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 GRA コラム   「 VTR を買った彼 」
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  4. オートバイの良し悪し    

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無事にVTRを港で受け取った彼は上機嫌だった。
実際に、「 無事に到着! 」の報せと お礼のメールが届いたが、その文章はお世辞以上に喜んでいる気持ちがあふれ出ていた。

後は、整備して車両本来の良さを引き出す作業の過程から、基本的な整備の大切さ、 セットアップ(セッティング)の基本的知識、そして何よりも ライディングの技を 車両(VTR)から教えてもらう事を学べば、随分と買い得な教材であり友達になれ るだろう。
  
オートバイの良しあしは、基本的には その車両の設計者(デザイナー) と テストライダー(試験・走行テスト担当)によって決まる! と考えるのは正しい。

性能の優れたエンジンを搭載し、魅力的 なデザインと塗色のオートバイだとして も、テストライダーの人達の仕上げ作業 を軽視しているメーカーからは良いオー トバイは生まれない。

逆に、地味なエンジンと車体だとしても、優れた能力のテストライダー達の作業や意見を重要視して、彼らの合格サインが出るまでは販売しないメーカーのオートバイは一般的に優れている。

というのも、設計図や仕様(スペック)には決して表われない、オートバイの素姓、 マナーの良さ等は、テストライダーの方々の作品だと言っても過言ではないからだ。
彼らが長年に亘って、あらゆる状況の中で、様々な仕様のオートバイを走り込んで身体の中に蓄積させてきた “ オートバイの真髄 ”こそが、市販される オートバイに吹き込まれるべき “ 魂 ” だからだ。


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