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イベント名 妖怪ガレージ・持ち込み企画
開催日

2020年 5月 23日

開催場所

妖怪ガレージ (神戸市内)


その考えは、大きく崩れました 本質的な部分が理解できるようになり


その考えは、大きく崩れました

大阪府   K さん



小林様へ

先日はガレージ持ち込み企画に参加させて頂きありがとうございました。

参加するにあたり、バイク購入店より6か月点検の案内が来ていたので、バイクのコンディションを整えたいと思い点検に出しました。 そして、仕上がったバイクを見て”?然”としました。 素人の私が見て分かるくらいにチェーンがピンピンに張られていました。
やっぱり、新車じゃなくても正しい知識は必要だとつくづく感じました。

そして、ガレージ持ち込み当日、小林さんの説明や作業を見ながら自分でも整備をすることが出来ました。 その中でのトラブルとして、ボルトの締め付けトルクが全く合っていなかったことが分かりました。
先程のチェーン調整の結果だと思われますが、後輪の軸ボルトが締め付けされ過ぎていて外すのに 小林さんが大変苦労されていました。おそらくインパクトレンチでトルクを合わせず締めたのでしょう。 逆に、締め付けトルクの少ない箇所も多数ありました。

 
MT-09 妖怪ガレージ 整備風景
 
自分のバイクは中古で購入したため、納車前に点検されているはずなのに悲惨な状態であったことに驚きました。 振動の大きなバイクではないので走行中にボルト類が落下する可能性は低いと思いますが、締め付けが 強かったり弱かったりするとパーツが変に摩耗し、がたつきの原因になるのだということが分かりました。

今まで私は、日本製のバイクはメンテナンスフリーで、消耗品は車検時に取り替えてもらえる。と思っていましたが その考えは大きく崩れました。
今回体験した作業内容は、メンテナンスのほんの一部だと思いますが徐々に工具を揃えてメンテナンス技術を 伸ばしていきたいと思いました。

追伸:リアのロックナットの件は了解しました。早速締め付けしました。


MT-09 妖怪ガレージ 整備風景 2



【 担当講師より 】

先日は、妖怪ガレージ・持ち込み企画への参加、お疲れさまでした。
年初より、この持ち込み企画には関心を示して下さっていて、本来ならば 4月中旬に開催の予定でしたが、世界規模の事情が絡んでしまい延期になってしまいました。
ただ、その間もしっかりと情熱は持ち続けてくださり、改めて開催の打診を頂戴して今回に至った事を重ねてお礼を申し上げます。

こうして、現車を前にして、一緒になってじっくりと部品の一つひとつについて、色々な考えを巡らせながら作業を行ない、その結果を試乗で確かめる経験は大変に貴重な事ですし、私もそんな貴重な機会で新しい発見や経験を得る事が出来ました。 ありがとうございました。

さて、車両は元より中古車としては極上と言えるレベルで、前オーナーの保管方法から利用方法、そして年齢さえ容易に想像できる程で、3月に試乗の機会を得た時にもコンディションの良さを実感していた事はリポートでも書きましたし、3月にも直接お伝えした通りです。ただ、そんな“極上”レベルであっても、例え新車であっても、整備や確認、調整は必須な作業だと私は信じています。

実際、幾つかの不具合な点、修正すべき点があった事は リポートと感想文にも書かれている通りですが、Kさんにとっては全くの新車よりは、オートバイとの付き合い方を深く考える機会になったのではと思います。メーカーの生産ラインで作られたままの全くの新車でも修正すべき点は多々ありますが、人の手に渡って何人かの手で部品交換や整備が行なわれた跡が確認できる状態だったからこそ、あの MT-09 君とはどんな付き合い方をするべきかを学ぶ良い機会になったと思います。また、そんな機会に立ち会わせてもらえた事に改めてお礼を申し上げます。

Kさんの MT-09 は Kさんの手元に来て幸運だったと思います。 でも、世の中には そんな幸運に恵まれないオートバイは数多く、そんなオートバイが普通だと思ったままに オートバイライフを築こうとしている人々も多く居ます。 どうぞ、そんな方と知り合う機会がありましたら、良きオートバイライフを広めていくためにも、今回の経験の一つでも広めてください。
私も、これからも より多くの人々へ 伝える努力を続けていきます。

