染まっている人によく見られる“ツギハギ走法”(失礼!)だったのですが・・・、 フロントフォークを整備された影響でしょうか、うっ〜〜んと滑らかな走りに変わっていました。
それは、本来、田中さんが持っていた“素直な走りの素質”が表に出てきたのは間違いないでしょう! というのも、試みにバンパーの取り付けボルトを2本緩めて走行してもらった時に確信したのですが、パンパーの悪影響を少し取り除いだだけで更に(もっと!)スムーズな走りに変わっただけでなく、新しい領域の走りをトライしようとさえしていましたね。
きっと、残念なコトに、オートバイの状態が田中さんの走りを“ギブス”の様に規制していたのですね。
どうぞ、少しずつ“ギブス”を取り除いて、もっと本来の走りを見せて下さい!
 

田中  英子 さん 】
 

遠距離遠征での疲れがチョットあったからでしょうか? 少し“ムラっ気”がありましたね。同じパターンの練習走行でも、走る度にアクセル開度、バンク角、もちろん走行ラインまでが[いい時]と[そうじゃあ無い時]のどちらかにランダムに振れていたのですから。
でも、[いい時]の走りにはいつもながら、観ている人をほれぼれさせる魅力が溢れ出ていますね〜〜♪ 「どきっ」 と胸が鳴り、「ほぅ〜〜」と声が漏れてしまいそうな走りこそ、田中さんの走りで一番の魅力です。
是非! 最初に体調を整えて練習に入る事を心掛け、次に簡単な内容の練習を繰り返し、一つひとつの操作の毎回同じく出来るように注意を払ってください。
そうすれば、100万人のファンクラブが出来ても不思議ではありませんヨ!
 

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 

 リザルトの見方は !aa




  GRAではタイム測定を行なう度に『タイム指数』を算出して、ライディングスキル等がどの程度向上したのか、或いはベストの時と較べてどの程度ダウンしているのか?を簡単に見分けられるようにしています。
ここで読み取り方の説明を致しますので参考にして下さい。


『 基本タイム指数 』 その方が過去に記録したベストのタイム指数の事で、その人の上手さのレベルを表すものです。 新たにタイム測定を行なった際に、この 「基本タイム指数」 よりも小さな値のタイム指数(結果タイム指数) を出せれば、今までよりも上手に走れた事を示します。
ちなみに、この基本タイム指数(タイム指数)を更新した方にはもれなく! 奨学飴” (飴)を差し上げます。
『 結果タイム指数 』 その日のタイム測定で算出されたタイム指数の事です。
『 実力発揮度 』 持っている実力をどの程度発揮したかを表す数字で、計算方法は、『結果タイム指数』を 『基本タイム指数』で割ります。
つまり、実力発揮度が小数点以下になればスキル(実力)が伸びている事になるのです。
『 仮想ベストタイム 』 その人が実力通りの走り(基本タイム指数通りの走り)をした場合、どんなタイム結果になっていたかを表しています。

 

この表を見るのに慣れるのに多少時間は掛かるかも知れませんが、スキルが伸びたかどうかが一目で判断できますし、どの程度のタイムを出していれば “奨学飴”がもらえていたのかも簡単に見分けられますので、とても便利ですよ ♪

【 訂正の案内 】
前回 会場で渡したリザルトには誤りがあり、今回同封したリザルトが正規の結果となります。
ミスがあったのは、ペナルティタイムが加算されていなかった点で、このミスの原因は 3つ考えられますので、次回参加された際には 今回の経験を活かして
もらえると助かります。

<ミスの原因>
    1) タイム入力係の入力忘れ
    2) ペナルティチェック係のタイム入力係への連絡漏れ

そして、これが最大のミスだと思いますが ・ ・ ・
    3) リザルト発表時に、リザルトを見た人(全員)がきちんとチェックできなかった

ミスは誰にでもある事ですが、支えあう事でチェック&フォローしていけると最高ですね ♪


 


関連資料一覧  
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