■ 5月14日 GRA講習の感想
今回のテーマは、『ブレーキとアクセルワーク』で内容としては真っ直ぐ加速・真っ直ぐフルブレーキ・緊急回避・ブレーキの構造とメンテナンス・サークル理論による定円旋回からのアクセルによる定円脱出とブレーキしながらの定円軌道侵入の大きく別けて5項目位の事をしました。
まず最初に感じたのは、真っ直ぐ加速とブレーキで車体が傾かなくなった事。
前の講習の時にしたときはフル加速時に車体が左に傾いていたのが真っ直ぐ加速でき、ブレーキ時に片手でも真っ直ぐ止まれるようになっていた事が整立を何度も取りメンテナンスの積み重ねで出来るようになっていました。

普段の練習では、症状の為に無意識に間を取ってしまって限界ギリギリの挙動はなかなか見れて
いなかったのと前回まではフルブレーキをすると底付きから容易にタイヤがロックしてしまって
確認が取れなかったことが、今回は改善してきたことでちゃんとフルブレーキ出来るようになった
ことで(笑)車体側の確認がしっかり取れました。
■ 見比べての面白さ
面白いなと思った事は、VFR400さん(今回はマシーントラブルで残念でした。)が私のSR400と小林さんのVTR250に乗り比べてサークル理論の脱出・進入をしているのを見ていた時に、
オーナーの考え方の違いによりセッティングの違いがライディングにも現れていました。
自分のバイクの走っているところを見る機会は多く有りませんし他の車両との足回りの動きを
客感的にみて比較する機会もあまり無いので今後のセッティングをどうしたいのかイメージし
やすくなりました。
■ タイムトアライアル練習から次の課題が
それと、光電管を使ってのタイム計測をしながらミニコース走行でライン取りがバラついてタイム
がとッ散らかっているかが良く分かりました。
今回のベストタイムを安定して出せるようになりそこから次の一歩を模索する事が大切なのが良く
分かりました。

次のステップとしてフルブレーキでロックしない事を確認出来たので、今はまだフルブレーキ中に
ストロークの落ち着きが無くフワついているのでラインがバラツクとゆう状態なので1G'の数値と
全ストローク量の値から油面調整でどこで安定させてブレーキからアクセルON時の繋がりをスムーズになるようにもっていき自分のイメージラインをトレース出来るようになる確率を上げていきたいです。
【事務局より 】
確かに、昨年開催したライディング講習で、狭路での直線加速では少し苦労されて
いましたが、今回は全く気にならない程度でしたね。
こういう機会を捉えて、しっかりと車体整備をされている事が実りましたね。
また、日頃からの豊富な車両整備の知識を活かして、今回は 「ブレーキの構造と整備」を
レクチャーして下さり、お世話様でした。
また、ご自身の体験や知識を、多くの人々と共有して下さる事を期待しています。
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