                                      小林 裕之

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本質的な部分が理解できるようになり

兵庫県   F さん


< 以下は、見学参加された方からの感想文です>


こんばんは 小林先生
F(仮称)です

先日は、妖怪ガレージの見学させて頂きありがとうございます

今回は、文面だけでは自分で理解できなかった 整備のポイントを知ることができました。
普段は自分で分解・組立時にはサービスマニュアルを読みながら 作業をしているつもりですが、少し順番が違っている場合が あることが認識できました
なんとなく、憶えているつもりで惰性で行っていますが、 丸暗記なので間違っていても気づかない場合もあります
しかしながら、小林先生の部品の気持ちになって・・・という 説明を聞きながら考えを深めることにより本質的な部分が 理解できるようになりました。

一つ一つの部品の役割など理解することにより間違いにくくなると思われます。
特に、チェーンの遊び調整に関してはマニュアルには、 だいたい30mmくらいで、緩すぎるとダメとはありますが 張りすぎている危険性はあまり書かれていなかったり 張りすぎているバイクが結構あることに驚きました。

また、タイヤ交換や、定期点検をバイクショップに出すのですが どこまでの作業をされているのかが不明確であったり、説明がなかったりするこ ともあり、なかなか信頼できるショップに出会うことが、できないことも、良い バイク環境を築くことの問題でもあるかもしれません。


追伸
作業以外での会話で、たばこの吸い殻や、犬の糞など
一人一人の行動で社会環境にどのように影響していくのか?
度々考えさせられます。まずはできることから行動に変えることが大事ですね





【 担当講師より 】

先日は、妖怪ガレージ・持ち込み企画へ見学での参加、お疲れさまでした。
そして、Fさんには作業の合い間に色々と知識を授けて下さった事に感謝申し上げます。

Fさんが見学を決意された狙いは、当初の申し込み文章からボルトの締め付け順とか、前後タイヤの整列作業の方法などを具体的にお知りになりたいとの思いだったと思いますが、実際に企画を見学された結果、それ以外の事柄、画像や文章だけでは伝わり難い事柄を整備では重視している事をくみ取って下さり、ありがとうございます。

とかく、社会はマニュアルを重視します。あらゆる仕事でマニュアル・作業手順書が備わり、指示された通りの手順と言葉を使う事を半ば強制され、それを無視したり自分なりに解釈して作業を進めると決して良い評価を得られないどころか、時には制裁的な処分を受ける事さえ珍しくありません。しかし、それが最善の結果を常に引き出す訳ではない事も多くの人は心の内で感じている通りです。

オートバイの整備や調整も、サービス業で人と接する場合と同様に、オートバイへの愛情や理解、そして慈しみが一番大切です。一つひとつの部品の素材特性を考え、隣の部品さんの素材特性も知り、お互いの間に必要な潤滑保護要素(オイル)を考え、それぞれの部品たちが気持ち良く活き活きと活躍してくれる様にする事が整備や調整・セッティングの基本だと私は信じています。
どうぞ、ご自身のオートバイとは他人行儀なマニュアル厳守から一旦離れて、とことん部品の一つひとつと話を深め、時には無理を聞いてもらい、時には「ごめんなさい」とお詫びしながら、経験を深めていく事もお勧めします。

技術力と整備経験も充分にある Fさんなら、きっと、部品一つひとつを慈しみ、一つひとつが活き活きと活躍する適切な装着で、走る動きの全てに部品達の愛が溢れたオートバイを実現できると思いますし、そんなオートバイライフを是非 過ごして欲しいと願っています。

私も、Fさんに限らず、全国、世界各国でそんな想いを抱いている人々に、少しでも役に立ちそうな記事の作製・掲載をしていきたいと考えていますので、どうぞ、これからも宜しくお願いします。


< 追伸 >
最後になりますが、〇〇先生は 止めにしましょう。 私は お客様も、生徒も 作りたくないのです。
願いとしては、同じ目標に向かって、少しずつ違う道を歩む“仲間”が欲しいからです。



                                    小林 裕之

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 ● <Q&A> MT-09、妖怪ガレージに持ち込みたい!
          FAQ,  MT-09 maintenance in Yokai Grage
     中古でオートバイを購入した人から、基本整備コースの要請がありました
     新車と違い、劣化部品の確認の他、分解整備履歴の有無も確認が必要です


 ● <Q&A> チェーンの適正(遊び)調整について
           Q&A,  About proper chain adjustment
     “クリニック”で指摘を受けたチェーンの適正調整を、友人の協力を受けて
     行なった人から、一人で行なう為のアドバイスを求められての回答文章です


 

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