このエントリーをはてなブックマークに追加

  GRA

いつまでも、楽しく、安全な、オートバイライフの
環境作りに必要な事を、4項目に分けて解説します

  オートバイ基本講座「心」のページへ移動します オートバイ基本講座「技」のページへ移動します オートバイ基本講座「体」のページへ移動します オートバイ基本講座「バイク」のページへ移動します  

  友人のVTR、妖怪ガレージ・整備記録(1)
   "Yokai" Garage, Honda VTR
  complete maintenance record
 "part1"


先週末、以前から友達のバイク・VTR250 の整備を提案していたが、友達の体調も良くなり、温かくなり、奥さんの許可も無理やり取り付けた様なので、久しぶりのガレージで整備をする事に。

行なった作業は、日頃から僕自身が行なっている通常の作業。 ただし、一般的整備の常識とは異なっている点もある。
オーナーには異なっている点については一つ一つ説明して、理解を得た上で一緒に作業を行なったので、通常よりも時間が掛かった点も。

 作業開始   : 2014年 3月22日 11:30
 作業第一段階 : 友人に僕が所有する VTR250(同年式車)に試乗してもらい、
         判断や間隔の基準になる点を幾つか得てもらう。



< オーナーからの感想文 >   Impression from the owner

今回、日をまたぐ結果となった妖怪ガレージでのメンテナンスで
何をしたかはこれから書くインプレッション・・・だったけ?

感想の羅列を読みながら想像してほしいです。
(無理に横文字を使ってしまいました。使おうとしてしまいました。)

正解できたら私の自腹で、奨学飴(用語集参照)を進呈いたします。
お会いできた時に、請求してください^


ホンダVTR 分解整備_3


1.歩き始めのよたよた歩きの動物が、しゃっきり歩けるようになったような
  感じ。

動物というのは、今回は当然バイクのことです。  
世間では「よちよち歩き」というのでしょうが、バイクがなんかちゃんと走ってくれてない
なぁ。と、感じることが出来る人には、「よたよた」の方がピンときてくれるかなあと思ったのと、私の感性ではこんな表現になります。  

そして、「よたよた」から「しゃっきり歩けるようになった感じ」とは、立派に成長して自分
の体を知るところまでは自覚できていないけどこれまでよりは進歩した。です。  
ちゃんとメンテすれば、「もっともっと良くなるよぅ♪」と妖怪節でささやかれたので、
「次の感想を書く時のために、表現シロを残しておかなければ!」と、こうなりました。
(ふふふ♪こう書いておけば次回の妖怪ガレージメンテもお願いしますね。ってわかってもら  えるに違いない♪)  

バイクなのに、機械なのになんで「動物ゆうねん!」という動物好きさんには申し訳ないです。
手をかければそれに答えてくれる。放っておけば衰え、もっともっと放っておけば取り返しが
付かなくなり、動かなくなるという意味で使っていると思ってください。  

おいらは陸生の哺乳類、鳥類は名前なんか覚えられないけど、とても好きです。  
野良犬にこっぴどく追っかけられたり、一度は思いっきり噛まれたりして血をだらだら流した
りしていますがいまだにとても好きです^^  
だからおいら的には、動物と重ね合わせるのが表現しやすいのでご勘弁を^^  

ここまでで何をしたかわかったあなたは、超バイク好きなプロファイラーだと思います。  

   「バイクは、生き物のようにかけた手間だけ健やかにもなり病にも伏せる。」



2.スピードが妖怪ガレージへの行きより、家への帰りの方が2km/hアップ
  しました。


おお!これは、大ヒントですね♪
同じだけ燃料を使っても5時間走れば10km分の燃料を得することになる!
計算であってるのかな??



3.カーブを曲がろうとする時、バイクがスピードやライン、ライダーの姿勢を   感じて最適なバンクを勝手にとるようになった。気がする・・・ではなく、   断定です。


「いや!そんなはずはない!」と、おいらがハンドルを切ろうとすると  
ブルルルルゥゥゥと、馬が鼻で笑い乗り手を無視してしまうかのようにちゃんと走ってくれる
のです。
ちゃんと走る=いい感じで曲がってくれるとします。ツーリングとかしていて、時々気持ちよ
くコーナーを回れるあの時の感じが一番近いかもしれません。  
良い馬に乗っていれ乗り手が素人でも余計なことをしなければ、ちゃんと走ってくれるそうい
う感じです。

