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“草ジムカーナ”グランプリ2003 第4戦・『北海道GP』リポ−ト
「光った14人!」

“草ジムカーナ”グランプリ2003 第4戦は、毎年恒例の『北海道GP』でした。 6月といえば梅雨の時期だが、北海道は梅雨が無いから嬉しい。お陰で『北海道GP』は雨になった事は無く、しかも暑くも無く、オートバイで走るには絶好の時期の北海道である。 さて、今年の『北海道GP』では運営体制が変わり、GRAが主催となった関係もあって、昨年まで上級クラスは教習用バイクでの“ワンメイク状態ジムカーナ”だったが、今年は持ち込みバイクでの参加となった。そんな事もあってか、今年の参加人数は14名にまで減ってしまった。 が、この14名こそが気持ちのこもった素晴らしい人達だったので、かえって昨年以上に楽しくも充実した一日になった事を伝えたい。たったの14人、されど光る14人だったのだ。 こんなところに、“草ジムカーナ”ならではの協力しあう心の輝きが表れたのだった。

まず!一番最初に驚かされたのは、予約した14名全員が集合時間までに全員集まっていたこと。14名とはいえ、全員が時間通りに集まる事は珍しく、「あっ 始まりからいい感じ」であった。 次に、運営スタッフを全員で分担するのを決める時も雰囲気が違った。初めてGPシリーズに参加した者も少なくないのに、誰もが積極的にスタッフに立候補してくれたので、あっと言う間にスタッフ決めも終わって、「これは、いい一日になりそう!」と直感した。 一緒になってイベントを作り楽しむという気持ちを持った14名だったからこそ、全員の気持ちのリズムが合っていた。そして、それがタイムトライアルでの走りにいつも以上に気持ちがこもるという形であらわれた。

さて、そのタイムトライアル結果を順に発表すると、まずは全く初参加の人だけのAクラスでは、宮城県から遠征してきたCBX750Fに乗る石井が、初めてとは思えない走りを見せて総合でも 10位に入ってクラス優勝となった。

続いてCクラスは、X4に乗る大野とホーネット250の三田の一騎打ちとなった。三田は第1ヒートで大野に6秒以上の大差をつけたが、第2ヒートで大野がタイヤのスキール音を撒き散らす走りで18秒ものタイムアップしたのを見たから大変。予想外のプレッシャーの中をスタートして、無我夢中に精一杯の走りは全員の同情をひく程だった。きっとあんなに頭の中が真っ白になったのも初めてだっただろう。三田は自身8秒のタイムアップを果たしたものの、大野に届かず2位。

そしてDクラスだが、ここでも熱い戦いがあった。白いVFR750Fに乗る袴田は、第1ヒートでGPZ900Rに乗る山田を3秒つき離す余裕の走りだったが、第2ヒートになると山田が丁寧で緻密な走りを見せ、袴田のタイムを2秒上回るタイムで逆転した。それを見てスタートした袴田の第2ヒートの走りは熱く燃えており、「これは再逆転するか!」と皆が思っていた頃、無念の転倒。すぐに立て直してゴールしたものの、2位に終わってしまったのだった。

そして最速のEクラスでは、今回は教習車をレンタルした小林が第2ヒートで一度はCB-1に乗る佐藤を逆転して喜んだのだったが、逆転されてからの佐藤の第2ヒートが凄まじかった。目一杯のハイテンション状態でスタートしていった佐藤は、滑るリヤタイヤも気にせずにアクセルを開け続け、見ている全員をハラハラ・ドキドキさせつつゴール。そしてアナウンスされた“ぶっちぎり”のタイムに興奮も頂点に達したのだった。

そんな熱いタイムトライアルだけでなく、『北海道GP』では色んな企画で盛り上がった。 昼休み時間に行なった恒例の「遅乗り大会」は飛び入り参加も自由で、申告タイムより長く乗った人には全員に賞品があたりました。さらには参加者全員が2つのグループに分かれて青森と北海道の名産品の豪華賞品(?)を掛けてミニゲームを楽しんだ。 更には、タイムトライアル終了後に“ミニレッスンタイム”を行った。これは、簡単なコースを作って“座学”と“走行レッスン”を行い、走り方を理論から理解して実際の走行に実践して応用する練習方法だ。その後、タイムトライアルコースの攻略方法の説明があり、それから行なったのが“幻の第3ヒート!”だったが、ミニレッスンと攻略解説が効いたのか、参加した全員が驚きの自己ベストタイムを連発した程で、今後GPシリーズに定着しそうな予感がする程の成果だった。

“幻の第3ヒート”後には、全員でコースの片付けと表彰式で終了したが、初参加者も少なくなかったのに、たったの14名でもきちんと全てのスタッフをこなせた事は参加した全員の自信と良い 思い出になったのは間違いないだろう。 きっと来年の『北海道GP』では、今回の成果と思い出を胸に、今年以上に多くの参加者と盛り上がる予感が大だ。 さあ、思い出も残り、いろんな成果もある“草ジムカーナ”グランプリにあなたも出てみよう!


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