た
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第1期・脱皮計画
(だいいっきだっぴけいかく) |
2001年〜2004年の間の「脱皮計画」です。
前もって決められたスタッフ職をイベント当日にこなすのではなく、当日に自発的な発言を求めて決めていく“わいわい”方式を取り入れ、より積極的な参加スタイルを模索していきました。 徐々にその効果を発揮して、より積極的な意識が高まり、平素のGRA事務局の運営をサポートする「事務局スタッフ」が増え、イベント参加費も固定制ではなく参加人数によって変動する「変動ワリカン制」などに繋がる成果を残しました。
(関連用語 ・・ 脱皮計画、 わいわい方式、 変動ワリカン制 ) |

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体験ジムカーナ
(たいけんじむかーな) |
1999年に始めた、お試し版のジムカーナイベントです。
初心者用のイベントとして 1996年に始めた『ベーシックジムカーナ』より更に気安く参加してもらう為に、更に難易度を下げたコース設定などを取り入れたイベントです。
『ベーシックジムカーナ』が始まった時には目的通りの成果を挙げたのですが、年度を追う度に参加者レベルが徐々に上がったので、更に初心者用&初級者用としてのイベントです。
(関連用語 ・・ ベーシックジムカーナ、 イベント ) |
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第2期・脱皮計画
(だいにきだっぴけいかく) |
2005年〜2009年の間の「脱皮計画」です。
「第1期・脱皮計画」で一定の成果を残したのに続き、更に内容を高めていくため、それまでの任意の団体から脱皮して、NPOI法人としての登記を行ない、より明確な目標を掲げての活動へと移行した期間になりました。
イベント運営では、事前にスケジュールやカリキュラム、コース図などを一切準備せず、参加した人が要望や意見を出す事で決めていく「わがまま発揮制」を成立させ、参加回数の多い人には「企画持込み制」といって、自身がやりたい企画をイベント中に実行する事を課すなど、参加者の自発的な意思でオートバイの楽しみ方を追及していく独自の運営スタイルを確立しました。 また、同時期には、公式Webサイトを開設して現在に至ります。
(関連用語 ・・ 脱皮計画、 わがまま発揮制、 企画持込み制 ) |

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第3期・脱皮計画
(だいさんきだっぴけいかく)
Web Expasion Plan |
20010年以降の「脱皮計画」です。
「第1期・脱皮計画」と「第2期・脱皮計画」によって、イベントの運営方式を独自に設定する事により、参加した人の意識を高め、知識を更に深め、他の参加者との積極的な交流を生み出す事ができる事に自身を得たので、更に次の段階へと進めるのが「第3期・脱皮計画」です。
この段階での目標は二つあります。一つは、GRAの活動で蓄積してきた知識や体験を分かりやすく整理して、それを日本全国の興味を抱く方々と共有する事で、二つ目は 日本全国から積極的な意思を持つ人を募って、一緒にイベント開催を含む活動を行なっていく事です。
これらの目標を達成するために、Webサイトを通じて様々な資料の公開や整備やセッティングなどの講座を開設公開を行ない、それを通じて積極的な意思を持つ人との相互アプローチを実現させていきます。どうぞ、今後の活動にご期待ください。
(関連用語・・脱皮計画、第1期・脱皮計画、第2期・脱皮計画 ) |

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第1ヒート
(だいいちひーと) |
第1回目のタイム測定 を指します。
慣熟歩行をしてコースを覚えた後、初めて走るのが第1ヒートですが、1回目からイメージした通りに間違えず走れて、持っている実力を発揮できる事が大切です。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、第2ヒート、慣熟歩行 ) |
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第2ヒート
(だいにひーと) |
第2回目のタイム測定 を指します。
慣熟歩行でのイメージと第1ヒートでの実走行でのズレを修正して、いよいよ本当の実力を発揮できるチャンスです。第1ヒートでのズレやミスを修正する能力が、第2ヒートの結果に表れますし、その修正能力がライダーに必要な能力です。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、 第1ヒート、 ライダー ) |
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大会イベント
(たいかいいべんと) |
タイム測定を主体に開催する、大会形式イベントの総称です。
代表的なイベントは、1991年から開催している「ジムカーナパーティ」、1995年からの「ジムカーナグランプリ」などです。 レッスンや走行練習会など上達を主目的に開催する“一般イベント”以外のイベントを指します。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、一般イベント ) |
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タイム (たいむ) |
タイムは、時間とか休憩を示す場合もありますが、ここでの「タイム」は 測定した結果(測定タイム)を示します。
よくスポーツ中継などで、「ただいまの〜 タイムは ・・・」と発表されますが、その“タイム”と同じ意味・用途です。( 関連用語 ・ ・ 測定タイム ) |
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タイム計測
