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イベント名 GRAの自由練習会
開催日

2017年 6月 11日

開催場所

りんくう公園 特設会場 (大阪府)



バイクとの対話の難しさ ・・

見学参加をした感想は・・

油面調整とそのフィーリングは ・・

楽しかった事や嬉しかった事・・

I君のアドバイスが心に残り ・・

 

 


バイクとの対話の難しさ・・          

兵庫県  Y さん


■ 前から気になっていて ・・

前から、ネットでみて気になっていましたが、1度GRAに参加してみたいと思い自由練習会に
参加してみました。

他の2人は、常連?1人は、見学と代表と5人でした。

■ 8の字の練習は

自由練習なので、とりあえずパイロンおいて右回り・左まわりの練習をしてみました。
よくこのような講習会では、8の字が、使われることも多いと思いますが、代表に質問したら、
8の字は、難しい 右に左に動きあるので、コーナリングだけ・ブレーキだけシンプルに考えた方が、やりやすいと僕は、考えています。
うーん、なるほど一理あるなと思いました。
(これであっているのかわかりませんが)ライディングも人それぞれいろんな考え方が、あり、
また自分には、どの考え方が、あっているのかまだ、よくわかっていないのですが。
逆にそのような、きっかけをつかむ場所の一つがGRAでは、ないかと思いました。



■ タイム測定の体験

午後のタイム計測、自分なりに頑張ってみても簡単にタイムあがらないです。
代表の言われた、バイクとの対話、難しいです。
今回は、自由練習会でしたが、機会あれば、講習会にも参加してみたいと思います。


天気、曇りで日陰だと思い日焼け止め塗らなかったのですが、
結構焼けたみたいです。顔少しひりひりします。
やはり、曇りでも日焼け止めいりますね。



■ 代表のVTR250に乗って ・・

代表のVTR250も試乗させていただき、自分のと違うなと感じましたが、ポジション・
ブレーキのタッチ等は、わかりましたが、
その他、うまく説明できるほど、細かい部分は、わからなかったです。
ライディング技術向上すれば、その違いもよく理解できてくるのかなとおもいました。


今回、このような企画に参加させていただき、ありがとうございました。




【事務局より 】
今回は初参加ということで、しかも自由に練習する自主性を求められるイベントでした
から、色々と面食らう事もあったと思います。
でも、積極的に質問をされるなど(誰よりも 圧倒的に質問が多かったと聞いています)
熱心な参加意識には感謝しています。
どうぞ、何か“きかっけ”が掴めるようであれば、ぜひ、また参加を検討してください。
そのうえで、「こんな企画を!」 という要望も歓迎しています。



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見学参加をした感想は ・・         

兵庫県   H  さん

■ 不安や恐怖の払拭のために

GRAの自由練習会に見学として参加させていただいて。

普段バイクに乗っているときに度々感じる不安や恐怖、ひとえに自分の技術力不足から来る
それらを払拭したくて、自由練習会に申込をしました。

残念ながら、参加枠がなく、今回は見学としての参加になりましたが、とても良い刺激と経験が
できたと思います。



■ 不安や恐怖の払拭のために

見学参加するにあたって、どのような人達が参加するのかも分からない中、はじめは恐る恐る
でしたが、良い方達ばかりで少しずつ緊張もほぐれてゆきました。

いざ練習がはじまると、皆一様に黙々と反復練習を続ける様子が見られました。
いわゆる地味な練習ですが、バイクの挙動は軽快そのもので、まさに自分の求める練習風景で、
自分もこんな風に乗れるようになりたいと感じました。

見学参加でしたが、昼休憩中の空き時間を利用して、練習走行させていただく機会もいただけ
ました。練習をはじめると、はじめの5分でこの練習の効果を体感し、自分に必要なことだと
強く感じました。
今まで認識できていなかったバイクの挙動が少しだけ分かった気がします。

自分でも情けないのですが、練習後半、体力のなさや、もっと知りたいという焦りもあった
せいか、上体のバランスを崩しのけ反って、その勢いでアクセルを引っ張り転倒、自分も怪我を
してしまいました。

最終的には痛い結果となり、皆さんにもご迷惑をおかけてしまいましたが、非常に良い体験を
させていただいたと感じています。
怪我とバイクが直ったら、是非また参加させてください。
今後ともよろしくお願いいたします。





