2001年は、『オートバイの社会的な認知度を向上させる』という目標達成へ、改めてスタートした年となった。
『脱皮計画』は、参加してきた大半の人達から賛同を持って迎えられた訳では決してなかった。
イベント当日の運営業務を分担し合うとはいえ、イベント当日以外の業務の実態は一切知らず、走る事が参加する目的の人が参加者の大半であった。そのため、事務局業務がほぼ限界に来ている事は認知できず、急にGRAの活動目的の追求のために“脱皮”と言われても理解できないのが当然だった。
『脱皮計画』の趣旨説明のため、ミーティング開催の他にミーティング時間を大きく取り入れたイベントの開催を開始する。しかし、ミーティングの場で参加者から「事務局で脱皮など勝手な事を決めてイベント開催しないなんて!」と罵声があがるなど、計画の遂行は困難を極めた。
『ジムカーナグランプ』は、GRA活動の認知度を落とさない目的から、前年までと同様に全国各地での開催を継続し、マスコミ各社へのリリース発送も継続する。
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