(たいむけいそく) |
タイム測定の事です。
人により、時と場所によって表現する言葉は違いますが、同じ意味で使用されます。
( 関連用語 ・ ・タイム測定 ) |
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タイム指数
(たいむしすう) |
オートバイを運転する上手さや技術レベルを表わす数値です。
練習して上手になったのか変わらなかったのか、この数値を利用する事で、簡単に判断ができるため、どんな人でも練習の大きな励みになる GRA独自のシステムです。
上手になる程に指数は小さくなりますので、タイム測定で小さくできた人は全員を表彰しています。(奨学飴制度)
1992年から運用を開始し、その後、各地の自主運営団体でも同様なシステムが採用されています。
( 関連用語 ・ ・ 基本タイム指数、 奨学飴制度、 実力発揮度 ) |
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タイム測定
(たいむそくてい) |
スタートからゴールするまでの時間(タイム)を測定する事です。
一般的には、測定用のコースを一人(一台)ずつ走行し、測定器具には光電管方式などで 1/1000 秒の単位まで測定します。 ( 関連用語 ・ ・ 測定タイム ) |
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タイム + P
(たいむぷらすP) |
測定タイムとペナルティタイムを合計したタイムの事です。
測定タイムがいくら良くても、タイム測定中に違反行為をしていれば良くありません。そのため、違反に応じてペナルティタイムを加算して正式なタイムとして扱うのです。
( 関連用語 ・ ・ 測定タイム、 ペナルティタイム、 タイム ) |
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タイムトライアル
(たいむとらいある) |
タイム測定の事です。
一般的には、練習でのタイム測定の事ではなく、練習の成果を試す 本番のタイム測定を指します。
何度も試せる練習とは違い、その結果で上達のレベルが判定される 本番のタイム測定は、歩いてコースを覚える事や他の人が見ている事と相まって、日頃は味わえない心地よい緊張感に包まれるもので、そんな中で発揮できる能力こそが実力ですね。
( 関連用語 ・ ・タイム測定、 完熟歩行, 実力発揮度 ) |
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タイムトライアル
コース
(たいむとらいあるこーす) |
タイム測定を行なうコースで、とても大切な要素です。
基本的に、イベント毎に新たに設定されるもので、事前の練習走行などは行わず、歩行で下見をして覚えます。コース設計する上で大切な事は、参加する全員が楽しめて完走できる内容にする事であり、左右のターンを同程度揃え、低速から高速のセクションまで、多様なテクニックが要求される事です。
コース設計は作曲であり、ライダーとオートバイはその曲を奏でる奏者であり、美しく酔わせる様なコースが最高です。
( 関連用語 ・ ・タイムトライアル、 2ヒート制, タイム測定 ) |
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タイヤ (たいや) |
一般には、車輪(ホイール)に装着されたゴム製の部品です。
最初はゴムだけでしたが、19世紀になって空気が中に入った形式が発明され、現在では大半のタイヤは空気が入って正しく機能する部品です。そのため、タイヤ内部の空気圧の多少によってタイヤの性能は大きく左右されるため、適正な空気圧に調整する事は整備とセッティングで最も重要な項目です。
( 関連用語 ・ ・ 車輪、 空気圧、整備、 セッティング) |
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タイラップ (たいらっぷ) |
よく利用されている結束用のバンドの一つです。
一般的に樹脂製の製品で、配線やケーブルなどを固定する際に多用される部品で、固定する部品や箇所によって様々なサイズがあります。
また、名称は製造メーカーによって色々と呼び方があります。 |
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タコメーター
(たこめーたー) |
一般には、エンジン回転数を表示する計器の事です。
本来は、搭載されたエンジンの特徴を活かした最適な運転を行なう為に必要な計器で、オートバイの場合には大半の車両に標準装備されていますが、実際には商品性を高めるための装備と化して、大半のユーザーが充分に活用していると言えません。
( 関連用語 ・ ・ エンジン回転数 ) |
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脱皮計画
(だっぴけいかく) |
GRA本来の活動目標へ向け、運営方針の修正計画の事です。
1991年の発足以来10年間、イベント開催に関してはあらゆる試みを成功させ、ジムカーナレッスンからジムカーナパーティ、セッティング練習会、ジムカーナグランプリなど数多くのイベントを全国各地で開催しただけでなく、「全員スタッフ全員参加制」の定着による参加者自身によるイベント運営責任の共有と参加者同士の交流を深め、「タイム指数」や「奨学飴制度」の導入による上達の熱気と共有文化の浸透を果たせました。ただ、同時に、オートバイを走らせる楽しみの追及に偏り、その楽しみの世界を継続させていくために必要な社会性の考察や追及に欠けた面が目立つようになりました。
そこで、10年以上を掛けて段階的に運営方針や企画内容の検討・模索の作業を行なってきているのが「脱皮計画」です。
2001年から始めた「第1期・脱皮計画」に続き、2005年からの「第2期・脱皮計画」、そして2010年から「第3期・脱皮計画」を始めて現在に至っています。
(関連用語・第1期・脱皮計画、第2期・脱皮計画、第3期・脱皮計画 ) |