【事務局より 】
今回は参加申し込みの方が多くて、“見学参加”をしてくださり ありがとうございました。
昼休みに“見学参加”の特権(?)を活かして、自由に練習をされた際には、
色々と得るものがあったとの事でよかったです。
残念ながら怪我をされたとの事ですが、どうぞ まずはきちんと回復されて、
また機会がありましたら、ぜひ参加を検討願います。
『GRAのライディング講習』は、きっとオートバイの新しい特性を肌で感じられる
と信じています。

そのうえで、「こんな企画を!」 という要望も歓迎しています。


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油面調整とそのフィーリングは・・      

大阪府  N  さん

6月11日 自由練習会の感想


■ した事


フォークオイルを10ccづつ足して行きストローク量の測定とターンのしやすさを確認した。

追加無し     ストローク量125mm
10cc追加時    ストローク量118mm
20cc追加時   ストローク量105mm



■ 感想

今回は油面調整でストローク量を減らし「ブレーキターン時にブレーキによってシッカリと
荷重をかけタイヤを地面に押し付けられるようにしてターンイン時の挙動を安定させる」を
したい事として参加させていただきました。

前回の参加時にフルブレーキをかけてもロックさせずコントロールが出来ることを確認して
いましたが、設定したストローク量を確認するためにわざと油面を下げていたのでブレーキ
ターン時にストロークが有りすぎて [ターンへの低速での侵入速度は踏ん張り荷重を発生させる
ことが出来ずに遊びが発生]して自分のターンインのイメージラインが維持できない状態でした。

そこで、フォークオイルを追加して油面を上げるとストローク量がどう変化するのかを確認して
今後のセッティングの為に5ccづつ細かくデータ収集をしたかったのですが、時間の問題で
10ccづつにして20ccを足した段階でストローク量が105mmになったのでこれ以上追加する
とストローク量が少なくなりすぎるのでここで止めました。

フィーリング的には、追加無しではフルブレーキしても踏ん張り感がなく
10ccの118mmでは 沈み込んだ先では踏ん張りを感じるがそこまで沈むまで空走感がする
20ccの105mmでは踏ん張り感が強くコントロールもしやすいと思いました。

ストローク量自体は118mm〜105mmの間で良いことがわかったので、単調なコースだけ
ではいいのかどうかわからないのでショートコース走行の時に全体的なバランスと操作性を見る
ことにしました。

コース走行時の感想はブレーキを使って踏ん張り感を出せてはいるが思ったよりフロントが
入り込んでくれないでした。
全体的にフロントの動きが重いとゆう印象なので原因を考え出すときりがありませんが、
当日乗せていただいた他の参加者さんのバイクVTR250とVTR250Fi(乗せていただき
ありがとうございましたm(__)m)と比べるとフロントの腰高感が大きなと思いました。

VTR250に比べステム位置が高いのでドッコイショ感が強いのかな?とも思いますが・・・
元々安定性重視のセッティングにしているとは言えアクセルを開けながらのコーナリングの時
など直進安定性が強すぎるなと感じる時が有ったので、今後はフロントを少し下げてみるか?
フォークオイルの粘度を下げて沈み込みスピードを上げるか? など今後の課題も見えてきました。





【事務局より 】
参加される度に、明確な目標を持って参加してもらえている事に感謝しています。
というのも、他の参加者の方々や、この「感想文」を読んでいる方々へ良い刺激に
なっていると思えるからです。
オートバイとライダーの間の良好なコミュニケーションは楽しさだけでなく、
安全な走行にも欠かせません。
そのコミュニケーションを適切に保つのが 緻密な
「整備」であり「セッティング」です。
どうぞ、これからもコミュニケーションを高めていってください。

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楽しかった事や嬉しかった事・・       

神戸市   K  さん

前回は反省材料が余りに多すぎる参加となり、少々の気負いと言うか緊張感を前日より抱き
ながらの参加となりました。 
 
 
■ 参加に備えて

出発前より車体と人間のコンディショニングに気を遣っておりましたが人間は、
どう言った所で睡眠不足での参加は確定しておりますし、
車体も試走では問題は有りませんでしたが、自身の整備力と言うか見る目が信じられなくなり
いざ実際に走行してみたら表れるのでは?などと考えながら床に就くと益々もって寝付け
なかったりと、先日迄の参加前のテンションとは全く違う物となっておりました。

