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イベント名 ライディング・セッティング クリニック
開催日

2019年 8月 11日

開催場所

りんくう公園内 特設会場


整備と調整の重要性を再認識できました!

リア車高調整と四角4本パイロン、体験記




整備と調整の重要性を再認識できました!

兵庫県   250 TR さん



8/11日のライディング・セッティングクリニックではご指導ありがとうございました。  

今回はテーマを、@ 走行時の左右差確認と A トルク値の違いによる変化の確認として実際の走り込みを行うことで、車体の調整前後の違いが実感でき、整備と調整の重要性を再認識できました。



課題1の走行時の左右差確認については、前日に調整して、近場を走り改善されていることを確認していました。当日の半径 2m、4m、6m サークルの周回にて左右走行を行うことで、若干右回りが回りにくい感じがあり、フロントののねじれと平行度の調整後のライディングでフロントの安定性が向上し、左右差の相違が改善している実感がありました。ほんのわずかの調整がこんなにはっきりと感れる とは改めて整備の重要性を再確認しました。



課題2のトルク値の違いについては、違いを感じられるか半信半疑でしたが、フロントフォークロア取付ボルト締め付けトルクを規定値3.0kg-m(サービスマニュアル)に対して3.2,3.4kg-mにて 課題1同様の走行をすることで実感することができました。3.2kg-mでは剛性感が増えた感じで 規定値同様な感覚、3.4kg-mでは強アンダーとなり旋回時のフロント安定しませんでした。
 


この感覚が正しいかわわかりませんが、締め付けトルクで違いが出ることは感じられました。


 
最後の簡単なコースでのタイム測定では、単純な基礎練習で飽きるとのことで、総合練習の様な 楽しみがありました。途中で小林代表のアドバイスでスムーズな走行ができるラインをとることを意識することで、タイムが少し縮まり、なるほどと納得してしましました。  

   


普段、自分の乗り方について指導を受けることはないため、非常によい機会でした。
今回の練習内容は、普段行わない内容ですが、オートバイの特性を体験し運転技術を向上することで 普段の運転の中で余裕となり、安全に運転につながると思います。    

暑い中ありがとうございました。

    







【 担当講師より 】

この度は、『ライディング・セッティング クリニック』の企画意図を充分に理解して、しっかりと成果を挙げられ、感想文を送付して下さった事に、先ずは感謝を申し上げます。

前回(2016年)、講習イベント・『GRA講習』に参加された際、直線パイロンスラロームを走行されている様子を拝見して、「 ターンで左右差があり、恐らくは、フロントフォークの整列の問題では 」と、“通信ボ” で指摘させて戴いていました。

今回は、その指摘を覚えておいて下さり、その上で、“妖怪棒”で再度の整列取りを行なわれ、左右差が
改善したとの報告を下さり、ありがとうございます。
また、コーナリングの左右差を確認された、[ ノーブレーキ・サークル走行 ]において、“ ボルトの締付けトルク ”調整確認の結果、最適トルク値が確認できたとの事で、嬉しい限りです。

250TRさんは、ライディング歴が長く、しかもライディング技術は十分に高い方ですから、私から乗り方について色々と指摘する事はありませんでした。
今回の クリニック の様に、適切な走行チェック用コース (ノーブレーキ・サークル走行)で走らせるだけで、オートバイの左右差など、会話を行なう機会さえあれば、フロントフォークの歪み(不整列)や 最適なトルク値の調整・確認を行なう能力が十分に備えていらっしゃる事が実証されたと思います。

同様に、走行練習コースを使った練習でも、時間は短かったのですが、“サークル理論”を応用した“コーナー進入ポイント”と“アクセルポイント”の解説をしただけで、ライディングが更に安定してスムーズなものに変化した事からも、理解と応用の潜在能力の高さが窺えました。

今回の様なチェック走行は公道上で行なう事は出来ませんが、機会があれば、身近で安全に走行チェックが可能なエリアで、“サークル走行”でオートバイとの会話の機会を増やすだけで、今以上に、オートバイの身体的コンディションが把握でき、それがオートバイと会話しながらの走行に大きく役立つと思います。
そして、“サークル走行”も、前回の様に 同方向のサークルを二つ結ぶ[ 目の字 ]を習熟された後には、難易度が一気に高くなりますが、逆方向のサークルを結ぶ[ メガネ ]でオートバイとの会話を深めれば、きっと ライディングが一層輝く事は間違いありません。
( 8の字は、前回お伝えした通り、[ メガネ ]以上に難しく、基本習熟には向かないと思います)

