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 『 フロントフォークの整列 』
       「 妖怪ガレージ日誌 」より
 Front folk alignment adjustment


      トラは、僕の愛車 トラ君の事
      トラは、設計当初から、未成熟な前脚と後脚を持っているが
      造り手の熱気は日本に無い香りを感じている

      今日は、トラ君と、懸案の前脚の件で会話を交わした


『 明るい希望 』

前回開催のイベント、クリニックで感じたのは、「 ターンでフロントを追い込むと、なよっ、という具合に頼りない 」だった。

このトラ君、勝ってからずっとフロントには色々と悩まされ続けていて、試行錯誤、最近はフロントフォークの固定ボルトの締付けトルクを低く変更している為か? と、イベントからの帰り道に考えてた。

そう考えると、急に頭の中に明るい希望の光が差し、「 そうだ、きっとそうだ! 」と前を向く力が湧いてくるから不思議だ。 でも、仕事作業が目標から遅れているのを言い訳に、「 いいや、今度また 」なんて先延ばしにのを、ようやく決行する事にした。



『 締付けトルクの変更 』

トラ君、フロントフォーク固定用ボルトの締付けトルクは、上ヨークは 24 Nm、 下ヨークは 20 Nm、そして アクスルシャフト固定用は 22 Nmだけど、丁度 2年程前から低い設定をトライしていて、先日の仕様は、上から 22、18、20 Nm だった。
それを、下ヨークは 純正指定の 20 Nm に戻して、改めて チェックしてみるのだ。

その作業と一緒に、フロントタイヤのエア圧を、以前良い結果を出していた、2.30 Kgf/p2 へ変更した。( 冷間 / 路面温度 19℃ )
  





『 人参とパスタの芯 』


公道を走り出して、直ぐに感じたのは フロントフォーク の剛性感アップだった。
頼もしいと言えばそう感じない事も無いが、冷蔵後の中で眠らせ過ぎた人参や、加熱時間を少なく間違えてしまったパスタの様に、その乗り味、ストローク感に“ 芯 ” がある感じだ。 決して好きではない。

「 芯も味の一つ 」と諦めて、少し走ってみれば、「 ノーブレーキだと愛想がいいが、ブレーキを使って追い込むと機嫌を悪くする 」のは少しも変わっていない。
いや、前回とは路面温度や環境が違うので一概には言えないが、前回より頑固さは増しているように感じる。

こうなれば、フロントスプリング君にもっと仕事をしてもらう為、ストローク量を思い切って伸ばしてみるのも悪くないかも? 今h、残って仕事をしたくても、無理やり帰らされているような感じ。働き方改革も考えモノ。
つまり、フォークオイルを 5〜10 t ほど一気に抜いて、ストローク量を 5〜10 o 程多くして、スプリング君にもう少し多く仕事をしてもらうのも悪くないかも?
ブレーキで追い込んだ時、トレール量は現状より確実に減るけど、フロントタイヤのエア圧を高めたから、フロントタイヤの方向安定性ははっきりと感じられる様になっているので、案外、良い結果に近づけるかも? だ。

また、新たな希望が湧いてきた。 悲観的なのか楽観的なのか?



『 スニーカーでの練習効果 』

改めて意識をしてみれば、スニーカーで走るのも悪くない、良い練習になる。
例えば、一般道を走る時、両足の踵とくるぶしの内側で微妙なバンクコントロールをすると気持ちが良い事に気付かされた。
よく「 ニーグリップして! 」と指導も受けてきたし、そういう風にも言ってた事もあったけど、やっぱりバイクコントロールは 両足ステップでやるもんだとわかる。

スニーカーだと、その微妙な力加減でのバンクコントロールは感じやすいけど、分厚いライディングブーツだと分かり難い。もう少しラフな印象だ。
それ以上に改めて学習できたのは、ステップへの荷重位置のコントロールだ。

僕は、両足の土踏まずをステップの上に置いて移動させないから、そのコントロールは傍から見ても分からないだろう。
ステップは単に上から踏み下ろすのではなくって、状況に応じて、荷重を入れる場所と方向を変えてやると、オートバイが簡単にコントロールしやすいのを改めて感じて勉強させられた。
ステップの外側と内側の踏み分け、それも真下の方向だけではなく斜め後方への踏み分け、そして内側へは足首側面でのステップホルダーへの荷重など、これも、靴底が柔らかく薄いスニーカーだからだ。

本当に、いつもオートバイからは色々と教えてもらえるから楽しい。だから、上手くなりたければスニーカー、怪我をしない為にはブーツ。 後は、本当の良い意味で 自己責任。







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