自身の思うには、良くも悪くもバイクに乗る事や走り切る事、自分の理想を叶えるには
どの様に事を運び振る舞わねばならないのか、と少し考える事が出来る様になったからではない
かと思っています。
それと言うのも、GRA様のイベントは自身で拾う「発見」も勿論そうですが
本人に分からない様にそれとなく「気付き」のヒントを与えていて下さるからに他ならないと
思っております。

順番が前後しますが、お陰様で今回も収穫が沢山有る上に、とても楽しい練習会となりました事を 御礼申し上げさせていただきます。



■ 楽しかった事 や 嬉しかった事

さて、話をイベントの方に戻しまして・・・
今回は代表と常連のSR400さんの他に、初めてお会いする方が2名居られました。
いつもは私が一番歴が浅い参加者ですので皆様にお気遣いを頂いているのですが
今回は私も気遣いの出来る様に、粗相のない様に、気を付けなければ・・・と良い緊張感を
もって参加する事が出来ました。

まずは午前中のエリアを参加者で分け合っての自由練習。
ジャンケンで勝ち進み、一番良い場所を頂いたのですが私の練習はそんなに広さを要する
練習は考えて居なかったので勿体無い・贅沢な事をしてしまったかな?と思いつつ、
10mの距離で配置したパイロンを延々とオーバル旋回や8の字旋回を続けておりました。

昔の私であれば、こう言った基礎の反復の旨味が見いだせなかったのですが
GRA様の練習に参加させて頂いてから、ともすれば地味と言われるこう言った練習の楽しさが
分かり始めて、自分自身の変化がとても興味深く面白かったりしています。

当日は天候にも恵まれ、どんどんとペースが上がっていき同時にバンク角も増し
右はセンタースタンドが接地、左はステップ?が接地しているのかな?
よく分からないけど 楽しいし、接地する状況も掴め出したからまぁ良いや!と思ってひたすら
旋回し始めのフロントタイヤの抵抗+エンジンブレーキによる減速感や
そこからその荷重をタイヤに掛けるイメージ(世間ではタイヤを潰す、と言われている感覚で
しょうか?)を楽しんでおりました。

暫く旋回・8の字・変則8の字+片手運転をしていると目が回って来たので、
休憩スペースにて回復を図っていると、見学で参加されておられた方に
「あれだけ乗れたら楽しいでしょうね!」と言って頂けました。
自身、いわゆる普通のバイク乗りでは無い事は多少自覚はしておりますが
自分の様な大した事の無いレベルの人間が、その様な評価を頂く様な力量は持ち合わせてはおり
ませんので、そんな事を言って頂けると考えすらしなかったものですから
恥ずかしくも有りましたが、とても嬉しくも有りました。
 

■ 当日の練習課題

この時点で当日の課題としては
・ステムの動きに人間が追従してあげる事(腕力・外力に頼らない)
・旋回手前の速度と旋回始めてからの減速加減を体で理解する
・切り返しで抜重しきらない滑らかな荷重移動をする
 (ビョン!ドシン!みたいな切り返しをしない)

そして気を良くして更にペースを上げた所、例の何が擦っているか分からない左旋回で
何かが接地し堪え切れず車体を放り投げてしまいました。
ほんの少し速度が上がっただけ、と本人は思っていましたが
その、ほんの少しの速度差でかなりの車高の変化が生まれていた様です。
自分ではステップ?かな?と思っておりましたが、状況の説明をした所
代表から、サイドスタンドのベースでは無いだろうか?と言う提案を頂きました。
そうなのかな?どうなんだろう?と言う気持ちは有りましたが
幸いにして私の車両は古い教習車と言え、ベースは当時のレースの為の車両。
サイドスタンドもボルト2本でベースごと外せる、親切設計でしたので
物は試し、と外して以後の練習に備える事としました。

また、車体の方もさほどのダメージは無かったので
レバーの向きと妖怪棒によるフォークの整列ですぐに復旧出来
また、左の接地部位はサイドスタンドのベースでドンピシャでありました。



■ レーサーも市販車も

今まで私は、ほぼ市販車のSTレーサーでは有りますが
それでもレーサーと言われる車両でしか、これ程にバイクと
触れ合う・声を聞く事などして来なかったので
そう言った車両が当たり前に出来る事が、実はそれは当たり前ではなく
設計者や製作者の方々のお陰で、あれだけ快適な乗り物に乗る事が出来ていた事を
知りませんでした。

