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 GRA コラム   「 VTR を買った彼 」
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  6. 彼は、模範ライダーだ    

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そんなVTRを手に入れた彼と電話したのは、到着してから 10日後ほどの事だ。

「 小林さん! ハンドルは何センチ アップしていますか? 」
「 プラグコードは、何を入れていますか? 」
「 フロントフォークは、何ミリつき出しの変更をしていますか? 」
「 フロントブレーキのキャリパーを、○○車のに変更しますが ・・ 」

・・ と、質問の嵐が吹き荒れた。

参った!
一体 彼は、車両に吹き込まれた “魂” を磨かずに、 イメージで 車両を勝手に
作り上げようとしているのか ?
参った! 何と言えば良いのか?

      *     *     *

ここで “彼”の名誉のために、彼の事を簡単に紹介しておこう。
実は、彼は“ 模範ライダー ”なのです。

二輪車安全運転競技大会の有力選手として名前が知られている彼は、何度も県の代表選手として、鈴鹿サーキットランドで開催される、全国大会に出場しているほどで、オートバイの運転技術が高く、それなりにメカニズムについても知っている人だ。
(・・ と思う )

実際、彼と同じ車両でコーススラロームのタイムを競った時、彼の方が速かった事もあったほどに腕は確かだ。
(僕との比較だけど・・♪)

そんな彼だから、地元では“名士” だ。
地元の全国二輪車安全普及協会( 通称 : 二普協 )の役員の方とは顔が効くし、
その影響力で、主だった オートバイ販売店の店長や自動車学校の管理者の方、
そして 白バイ隊の面々とも知り合いだったりする。

つまり、一般的なライダー以上に模範的な立場の人、なのに ・ ・ ・ 。


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