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“草ジムカーナ”グランプリ2004 開幕戦・『沖縄GP』リポ−ト
「開幕戦、恵みの雨もひと休み」

開幕戦、沖縄GPが3月28日美池自動車学校で行われた。
沖縄地方は、前々日から雨が続いていた。例年に無く雨が降らず給水宣言が間近に出される予定だった沖縄では恵みの雨だが、GP参加を楽しみにしている者達にとっては少々残念な天気だった。
しかし、参加者達の願いが通じたのか、当日朝には雨が止み、時間が経つにつれ青空が広がっていったのだった。
この日、参加者は初参加者5名に留まったが、参加経験者は殆どが欠席せず12名参加。合計17名が太陽の様に明るい一日を作ったのであった。

さて、タイムトライアルの結果であるが、まずは初参加者Aクラスだ。このクラスは全員1分13秒台と言うコンマ数秒の争いとなった。Dio SRの仲村龍大がスクーターの軽快さを生かして1位となり、続いて沖縄の滑る路面に負けないKSR1の井上が2位になり、ジェベル250XCの林が3位となった。

Bクラスは、雨上がりの不安な路面の中CBR600F4iの奥野がCクラス入りする走りで1位となり、2位にはタクト50の渡真利(トマリ)がこちらも指数を更新する走りで入り、数少ない大排気量のGSF1200を昨年に続いて持ち込んだ今城が3位に入った。

Cクラスは、JOGの玉那覇(タマナハ)が総合4位に入る素晴らしい走りでDクラス入りを果たしての堂々の1位。大阪から参加の田中が第2ヒートに転倒したものの逃げ切り2位になり、小学生の仲村(優)が3位となった。

Dクラスは、仲村(幸)が唯一の参加者だった。チョイノリで肩の力を抜いた走りを見せてくれた。

最速のEクラスであるが、昨年に引き続き2連覇を狙うホーネット900の金城が第一ヒート1位となったものの、昨年の雪辱に燃える神戸から参加の小林が第2ヒート目に巻き返し見事に優勝。
金城は惜しくも2位となった。そして、この大会の主催者である安富祖(アフソ)が3位となった。

参加者全てが主催者となり、自分達で作りあげていく“草ジムカーナ”の世界。その魅力に惹かれた者が今回も集った。次回はぜひ貴方も参加して、その魅力に触れてみて下さい。


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