レーサーと言う状態の車両と市販状態の公道車両との差異。
レーサーも公道車もある種のスペシャリティである事への気付き。
停車の事すら考えないで良い様なピンポイントに的を絞ったレーサー。
どこでも誰でもが困る事無く快適に乗る事の出来る様にメーカーに仕立てられた公道車。
どちらも方向性の違いこそあれどチューニング(調律)の賜物である事。
これらの少し込み入った所の違いに、これまた今更ながら気づく事が出来ました。

しかし、そう言った気付きは有ったものの、やはり転倒と言うものは避けて通らねばなら
ない物と言うのは明白な話です。
人間にも被害が及ぶかもしれませんし、設備にダメージを与えるかもしれません。
そして、その日の走行が適わなくなるかもしれませんし、そうなると
お金もかかってしまいます。
兆候は有ったにも関わらず、それらを踏まえて自制出来なかった事は
大きな反省点とすべきなのですが、現場ではテンションが上がっており
そこまで自制自戒が出来ずに後にもう一度、接地・転倒未遂をやらかすのですが・・・

そうして練習を続けると結構形になって来ては居るものの、私の
貧弱なオツムには考えて乗る事が結構な負荷の様で
昼過ぎの頃にはみるみる内に集中力・丁寧さが抜けて行きました。


■ ミニコース練習とタイム測定では

ミニコースを作成しての練習をさせて頂く段には
集中力が売り切れ状態の癖にスケベ心だけは健在で
ハンドルをコジるわ、リアブレーキで帳尻合わせるわ、と冷静になってみれば
朝から何をどうする為の練習をしてきたのか?と自身に問い詰めてやりたい走りをしていた
のですが
そこに思い至る程の集中力も残っておりませんでした。

結果、転倒こそしなかったものの今度は右旋回での問題点であるセンタースタンドの接地を
舐めて掛かり、一度大きく後ろが滑って結構危ない所まで行って持ち直したり
気張っても気張ってもタイムに繁栄はされないどころか、
疲労の蓄積速度が加速して行き腕に力が入って更に疲労を加速させたり、
知らない間に唇を 噛んで走って居たらしく唇が出血をしたり、
と朝からの練習での良い形を再現するどころか改善や修正に向けたアクションも起こせず、
タイムも走れば走る程落ちていく様な体たらくを披露し、
この日の走行時間を終えました。



■ まとめ

朝からの緊張感より開放され、楽しく実りの多かった個人連。
自身の浅い限界を露呈したタイムアタック。
この日も多方向に於いての経験値を積むことが出来ました。
現場や帰路では、自身の出来に不満に思う事も有りましたが
結果、冷静に考えてみればある程度の形も持って帰る事が出来、次への課題も
持って帰る事が出来、それ程悪い内容ではなかったのかな?と思う事が出来ました。

あとは自身の事では無いですが今回は、かなり痛そうな転倒をされている方が
普段に比べると多く、体のダメージの事も有りますし
御自身を取り巻く環境の事を仰られる方も 居られましたので、
そちらの方も気がかりだったりしました。

自身は幸い大した事の無いスリップダウンが1回だけで済み
転倒する事にもそれなりに慣れては居るつもりの身では有りますので
少々は大丈夫と思って舐めている部分が大いに有る事を自覚しました。
危険を伴う遊びですし、不測の事態と言うものは起きる物ですので
次回への課題とさせて頂きたいと思いました。




【事務局より 】
昨年の7月が初めての参加でしたから、参加してまる一年になりましたね。
その間、オートバイの緻密なコントロール技術が格段に向上し続け、
今回の個人練習では精度と丁寧さが一段と光っていたようですね。
後は、基本走行で得たコントロール技術をコース内で応用する技術まで
高めるだけで、確実に実力として身に着きますので、期待しています。
それ以外に、今回のイベントではビデオ撮影で大いに協力してくださり、
とてもありがとうございました。
ご自身の練習時間を割きつつ、他の方々への配慮して下さり、お蔭様で
良い映像を公開する事ができました。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。


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I君のアドバイスが心に残り・・       

神戸市   H  さん

■ リハビリテーションは進み

暫くオートバイから離れてから、改めてリターンライディングした頃は、
この自由練習会はリターン&リハビリテーションにとても効果的でした。
自分のペースで自分の技量に合わせて、疲れ過ぎない様に自由に楽しめました。

