今回は小林代表を含め6人のメンバーで開催。
今回の「私のわがまま」は「トライカーナ=メリハリのあるターンと加減速」
「ハングオフ=ライディングフォーム」等々。
豆腐の角のごとく研ぎ澄まされた感性と、
伸びたラーメンの様な柔軟なテクニックに、
さらに磨きを掛けたい!・・・のだ。
(自分で何を書いてるかよく分からんが・・・)
いつもの通り、ディスカッション。
それぞれの「今日のわがまま=トレーニングメニュー」を話し合う。
その結果を小林代表が「コース設定」と「メニュー」として具現化してくれるわけだ。
その後、今回は紅一点のTさんの監督の下、「受付」を体験。
参加に必要な書類や保険証の確認、名札の有無等々。
「何から何まで自分たちで行う」ハズのGRAにいて、三回目の参加にして、初めての役回り。
やってみると簡単な作業のハズなのに、その手順を全く知らなかった。
もっともっと、以前から「他の人が受付を行う様子」を見ておくべきだったと反省。
「他人が何しているかを見る」ことが出来てないね、俺って。
でも・・・これで次回はバッチリ完璧に出来ますよ! d=(`ヘ・)=b
次回の受付は俺の勝ちですね!(・・・”勝ち”ってなんだよ?)
その後、準備体操とストレッチを行う。
毎回のことだが、普段使っていない筋肉がすでに悲鳴を上げる。
前半から晴天に恵まれ、一皮むけたタイヤも絶好調。
さらに練習走行のコースが意外と高速な設定。
小回り苦手の私でも、かなり楽しいライディング。
タイヤを換えたせいで、以前より思い切って行ける!
タイヤの状態と温度は本当に大切だってこと、改めて認識。
それでも、取り付けたアンダースポイラーが擦るほど寝かせても、まだタイヤの端までは使えない。
「もうちょっと行けるはず!」と思いながら「寝かせろーーー!」 の声に応援されて走るが、
そのうちにステップが擦ると、それで思いっきり自分がビビル!!(^_^;)
バイクは高性能なのに、自分のハートがついて行かない。 ・・・
ま、良しとしよう。(-.-) 次回頑張ろう。
次回はきっと上手くできるはずだ。 (”裏付けのない自信”だけは、誰にも負けない俺。)
かなり楽しいライディング。
・・・・のハズだったのに、それを数周、長時間繰り返していると、だんだんあちこちの筋肉がダレ始める。 普段から足りない集中録が、さらに無くなっていくのも感じられる。
練習走行が終わった頃には、ドライTの上に来ていたスェットを脱ぐ羽目に。
「はぁ・・はぁ・・」と息をつくほどに走り込むって、凄い。
普段体験していない。
それだけに、普段絶対に気がつかない部分に気がつく。
さらに「8の字」の練習走行では、「キッチリ右回り。それが出来たら左回りに移行」なのだが、
「出来るまでは同じ方向で円を描き、出来たと思ったら切り返して反対回り」という練習をしていると、小林代表が事前にアドバイスしてくれた「右ターンと左ターンで違う部分」が明確に出た!
これが今日の成果の一つ!
使っている筋肉が疲労してくる。
それが、右回りと左回りでは全く別の部分だった。
今まで、右回りと左回りでは、右回りを不得意にしていた。
左回りを繰り返し、右回りに移る。
右回りは安定しない。
それを安定させる為に、右足の太ももの内側に力を入れ、同時に太もも内側の筋肉でタンクを左に押しながら、同時に上体を支え、しかも腰を「左内側に切る」ような作業が必要だった。
そして、それが解ったのが「長時間走った事による筋肉の疲労」から判ったのだ。
つまり、今までは左回りの時には、そういう動きをするときに必要な筋肉に力が入っていない上体。 だから使っていない筋肉に疲れを感じ取ることが出来た訳だ。
これこそ「右回り・左回りの長時間反復練習」をやらなければ判らなかった。
もう一つ!「バイクは一定に動き続けようとしている。
バランスを崩すのは乗っているライダーだ」との小林代表のアドバイス。
さしあたって走りながら呼吸を整える事をやってみた。
結果、息を吐いているときは余分な力が入っていない。
ハンドルにも力が掛からない。 これも発見したこと。
90度ターンの連続走行では「アクセル操作=どこで開けてどこまで開けてどこで閉じてどこで傾けるか」が実感出来る。
開け始めのポイントがズレた瞬間に、次のターンが決まらない。
修正すればそこでタイヤが滑る、あるいはラインが膨らむ。
逆にピタリとポイントにはまればターンがピタッと決まる。
気持ちいいほど決まる!