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ダンパー (だんぱー) |
モノの動きを抑える働きをする部品の事です。
動くモノの運動エネルギーを吸収して、モノを適切な動きにコントロールしたり、他のモノに当たる衝撃を吸収する等の重要な働きをする部品で、オートバイでも様々な個所に使われています。代表的な個所は、サスペンションで上下に動くタイヤ(ホイール)の動きを抑える働きで使われ、その制御はオイルを利用した方式で、サスペンションユニットに使われています。オイル方式以外、ゴム方式の部品も多く使われていますが、どちらの方式共に、定期的な整備や交換が求められる部品です。
( 関連用語 ・ ・ サスペンション、 サスペンションユニット )
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ダンピング (だんぴんぐ) |
モノの動きを抑える働きの事です。
動くモノの運動エネルギーを変換・吸収する事で、オートバイの車体各部に配置されて機械部品の動きを抑制したり、衝撃から部品の破損を防ぐゴム部品、サスペンションの動きを抑えるダンパーなどの働きを指します。
その働き方を適切にするため、ゴム部品の形状やオイル式ダンパーの特性を設計・設定する事を、「ダンピング特性」を最適にするとも表現します。
( 関連用語 ・ ・ 運動エネルギー、 サスペンション )
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断面力 (だんめんりょく) |
物体(構造物)に外部から力が働いた際、内部で発生する力の一つ。
外部から力(荷重)によって、内部で発生する力(断面力)は様々な方向に向いていて、その向きによって「軸力」、「せん断力」、「曲げモーメント」、「ねじりモーメント」の4つに分類され、それぞれに機械的要素別の解析に利用されています。
( 関連用語 ・ ・ 軸力 ) |
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ち
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用語 |
解説・説明 |
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中間順位
(ちゅうかんじゅんい) |
通常は、第1ヒートが終わった時点での順位の事です。
GRAでは、殆どのイベントでは中間順位も発表していて、仲間と競い合う楽しさを演出しています。
( 関連用語 ・ ・ 第1ヒート、 2ヒート制 ) |
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中間タイム
(ちゅうかんたいむ) |
スタートからゴールまでの中間の地点までの測定タイムです。
GRAでは、ジムカーナパーティなど演出して楽しむイベントの場合には、全員の中間タイムも測定して、MC(司会)担当者が盛り上げに使っています。
(参考例 ・・ 【 カレーなるパーティ】)
( 関連用語 ・ ・ 測定タイム、 ジムカーナパーティ ) |
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調律 (ちょうりつ) |
一般には、楽器などの音程を合わす調整作業をさします。
GRAでは、オートバイでも楽器と同様に、各部のバランスを調整する作業が大切と考えていて、その作業の事を調律(セッティング)という言葉で表わしています。
( 関連用語 ・ ・ バランス、 セッティング) |
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張力(ちょうりょく) |
一般的には、物体を引っ張る方向へ働く力の事です。
機械を始めとする構造物の部材全てに作用している力で、部材(部品)が正しく機能する為には、その力の大きさを考慮する事が大切です。
オートバイの場合も同様で、特に整備する際には、ボルトの張力(軸力)やオイルシールのリップ部に働く張力を考慮する事が大切です。
( 関連用語 ・ ・ 軸力、オイルシール ) |
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直進性 (ちょくしんせい) |
ここでは、車体またはタイヤの運動特性を示す用語です。
特に、タイヤが直立状態の際、自発的に直進しようとする特性を指す言葉として使われます。
なお、タイヤに直進性が発生する原因は、回転体が持つ慣性モーメント、トレール量、トレッド面の前後長、荷重など、様々な要因があります。また、車体の直進性は ホイールベースやトレール量、前後荷重配分などが要因になります。
( 関連用語 ・ ・ 慣性モーメント、トレール量、トレッド面、
ホイールベース ) |
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直進安定性
(ちょくしんあんていせい) |
ここでは、車体またはタイヤの運動特性を示す用語です。
直進または直進性を発揮している状態の安定度を表現する言葉で、直進性が安定している場合には「直進安定性が高い」と表現します。
( 関連用語 ・ ・ 直進性、 安定性 ) |
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つ
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用語 |
解説・説明 |
詳細 |
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ツインレート
(ついんれーと) |
スプリングの特性を示す言葉です。
一般的なスプリングでは、そのスプリングレート(ばね常数)は一定で、掛かった荷重に応じて一定の割合ずつ縮みますが、ある特定の縮み量(荷重)で更に高いスプリングレートに変換するスプリングがあります。この時、初期のスプリングレートと変換点以降のスプリングレートの二つを備えている事から“ツインレート”スプリングと呼びます。