えーっと、実は馬に乗ったことはありませんが、今沸いたイメージはそんな感じです。

 「機械は精密に整備すると精密に働いてくれる。そうでなければそれなりに。」



4.あっという間の12時間だった!。


晩御飯を買いにいった時間とかを除いて会話・無会話状態をフルに録音しています。  
パナソニックのRR-X5350というICレコーダーの一番いい録音機能で7GB程度のデータです。  
バイクの話はもとより、ラジオから流れてきたどこかの独立国がロシアになろうとしているこ
ととか。この曲誰の曲だったけ?曲に合わせて歌うが、二人が歌える曲に違いがあり世相がわ
かるようなことがあったり、小林さんの説明に、おいらのピンボケな解釈による番場蛮が投げ
るミラクルボールのようなとらえどころの無い質問に懸命に答えてくれるやり取りは聞く人を
混沌に巻き込むかもしれない。  

アップロード?方法がわかりません。。。できても、あんまり聞き取れないなあと思っていた
ら突然レコーダーに何かが激突する音にびっくりさせられる。そんな感じですけど・・・ 
聞いてほしいような、でも迷惑かける容量だしなあという感じです。

  「その場に居るのが一番面白い!」




      * * * * * * * * *


 

【 12時間かけてしたこと 】  

  さあ、 な・に・を・し・た。か、わかったかなあ?
  では、12時間かけてしたことを白状していきます。


0.朝兼用昼ごはんに

  りんごパン2個、カロリーメイト2本(フルーツ味)、ロースハムサンド1個を食べる。
  飲み物は、雪印コーヒー牛乳・コンビニのカフェモカ。

  0が終わるころ気がついたらフロントフォークや色々な物が取り外されていた・・・。
  それにかかわる色々なものも。

  ※ 小林さんの言ったりしたことに、おいらの解釈やらが入り混じった表現になっています。
  小林さんも読む方も何かおかしい、おかしいはずと重いながら読んでください。
  また、図解などが無いと全く意味がわからないことを書いていますがまあ、読み流してください。  実際にメンテナンスするときにこのことかあ。
  とか、実際にしたことがある方なら「フフッ。あれな。」なんて思っててください。  
  ほら、さっそくおかしい → 答え:重い→思い。以後、同じ。


1.フロントフォークのオーバーホール

  1)フォークをはずした状態のまま、とにかく外側の汚れを取る。
    フォークの中は、いわば内臓。外科手術前処理に清拭、剃毛、消毒をしていなければ内臓
    へ異物が入り後々感染症を引き起こす原因になりかねない。というか、なる。

   (日ごろからバイクをきれいにしている方には、ほとんど不要な作業です。
    ハイ。おいらの場合は、全体時間の2〜4割は使っていたような気がします。
    幅ひろ!^^;)

  2)ふたを開けて(切開して)中身のスプリングやオイルシールやら(内臓にあたるもの)
    を出せるだけ出し、これもまたきれいにする。

  3) 中身の磨耗部品(ブッシュ?)の全取替え(疼痛因子の除去および原状復旧)。

  4)中身を組み付けオイルを入れて中身の部品周りの空気抜き。(空気はドレナージ対象)
    油面高さを正確に出すためには絶対必要。でも、油面高さって何??    

  5)ふたを閉めて(縫合)して終了。 を掛ける2回

  6)フロントフォークの整列!(アライメント出し)  
    規定の締め付けトルクで可能な限りボルト締め。


2.フロントキャリパー清掃

  0)キャリパーをはずして、バラす。カスがいっぱいで、真っ黒で固着。
    ブレーキレバーを握るが、2個あるシリンダーのうち1個は出てこない。   

  1)きれいにする。  
    きれいにする方法。色々専用工具が無いと大変なので、書いても出来ないというか
    説明できない。だって、工具の名前がわかんないもん。  
    汚くなる前に、きれいにするのが得策。こばやしさんは、2週に1回は掃除して何たら
    グリスをシリンダーに塗ってモミモミすると良いと言ってた。  
    おいらの非力な握力じゃどうにもならなかった物がどうにかなった。


3.フロントブレーキレバーの摩擦低減処理

  0)ブレーキを掛ける時、グググググと小刻みにレバーを握るいう感じで、
    グゥゥゥゥゥゥーと途切れなく目的の効き具合までブレーキを握れない。

  1)ブレーキの各部接触箇所をリューターにて、磨く。鏡面に仕上げるつりで。
    でも、時間がないから相当平滑な感じで今回は終了。  フロントブレーキマスター
    シリンダーのピン?とブレーキが接触する部分を両方とも磨く!