最後のタイムトライアル。
ここでも光電管計測器の使い方を初めて知った。
測定結果の記録も、前回やったはずなのに、ちゃんと覚えていない。 ダメだね、俺。
でも次回に期待しているから頑張れ!(・・・と、心の中の俺が言う。)
実際の走りでは、自分では30点の出来。
全然ダメ!悔しかった!!!
スタートはいつも通り、後方確認がてら、神戸港の水面に向かって「海のバカヤロー!」からだ。
一本目。ダメ。
二本目。今度は、後方確認の時に「海よ!お前が大好きだ!」と行ってスタート。
結果は2秒縮まった。
計測してみると・・・事前の練習で「いろいろ気がついた」けど、「まだ自分のものにはなっていない」から、すぐに「下手くそ」が顔を出す。
腰を切ることも、ポイントをねらって開けることも、パイロンの頂点を睨みながらの小回りも出来ないままに、光電管は無情に時を刻む。 ・・・ま、良しとしよう。(-.-)
次回頑張ろう。
次回はもっと上手くできるはずだ。 (諄いようだが、”裏付けのない自信”だけは、誰にも負けない俺。)
余談だが、途中、強風と叩き付けるような雨が俺たちを襲った!
猛烈な暴風にパイロンは吹っ飛び、海に向かって帆掛け船の用に走り出した。
パイロンの危機を救うために、コースを走って拾い集めると、次はテントが空に舞い上がろうとして居るではないか!
みんなで二つあるテントを押さえ「片づけよう」の声で、みんなが一つのテントをたたんでいるとき・・・気が付けば、そこには一人でテントを支える俺が居た。
瞬間、いやな予感がしたが・・・次の瞬間、マジでテントが舞い上がった。
そして、足が地面から瞬間浮いた! 「ああ・・・大空へ・・・」と1秒だけ思った。
すぐに押さえてくれたメンバーのおかげで、何事も無く済んだが、
ちょっとドキドキの体験だった。
さて、テントの中ではディスカッション。
GRAの運営に関して、小林代表が代表なりの考え方を話してくれる。
併せて、諸問題を話し合う。
自分なりの意見を述べる。みんな、いろいろな意見がある。
しかし、一から十まで「取り決める」というのは難しい。
毎回参加するメンバーが、それそれに価値観を持ち、基準を持ち・・なのだから。
かといって、諦めているわけではない。
考え方として、「GRAの健全な存続と正常な発展」は「規律によって守られる」ことも大切。
しかし、やはり「同じ方向を向いているメンバーが集まる」だけではなく「同じ方向を向けるメンバーに育てること」も必要だと思う。
だからこれから自分は、こうすることにした。
そこに問題が有れば、問題を指摘する。 でも、その方法は「せっかく参加したメンバーが”しょげない”ように、でも”気づいてくれるように”。そして”励ましながら”。」
これも余談だが、
テントの中で雨露をしのぎながら、タバコをに火を付けると・・・メンバーから次々に避難の声が!
その情景はまるで、新約聖書のヨハネによる福音書13章にある「12弟子の中の一人」である、裏切り者のユダと、それを囲むその他の使徒のようだ。
失敗失敗・・・(^^;)次回から気をつけます。ごめんなさい。
でも忘れないでくださいね。
私は「禁煙が出来ない」のではなく「自分の意志で自信を持って喫煙している」ので。
さて! 次回のサザエさんは・・・・
@90度連続ターン!
A変形トライカーナ!
A長距離コースを設定しての走り込み! ・・・の3本です!! |