8/11日のライディング・セッティングクリニックではご指導ありがとうございました。
今回はテーマを、@ 走行時の左右差確認と A トルク値の違いによる変化の確認として実際の走り込みを行うことで、車体の調整前後の違いが実感でき、整備と調整の重要性を再認識できました。

課題1の走行時の左右差確認については、前日に調整して、近場を走り改善されていることを確認していました。当日の半径 2m、4m、6m サークルの周回にて左右走行を行うことで、若干右回りが回りにくい感じがあり、フロントののねじれと平行度の調整後のライディングでフロントの安定性が向上し、左右差の相違が改善している実感がありました。ほんのわずかの調整がこんなにはっきりと感れる とは改めて整備の重要性を再確認しました。

課題2のトルク値の違いについては、違いを感じられるか半信半疑でしたが、フロントフォークロア取付ボルト締め付けトルクを規定値3.0kg-m(サービスマニュアル)に対して3.2,3.4kg-mにて 課題1同様の走行をすることで実感することができました。3.2kg-mでは剛性感が増えた感じで 規定値同様な感覚、3.4kg-mでは強アンダーとなり旋回時のフロント安定しませんでした。
この感覚が正しいかわわかりませんが、締め付けトルクで違いが出ることは感じられました。

最後の簡単なコースでのタイム測定では、単純な基礎練習で飽きるとのことで、総合練習の様な 楽しみがありました。途中で小林代表のアドバイスでスムーズな走行ができるラインをとることを意識することで、タイムが少し縮まり、なるほどと納得してしましました。

普段、自分の乗り方について指導を受けることはないため、非常によい機会でした。
今回の練習内容は、普段行わない内容ですが、オートバイの特性を体験し運転技術を向上することで 普段の運転の中で余裕となり、安全に運転につながると思います。
暑い中ありがとうございました。
【 担当講師より 】
この度は、『ライディング・セッティング クリニック』の企画意図を充分に理解して、しっかりと成果を挙げられ、感想文を送付して下さった事に、先ずは感謝を申し上げます。
前回(2016年)、講習イベント・『GRA講習』に参加された際、直線パイロンスラロームを走行されている様子を拝見して、「 ターンで左右差があり、恐らくは、フロントフォークの整列の問題では 」と、“通信ボ” で指摘させて戴いていました。
今回は、その指摘を覚えておいて下さり、その上で、“妖怪棒”で再度の整列取りを行なわれ、左右差が
改善したとの報告を下さり、ありがとうございます。
また、コーナリングの左右差を確認された、[ ノーブレーキ・サークル走行 ]において、“ ボルトの締付けトルク ”調整確認の結果、最適トルク値が確認できたとの事で、嬉しい限りです。
250TRさんは、ライディング歴が長く、しかもライディング技術は十分に高い方ですから、私から乗り方について色々と指摘する事はありませんでした。
今回の クリニック の様に、適切な走行チェック用コース (ノーブレーキ・サークル走行)で走らせるだけで、オートバイの左右差など、会話を行なう機会さえあれば、フロントフォークの歪み(不整列)や 最適なトルク値の調整・確認を行なう能力が十分に備えていらっしゃる事が実証されたと思います。
同様に、走行練習コースを使った練習でも、時間は短かったのですが、“サークル理論”を応用した“コーナー進入ポイント”と“アクセルポイント”の解説をしただけで、ライディングが更に安定してスムーズなものに変化した事からも、理解と応用の潜在能力の高さが窺えました。
今回の様なチェック走行は公道上で行なう事は出来ませんが、機会があれば、身近で安全に走行チェックが可能なエリアで、“サークル走行”でオートバイとの会話の機会を増やすだけで、今以上に、オートバイの身体的コンディションが把握でき、それがオートバイと会話しながらの走行に大きく役立つと思います。
そして、“サークル走行”も、前回の様に 同方向のサークルを二つ結ぶ[ 目の字 ]を習熟された後には、難易度が一気に高くなりますが、逆方向のサークルを結ぶ[ メガネ ]でオートバイとの会話を深めれば、きっと ライディングが一層輝く事は間違いありません。
( 8の字は、前回お伝えした通り、[ メガネ ]以上に難しく、基本習熟には向かないと思います)
では、またお会いできる機会を楽しみにしています。
小林 裕之
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