それから、参加する度に徐々にリハビリテーションの効果も高まり、
以前の様な緻密な車体調整へと気持ちが向くようになりました。
リターン直後は細かなミスが多かった整備勘も、整備を繰り返す度に練度と精度が高まり、
以前からのデータ記録帳を開く時間も増えいき、徐々にセッティングという“迷宮”の
入り口に近づいてきました。

オートバイ自身のバランスを整えるのはもちろん、ライダーとのバランスを整えるセッティング。
これか整ってこそ、もっと高い次元でもっと大きな喜びになるから楽しみです。


■ タイヤの交換

昨年12月中旬に交換したタイヤも摩耗限界(フロントのエッジ:0 分山)になったので、
今年発売の新シリーズへと交換しました。

従来の α-13(HR規格)から α-14(HR規格)へと手組み交換したのですが、設計に
小さくない変化があるようです。
ビード剛性とサイド(ウォール)剛性が落としてあり、しかも均質で適度なハリと潤い感(?)
が保たれていて、2000年代初期の M社製品のよう ???

α-10 時代から α-11、-12 の変化も味わってきたけど、今回の変化が一番大きい?
と思えるモノ。
しかも、ZR規格(適応速度レンジが更に高い規格)の α-14 は、別機:トラ に履かせたけど、
HR規格とは異なり、ビード剛性を従来より一段階高めるなど設計ポリシーも違っている?
それだけ、対応速度域の低い HR規格には最適設計されているのかも知れない。

これは、実際に走ってみるのが楽しみだし、新しくデータも取り直さなくては! と
この時は思っていたのでした。

しかし、それ以外に心配事も一つ。
脱いだリアタイヤのアブレーション(正常範囲の波立ち摩耗)が、右と左で違う!
右側は正しく路面で仕事をした跡があるのに、左側にはそれが少ない。

右と左での練習内容・頻度は変わらないので、ライディングの左右差があるのか?
それとも 前後タイヤの整列がずれているのか?
とりあえず、“前後妖怪棒”を使って前後整列を整えて、準備を完了しました。


■ アンダーステムブラケットボルトの変更

オートバイの操縦性に影響するボルトと言えば アンダーステムブラケット(俗称:三つ又)
の フォーク固定用ボルトで、その締め付けトルク次第で操縦性と安定性に大きく影響する
というのが持論。

今までは、“伸び”や“さび”が発生しやすいノーマル仕様のボルトから、「ステンレス」製の
ボルトへと変更して、それを基にセット出しをしていました。
が、ステンレス特有の“かじり”に悩まされてきたので、今度は「クロメート仕上げ」の
スチールボルト に 「グリス塗布」(スレッドコンパウンド塗布)へと変更したのです。

万全を尽くすため、ボルトサイズ:M10 細目(P 1.25)用のタップを手配して、ブラケット側
の ボルト穴を正しく整備し直し、ノーマルより 5 o 長いクロメート仕上げのボルトへと
交換して、締め付けトルクは ノーマル指定の 39 Nm(ニュートンメーター) から 36 Nm
へと落として様子を見る事にしました。


■ ダンパーセットも確認

もう一つ、言い訳をします。
リハビリテーションの楽しさにまみれて、整備勘の回復に神経を使って、
全く セッティングへの注意が不足していたようです。

いえ、フロントフォークの車高調整トストローク調整には注意を向けていたのですが、
リアのダンパーのセット確認には注意が向いてなかったのです。
その事に前日までに気づいていたので、リアのダンパー(減衰力)セッティングを、
過去のタイヤ α-12 でのセット値へとリセットし直したのですが、
タイヤの特性は変化している筈だし、ダンパーの経年変化はしている筈だから、
本当ならば 実際に走って確認・調整すべき事だったのです。

結局、「ダンパーセッティング」だけでなく、タイヤ変更による「タイヤ空気圧の確認・調整」、
そして アンダーブラケット ボルトの「締め付けトルク確認」など、大切な事を当日は全て忘れ、
後々後悔するハメになったのです。


 
 
■ 走ってみた感じは ・・

イベントが始まり、個人練習をしてみれば、「オートバイはイイ感じ!」

イベント専用新品ブーツの“慣らし”が中々進まないので、バンク角が稼げない。
バンクの度に路面で削り続けたけど、一番好きなバンク角での走行ができない!

