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いつまでも、楽しく、安全な、オートバイライフの
環境作りに必要な事を、4項目に分けて解説します

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Common sense and insane

オートバイ ライディングの基本は、リア サスペンションにあります。
バンク角をコントロールして旋回するのも、アクセル操作で駆動力のコントロールをするのもリアタイヤ(ホイール)ですが、そのリアタイヤを路面にきちんとグリップさせ機能させる役割は、“ リア サスペンション ”の担当だからです。
リア サスペンションの正しいセッティングは、タイヤのエア圧調整に次いで、オートバイにとってとても大切です。この講座を参考に、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを目指して、適切なセッティングを施してやりましょう。

The basis of the motorcycle is the rear suspension. Let's do appropriate
setting it, for safe and comfortable riding..


  Preload Setting of the
  Rear Suspension


1.『 サスペンションの役割 』 Role of suspension

最初に、クイズ,、質問の回答を考えてみてください。
オートバイを正しく理解して、その性能を適切に引出して、良いライディングをするヒントがそこにあります。


クイズ・質問 【 サスペンションは、何のためにあると思いますか? 】



GRA、オートバイの動きの基本はリアサスペンション、Z1000 Ninja, Rear suspension is the basis of a motorcycle

           ※ 上の画像にタッチすると、ライダーが乗って、サスペンションが動きます
           ※ サスペンションは、前後のタイヤ(ホイール)と車体との間にあって、
             タイヤが上下に自在に動くのを助けている装置です



もし、回答が「 乗り心地を良くするため 」だったらチョット惜しいです。
より正しくは、ライダーの思い通りにオートバイが走るための装置なのです。

もちろん、サスペンションは乗り心地を良くする役割も果たしていますが、タイヤを路面に正しくグリップさせる為にも一生懸命に働いているのです。
どんな路面を走る場合でも、どんなアクセル操作やバンク操作をする場合でも、タイヤを常に路面に接地させてグリップさせて、ライダーの思い通りの走りが出来るように働いているのです。

ライダーがその働き方を直接観察する事はできませんが、その働きは人がスポーツ をする時の“ひざ”の働きと大変に良く似ています。



GRA、オートバイの動きの基本はリアサスペンション、Rear suspension is the basis of a motorcycle
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2.『 サスペンションは“膝 ”だ 』 Suspension is a "Knee"

人がスポーツをする時、“ (ひざ)”はとても大切な役割をしていて、オートバイの“サスペンション”も同じ様に大切な役割をしています。

≪ Point 1 : 適切な動き ≫ Appropriate movement

地上で行なうほとんどのスポーツでは、足にきちんと体重をかけて次の動作に移れるように、人は状況に合わせて常に“膝”を動かし続けています。そのため、仮に、“膝 ”を全く動かせないように固定すると、足を踏ん張る事が出来なくなって、思い通りの動作が出来なくなるほどに、“膝”は大切な働きをしています。

それは、オートバイの“サスペンション”も同じです。
オートバイが走っている時、どんな路面状況や天候、速度であっても、常にタイヤを路面に接地させてグリップするように、“サスペンション”は常に動き続けています。仮に、“サスペンション”を全く動かないように固定してしまうと、タイヤは正しくグリップが得られず、オートバイの運転も思い通りにならなくなるほどに、“サスペンション”はオートバイにとって大切な働きをしているのです。

GRA、オートバイの動きの基本はリアサスペンション、Rear suspension is the basis of a motorcycle
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≪ Point 2 : 適切な沈み込み ≫ Appropriate sinking

もう一つ、“膝”はスポーツで大切な働きをしています。
それは、次の動作へ速やかに移る為や、衝撃を上体へ伝えない為に、膝の“角度”を常に最適に保っておく役割があるのです。優れたスポーツ選手は、その瞬間の動作の中で、膝を曲げておく最適な“角度”を覚えているからこそ、優れた動きが出来るのです。

それと同じ事が、オートバイの“サスペンション”にも当てはまります。
つまり、ライダーのアクセルやブレーキ、バンク操作に適切に応える為に、オートバイのサスペンションには、最適な“沈み込み量”を保っておく役割があり、その最適な“沈み込み量”になっていれば、オートバイは優れた動きが出来るのです。



3.『 “沈み込み量 ”の大切さ 』 Important preload adjustment

“沈み込み量”とは、ライダーが乗車してサスペンションが動いて、車体が下がる量の事ですが、それが最適な量になっている事が大切なのです。

ただ、オートバイは(自動車と較べて)車重(重さ)が軽いので、乗る人(ライダー)の体重が少し違うだけで、沈み込む量が大きく変化してしまうため、ライダーの体重や体格に合わせて最適な“沈み込み量”に調整をする事がとても大切で必要になります。
そして、この“沈み込み量”の調整こそ“プリ ロード調整”なのです。


≪ Point : 標準装備の調整機構 ≫ Standardized adjustment mechanism

それほどに大切な“プリ ロード調整”ですから、ほとんどのオートバイには、ライダーに合わせた調整ができるように、リア サスペンションは調整(セッティング)が出来る仕組みになっています。そして、ライダー自身がその調整ができる様に、専用工具が車載工具セットの一つとして標準装備されているのです。

ほとんどのライダーにとって“プリ ロード調整”の事は、教習所や販売店では伝えてない事ですから、気にした事が無くても当然でしょう。しかし、この“プリ ロード調整”が適切にされていないと、オートバイは本来のグリップ性能や運動性能、操縦安定性を発揮できないので、ライダーにとっても真に乗り易い状態といえず、決して安全とはいえません。

どうぞ、この機会にあなたに合わせてオートバイの“プリ ロード調整”を施して、今まで以上に楽しくて安全なオートバイライフを実現させましょう。


< 解説文章と画像 :小林 裕之
 < texts and images : Hiroyuki Kobayashi >
 





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