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いつまでも、楽しく、安全な、オートバイライフの
環境作りに必要な事を、4項目に分けて解説します

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Common sense and insane

オートバイ ライディングの基本は、リア サスペンションにあります。
バンク角をコントロールして旋回するのも、アクセル操作で駆動力のコントロールをするのもリアタイヤ(ホイール)ですが、そのリアタイヤを路面にきちんとグリップさせ機能させる役割は、“ リア サスペンション ”の担当だからです。
リア サスペンションの正しいセッティングは、タイヤのエア圧調整に次いで、オートバイにとってとても大切です。この講座を参考に、いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを目指して、適切なセッティングを施してやりましょう。

The basis of the motorcycle is the rear suspension. Let's do appropriate
setting it, for safe and comfortable riding..


  Preload Setting of the
  Rear Suspension


12.『 適正な乗車時の車高 / 1G'時 』 Proper ride height

では、あなたのオートバイの プリロード量の計測の前に、もう一度、リア サスペンションの適切な“プリ ロード”について確認をしましょう。

基準となる“適正な乗車時の車高”(1G'時車高)は、あなたがオートバイに乗車した時(1G'時)に、リアサスペンションのストローク量の内の 1/3 だけ沈んでいる車高になります。

そして、その ストローク量は 以下の測定・計算値、又は メーカーの公表値(ホイールトラベル量)になります。

リアサスペンションのストローク量
      = 「0G時の車高」-- 「フルボトム時の車高」
 

そして、ストローク量の 1/3 だけ沈むイメージは 下記の図の通りです。

GRA リアサスペンション プリロード調整、適正調整のイメージ図

なお、上の図では、お勧めしているリアタイヤ(ホイール)上部の描いたマーキング部とは異なっていて、テールカウル部の上下の動きで説明してありますが、考え方は同じです。
前ページで説明した マーキング部での調整も、上図と同様に、ライダーが乗車した時の車高( 1G'時車高 )が、伸び切り時(0G時)の車高から ストローク量の 1/3 沈み込んだ車高と同じになる様にするのが プリロード調整の基本です。

注意!> この調整作業で合わせる 1G'時車高は、「基準」として覚えて下さい。
 調整した後で走行してみて、必要に応じて、求めた 基本調整を基準にして、
 例えば 調整用リング (後述: プリロードアジャスターリング)を 1段階調整
 とか、約 10度 プリロード量アップへ調整するなど、後々の調整の際の基準だ
 という事を覚えておいてください。

注意!> これは、整備・セッティング作業すべてに共通している考え方ですが、
 必ず「基本」となる 値(数値)は求めるか決めておいて、常にその値を 基準に
 して 整備やセッティングを行なうものだと覚えておいてください。




13.『 測定してみよう! / 1G' 時車高 』 Let's measure ride height

では、実際に 1G'車高(ライダーが乗車した時の車高)を計測しましょう。
測定した車高(1G'時車高)が、目標としている基準“1/3 沈み込み”になっているかを確認しましょう。


GRA リアサスペンション プリロード調整、乗車時車高の測定


GRA リアサスペンション プリロード調整、実際の調整の様子

測定の際には、ライダーが乗車して走行している状態を再現する必要がありますので、乗車したライダーは両足をステップの上に乗せ、オートバイは直立させておく必要がありますので、下記の画像の様に、手配したヘルパーさんは、オートバイを直立させる役目と メジャーで測定する役目を担当します。

注意!> この時のライダー役は、必ずあなた本人が行ないます。別な人を
      ライダー役にすると、体重や体格の違いから、あなたに適した調整
      にはなりませんので注意しましょう。


GRA リアサスペンション プリロード調整、実際の調整の様子

GRA リアサスペンション プリロード調整、実際の調整の様子

注意!> あなたがライダー役になって乗車している時、オートバイの直立を
      支える役目の人は前後どちらからでも構いませんが、直立をサポート
      するだけに留める必要があります。特に リア側を支える際に、上から
      押さえる様に支えると正確な調整は出来ないので、注意しましょう。

注意!> 計測の際には、出来る限り水平な場所で行ないましょう。特に、前後
      方向に傾斜している場所で行なうと、前後どちらかに荷重が偏って
      正確な計測と調整にはなりません。

計測した乗車時の車高(1G'時車高)が、ちょうど 1/3 沈み込みになっている場合やそうでなかった場合でも、現在の リアサスペンションの調整位置(後述:プリフォード アジャスターリング)は必ずメモしておきます。
基本の 1/3 沈み込みになっていない場合には、次々ページの解説を参考に、リアサスペンションを調整して、1/3 沈み込みになるようにしましょう。

また、ヘルパー役の人が手配出来なかった場合には、次ページの 『一人でプリロード調整』解説を参考に調整に挑戦してみてください。


< 解説文章と画像 :小林 裕之
 < texts and images : Hiroyuki Kobayashi >
 






● 次ページで『 一人でプリロード調整 』を解説します

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