では、またお会いできる機会を楽しみにしています。
                                          小林 裕之


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リア車高調整と四角4本パイロン、体験記

兵庫県   T さん



とても暑い真夏日の中、2年ぶりの参加となりました。

イベント進行にあたり説明を受け、いわゆる一方的な講義形式ではなく、自身でカリキュラムを決めてセッティングを施し、それが自分に合うものか実走して確かめる。
その中で分からないことがあればアドバイスを受けるといういつもの要領でした。



そこで2年ぶりですが、前回途中だったリアサスのセッティングについて、その出発点となる車高調整を 課題に選択しました。

リアサスの全長調整によるスイングアームの垂れ角の違いが、加速の過渡特性を決定する要素とのこと。
車高を調整し、直線を低速で進み、途中から全開加速して車体が前に押し出される感覚の変化を感じ取る はずですが、加速時は前に大きく伏せるため、身体的にはその変化をあまり感じられず、また、ケータイ カメラでスロー撮影してみても、具体的にその変化を見つけることはできませんでした。



ですが、最終的には加速時のエンジン音の立ち上がり?で判断し、加速フィーリングが自分に合うか、 判断するものと納得できました。



その後は1辺9メートルの正方形をブレーキを使わずに周回する練習となりました。
フロントブレーキを使えば特に困ることのないコーナーが4つですが、ブレーキを使わない途端に、思う ラインがトレースできず難易度が跳ね上がります。

ですが、ラインの取り方、速度、アクセルタイミングを正しく合わせることができれば、ようやくそれなり に走れることができるようになり、また、思う以上に身体の姿勢でフロントフォークを縮めることができる こともわかり、積極的な車体のコントロールを会得できたように感じました。


         
残念なことは、リアサスの伸び・縮みのダンパー調整を普段のままとしてしまい、一旦メーカー標準値に 戻しておくべきでした。どうやら次回も車高調整の見直しが必要かも知れません。

最後は他の練習レイアウトを組み合わせたコースでのタイム計測を行い、1日たっぷりと走り込むことが できて大変満足しました。



その後、当日のまとめで代表のお話より、本当にバイクの初心者に来て欲しいという言葉が印象的でした。 これは本当にその通りだと痛感します。 教習所で免許を取得して、知識も技術も教えられず、断片的な雑誌の情報を頼りに、いきなり無制限ルール 無用の公道を走らざるを得ない状況に大きな疑問を感じます。

そんなモヤモヤと、暑くて思いつかなかった事が多かったなと感じつつ帰路についた一日でした。



【 担当講師より 】

この度は、『ライディング・セッティング クリニック』に参加され、イベントの企画に合わせて、2年前の参加時に未調整だった事に挑戦された事と、感想文を送付して下さった事に、先ずは感謝を申し上げます。

2年前の参加時の車両のセッティング状態は、傍から見てリアの車高調整が合っていない事が判る程でしたが、半日もしない内に、最適なリアの車高の求め方をマスターされた様子には驚かされました。
きっと、事前にリアの車高(スイングアームの垂れ角)とリアタイヤのトラクション(実効駆動力)との関係性を学習され、イベント当日に提案した “ 直線走行チェックでリア車高の確認方法”の意図の理解も速かったからだと思います。

リア車高の調整方法は、直線走行チェックでのアクセルON時、リアタイヤにかかるトラクション感の変化で“ 調整基準値”を最初に求めるのですが、感想文で書いていらっしゃる様に、エンジンパワー(トルク)によってスイングアームの垂れ角が小さく変化し始める調整値を過ぎると、アクセルON時のエンジン音が一瞬低く変化する事からも求められます。
そして、この“ 調整基準値 ”を求めた後は、当日も走行された様な四角4本パイロンコース等で、バンク時のアクセルON時の挙動を見ながら調整を加える必要があります。

そういう意味では、リア車高調整はもう少し調整を詰める箇所はあると思いますが、リア車高調整作業で得られた感覚と自信は大きな財産になっている事は間違いありません。きっと、バンク時に合わせてのリア車高の微調整も立派に成し遂げられると思います。

また、9mピッチの四角4本パイロンコースでのノーブレーキ走行でも、最初はとまどいも多く見受けられましたが、30分も経たない内に、車体をきちんとコントロールされる様になった時の感覚と自信も、必ず大きな財産になっていると確信しています。

8月11日の一日だけで、まるで乾いたスポンジが水を吸い込む様に、多くの知識と感覚、オートバイとの会話をマスターされたので、こういう機会を繰り返す程に、もっともっとオートバイが好きになり、もっと手足に近い感覚で乗れる事は間違いありません。

どうぞ、また機会がありましたら、『 ライディング・セッティング クリニック 』を活用してください。
そして、いつか、オートバイとの会話方法と大切さ、そしてオートバイの楽しみ方を、他の人へ伝えられる人になられる事も願っています。
                                        
                                         小林 裕之


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