人は誰でも経験した事には雄弁になり、経験していない事には及び腰になるもの。
トラ君がやって来る以前、購入した数多くのオートバイで“バッテリーあがり”は数多く経験したけど、そのどれもが バッテリーの寿命や不調が原因だったから、交換が最善の解決策だった。
だから、今回もバッテリー交換が真っ先に頭に浮かんだ。
しかも、相談した知人からも「 リチウムイオン電池に交換したら再始動できなくなった事があって、標準の鉛電池に交換して解決したよ」という言葉に背中を押された結果、
「 バッテリーを交換しよう !」
となった。
しかし、リチウムイオン電池の軽さの魔力の虜に完全になっていたので、今更 リチウムイオン電池を捨てる事ができず ・・、
「 別のメーカーの リチウムイオン電池だったら解決するだろう! 」 の決断になった。

手前の二つの緑色のがバッテリーあがりを経験した電池で、右端の黒色が新しく購入した
リチウムイオン電池だ。
純正の 鉛電池の重量が 3.2 s なのに、リチウムイオン電池だと 0.8 〜 1.0 s
なのだ。

新しく交換した電池は快調だった。
翌日の日曜日、そして翌週の土曜日と、ちょくちょく連れ出しやっても、機嫌良く
ガレージまで戻ってくれていた。
お蔭で、新しく組み替えたフロントフォークスプリングのチェック走行を多くこなせ、
9月10日のイベント「ライディング講習」がますます楽しみになっていたから、まさか
また同じ病状の発症に悩まされるとは、この時は予想さえしていなかった。
<つづく>
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