でも、でも、オートバイの動きは安定していて、グリップ感が高くて良い感じでした。
実際に、ベテランSさんに乗ってみてもらえば、「安定していて怖くなくイイ感じ」と
お褒めの言葉をいただいた。

それでは!と、嬉しい言葉を更に聞きたくて、伸び盛り I 君にも乗ってもらった。
I 君も 「怖くないです」と言ってくれたけど、続いての言葉が気になった。

「 でも、以前の様な感じが、落ち着きの無いような雰囲気が懐かしいデス」(I君 談)

んん?
そういえば、ベテランSさん、初参加の人の ノーマルVTR に乗った後の言葉、
「 懐かしいですね、鈴鹿サーキットのトレーニング施設で乗った時の感じと同じです」

んんん? 僕の VTR は VTR では ないのかな?



■ ショトコース走行練習にて

午後 2時過ぎからの ショートコース・タイム測定走行練習は順調に始まりました。

「 うん、うん、安定していて 良い感じ! 」

でも、コースに慣れて、更にペースを上げて、コースとオートバイとの対話を高めようとしても、
これが一番楽しいし、スキルアップの活力だと言うのに、

「 反応が鈍い、口数の少ない、頑固なオートバイ !!」 になったのです。

ターンへ向けてターンインは出来ても、ターン中に べったり無口になる。
無口になるから ターンアウトに向けての アクセルポイントが掴めない。

ターンした途端に無口になるから、ターン部に置く “仮想 ベースサークル(基本円)”が
見えなくなり、ターンの一つひとつが手探り状態になるから、細かな切り替えしや
微調整さえやり難くなる。

「 何故なんだ!」と考えて、気づけば良かったのに、
そのまま走り続けて、ターンイン中に 左へ簡単にスリップダウン !
そう、あの“左”でした。
 




■ 帰路にて

イベントは無事に終了して、帰路の高速道路上で一日の走行をシミュレーション。
特に、個人練習で行なった 15 mピッチでの Oの字旋回 と ショートコース走行を。

この時になって、ようやく気付いたのが 大切な「タイヤのエア調整・確認」をしなかった事、
アンダーステムブラケットの「フォーク固定用ボルトの締め付けトルク調整・確認」と
新タイヤに合わせての「リア・ダンパーの調整・確認」を忘れていた事でした。

恐らく、新タイヤ α-14 に最適なエア値は 従来モデルとは違う筈。
このエア圧変更と 固定用ボルトのトルク値変更と併せて、ターン中に荷重を高めた時に
感じた フロント全体の“ ヨレ感 ”は解消できるかも。
そうすれば、ターン中の方向安定性がはっきりと出てきて、ベースサークル(基本円)からの
ターンアウト(アクセルONによる)もはっきりと見えたかも知れないな ・・・ と。

後悔 & 後悔

I 君の言っていた、「 以前の様な雰囲気も好きです 」のアドバイスもその時に理解できたのです。
オートバイが自らの意思をはっきりと持ち、「 こっちへ行きまっせ!」と言ってくる感じが。



■ 次に向けて

左へターンイン中に転倒したのは、リアタイヤのアブレーションが右と左で差が出ている事と
無関係ではないだろう。
実際、ガレージに戻ってから確認すれば、左右のアブレーションの差は依然として出ている。

リアスイングアームのピポット部、ベアリングとカラーの摩耗のチェック、
そしてピポットシャフト、ピポット周りのエンジンマウントボルトの分解・再整備 が必要だ。

「最適エア圧」、「最適フォーク固定用ボルト締め付けトルク」の調整・確認以外に、
フロントフォーク周りのアライメント変更は必要だろう。

・ 0 G(無荷重)時 フロント車高   : 143 o
・ 1G'(乗車荷重)時 フロント車高  : 100.5 o
・ 残ストローク値(練習走行時)  :  49 o
・ 残ストローク値(フルバンプ時)::  45 o(推定)

ガレージにて測定した結果、【 通常ストローク長 】が 94 o ほどだった。
1G' 時車高はそのままでも、残ストローク値は 2〜3 o は下げる方向性だろう。(きっと ・・!)

さあ、次に向けて、オートバイの一番大切な部品“タイヤ”の性能を発揮させられるように
なってみたいものだ、( なるかなぁ 〜? なるとイイなぁ〜 )

以上が 今回の参加で得た体験で感想文です。



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