1995年から2000年までの【イベント活性期】6年間だけで、合計230回を超えるイベント開催数と12,000人を超える参加者を集めるなど、数多くのライダーにスキルアップと楽しみの場を全国的に提供してきましたが、より大切な目標を達成するために、2001年から、活動の方向性を大きく見直した時期が 【 脱皮期始動期 】です。
ライダー自身が社会的な問題点や課題を改めて見つめ直し、社会的な“意識”や“心”の育成につなげることを目標にしたのが「第1期・脱皮計画」です。そこから、GRA活動の脆さや労苦への配慮心を生み出し、楽しむ環境はライダーが自ら守り育てることが大切だという意識を育てるのを目標にしました。
競技性や趣味性の高いスポーツと認知されるようになった「ジムカーナ」から距離を置くために、「“草”ジムカーナ」という名称に変更したイベントを開催したり、自発性を促す企画を印象つけるために“わいわい”という名称をイベント名に冠するなど、新しい方向性を浸透させるための企画を進めました。
しかし、イベント開催の度に長時間のミーティングをするなど、手探り状態で育成活動を精力的に行ないましたが、その活動意図は十分に理解されず参加人数が減っていくことになりました。
そのため、イベントの楽しさを充実させるための工夫を重ねていきました。
ただ、イベントを開催する活動を従来程度に維持しながらの“方向転換”は決して容易でないという結論に至り、その経験を活かして【試行錯誤期】へと更なる“脱皮”を行なう事にしたのです。 |