  2)1)の作業中、シリンダーの露出面だけを磨くようにと、念を押されていたにも
    かかわらず、リューターにてシールを損傷。シールを取り替えるには驚愕の事実が!!


4.フロントブレーキマスターシリンダーのオーバーホール

  0)想定内の予定外の事件により(3.フロントブレーキレバーの摩擦低減処理参照)
    行うことになる。

  1)フルードを抜いて、シリンダーをバラバラにして、新品部品と交換。
    ここをやる時はひとそろえ全てとっかえるのが原則で6個位のパーツが1パックに
    なっている。  
    とっても、めんどくさい感じなのですべて小林さん任せで、おいらはフルードを
    入れるところをフキフキしただけ。  

  2)組む前に、マスターシリンダーのピン?とブレーキレバーが接触するところを磨く!  
    懲りない奴?いえいえ、執念深い・・・、いやいや作業しやすくなったのだから
    やらなきゃ損々♪

  ※ ピンには、ゴム部品が2つ付いているが新品は直径が14mm?位だったが、
    古いほうは、明らかに小さくなっていた。直径は、ピンと同じぐらいに。
    ピンは、8〜9mmくらいかな?


5.ステムベアリングクリーニング組み直し

  0)なんかハンドル切れにくい?そんな感じは漠然とあった。

  1)いつの間にかバラバラになっていたベアリングの古いグリスをふき取り、新しい
    グリスを塗りこむ塗りこむ。

  2)ベアリングをグリグリ回す。
    これがなかなかにベアリングの一個一個が回らないけど根気良く回していると
    回りだし、表に塗ったグリスが中にもいきわたるっていう寸法だ。

  3)なんとなくいきわたった。

  4)締め付けトルクは、ここの規定値は完全否定で、経験にてこぼやしさんが一発で
    トルクを決める。トルクレンチをつかってみたかって?

   「俺がトルクレンチだ♪」


6.リアホイールの組み直し

  0)リアのことは、あまり気になっていなかった。

  1)気がついたら終わっていた。その間何かをしていたと思うが、
    「今はもう誰もー、知らないというの〜♪」

  2)バラして軽め?のグリスアップ。


  が、記憶に残っていて今書ける限界です。


  ◎ ここまできて、え?いやいや2km/hあがるからには、エンジンとかキャブとか
    さわったんじゃないの!?と来ると思います。 大事なことをひとつ忘れてました。


☆前後ホイールの整列 以上!

 エーっと思った?

 でも、ここまでやってきたことは全て摩擦抵抗を減らすこと、バランスをとる事につながって
 いるって思わない?
 摩擦抵抗が減ったらなんだか動きがよくなって早くなりそう。というのは、直感的にわかるか
 もしれない。
 じゃあバランスは?と聞かれたらと今思いついたのは、

 自転車があります。2台あります。
 ひとつの車輪は、まん丸の真円。もう片方は前後輪とも楕円、いや前輪だけ楕円でもいい。
 それ以外は、止まっている限り全て同じ性能になっています。

 質問 
  命のかかったレースにどちらかの自転車を選んで走らなければならない。
 あなたならどちらを選びますか?

 帰ってから今ちょうど6時になりそうなころです。
 ちょっとは、読み返して読みやすいようには少しはしたつもりですが、でもきっと読みにくい
 と思います。


 ごかんべんおば!





前ページ 『 当日に行なった整備内容 』へ

わからない用語は、ページ下段の【用語の解説辞典】で確認できます
「質問」
を送信される方には説明を返信しますので、利用してください

前ページへ
次のページへ移動します



 ● 妖怪ガレージ 持ち込み企画 「Vストローム250 整体編
           Yokai Garage Maintenance Event Report
     「バイクは新車がベストな状態ですか?」という質問で始まったこの企画、
     終わってみれば、車体の軽さだけでなく、燃費向上まで実現しました !


 ● 妖怪ガレージ 持ち込み企画  「ZX-6RR 分解整備編(1) 

     1台のオートバイに、正しい整備とセッティングを行なった記録です
     今回はZX-6RR, 主にフロント周りの整備、オーナー感想文から始まります




  ご質問やご提案は右のボタンをクリックで送信を!

メニューページ へ移動します サイトマップページへ移動します
GRA代表・小林 紹介のページへ移動します

オートバイの基本講座のページへ移動します
  
用語辞典へ移動します

ポリシーページへ移動します
コラム一覧ページへ移動します
前ページへ戻ります


許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.