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 GRA コラム   「 VTR を買った彼 」
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  7. 基本はノーマルだ    

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彼 :「 小林さん!  ハンドルは何センチアップしていますか ? 」
僕 :「 ハンドルはノーマル位置のままだよ 」
       「 あの車両は、フロント荷重のバランス変えたらダメよ 」

彼 :「 プラグコードは、何を入れてますか? 」
僕 :「 電装系の基本は導通の確認・確保が基本 」
       「 プラグコードは問題無ければそのままで、電装品の各端子部に 接点復活剤
           を塗布して導通の確保をして、敢えてするならばアー シング用のケーブル
           を取り付けて、アース(接地)確保するだけで十分だよ 」

彼 :「 フロントフォークは、何ミリつき出していますか? 」
僕 :「 フロントの設定は、乗車時の車高を最適値に合わせる事が肝心 だよ 」
       「 最適な車高値を求める前から、つき出しだけを考えるのはダメよ 」

彼 :「 フロントブレーキのキャリパーを、○○車のに変更しますが ・・ 」
僕 :「 ノーマルのオーバーホールで十分だよ 」
       「 微妙なタッチに応える仕様にするならば、レバーからピストンに至る まで、
           接触面の研磨や減摩処理、ゴムやフリュードの更新に気を 配るべきだよ 」

・・ と、 ここまで言っても彼は 電話の向こう側。


  果たして、こちらの意図を正し
  く受け留めてくれているかが全
  く分からない。

  どうも、僕が“ノーマル” で
  乗っているという言葉が信じら
  れないようだ。

  しかし、“ノーマル” と言って
  も、新車で販売されている状態
  の事ではない。

車両を設計して実際に試作とテスト走行を繰り返して決定された仕様、車両そのものの“魂”が籠っている状態が“ノーマル”(基本/原型)であり、それが基本なのだ。


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