一般的に、ツインレートスプリングは、安定性と操縦性のバランスを上手に設定する必要のある フロントサスペンションで採用する事が多く、車種毎に専用設計のレートと変換点のスプリングが採用されます。
( 関連用語・ ・スプリングレート、 変換点、 シングルレート ) |
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通信ボ(つうしんぼ) |
GRAイベントに参加した人に、後日送付している評価案内書です。
当日には伝えきれなかった事を、一人ひとりの状況に合わせて、分かりやすく解説を交えて伝えるもので、2008年以降、不定期で実施しています。
( 関連用語 ・ ・ 奨学飴制度 ) |
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2ヒート制
(つーひーとせい) |
タイム測定を2回行ない、良いタイムを採用する方式です。
GRAでは、殆どのイベントで 2ヒート制を採用していますが、慣熟歩行の後の第1ヒートから実力通りのタイムを出せる人を高く評価しています。
( 関連用語 ・ ・ タイム測定、 第1ヒート、 第2ヒート、慣熟歩行 ) |
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て |
用語 |
解説・説明 |
詳細 |
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テーマ (てーま) |
英語で「主題」の事です。
GRAでは、『ジムカーナパーティ』を開催する際、イベントでの演出やコース設定などの統一感を出すため、例えば「まっ赤な夏祭り」、「真夏のパリダカ」のように、開催の度に一つのテーマを決めて楽しい雰囲気を作り出していました。
( 関連用語 ・ ・ ジムカーナパーティ、 テーマカラー ) |
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テーマカラー
(てーまからー) |
『ジムカーナパーティ』の度に設定した主題の色です。
設定した色が、走行する際の服装などの一定以上の面積を満たす条件設定したり、会場飾り付け等の基本色にしたりと、イベントの雰囲気を演出するために設定した色で、全部で10色あり、開催の度に順番に指定していました。
“白”の時は看護師姿やウェディングドレス姿が、“茶”の時には茶色のドーラン顔の人が、“ピンク”の時にはピンク色の着ぐるみペンギンが!?・・と、参加した人には忘れられない程に強烈な印象のイベントが続出しました。
( 関連用語 ・ ・ ジムカーナパーティ ) |
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テレスコピック式
(てれすこぴっくしき) |
オートバイの代表的な前サスペンション形式の事です。
1950年代半ば以降、殆どのオートバイで採用され続けている前(フロント)サスペンションの方式で、2本の円筒を組み合わせた形が伸縮式の望遠鏡(テレスコープ)と似ている事から名付けられた名称です。
現在でもこの形式が殆どのオートバイにされ続けている理由は、簡便な形式で比較的安価に製造が可能だった事以外に、伸縮に伴うトレール量の変化がフロントタイヤの自発的な旋回性に結びつき、それがライダーの感性とフィットした事も大きな理由と考えられる。
この事は、四輪のサスペンション形式が目的に合わせて分化し発達している事と対照的で、将来、ライダーの感性に依存しない自動運転オートバイが普及した際には、この形式は存続しない可能性も高いと考えられる。
( 関連用語 ・ ・ サスペンション、トレール量、 旋回性 ) |
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転倒 (てんとう) |
制御できずに倒れる事、またその状態の事です。
基本的に、オートバイは自らバランスを保って走行を続けられるように設計されているので、転倒の大半の原因はライダーのオートバイ特性を無視した操作によるもの、或いは整備やセッティング不良によるものになります。
( 関連用語 ・ ・ バランス、 整備、 セッティング ) |
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と
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用語 |
解説・説明 |
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特別練習会
(とくべつれんしゅうかい) |
GRAで、1993年から開催した練習会のイベントです。
それまで開催していたレッスンのイベントと較べて、より高い速度での走行と密度の高い練習を目指して企画したので、“特別”という名称をつけたものです。
100名近い参加者が、区切られた時間割に合わせ、グループ走行で何度も周回を重ねながら、全員が確認サインを出し合って安全の確保を徹底するなど、密度の高い練習内容とは別に一体感を育める練習方法です。ただ、その反面、速さの上達ばかりに関心が移りやすく、もっと大切な事を見失いやすく伝えにくいとという課題のあるイベントです。
( 関連用語 ・ ・ イベント、 レッスン、 グループ走行、 確認サイン) |
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トライアス ジムカーナ
(とらいあすじむかーな) |
低速、中速、高速の 3コースを使うジムカーナです。
低速専用のコースでタイム測定をしてタイム指数を算出し、同様に中速と高速それぞれ専用のコースでもタイム指数を算出して、どのコースが得意で苦手なのかを数字で客観的に確認するためのイベントです。
いつもは、低速から中速・高速のセクションが組み合わさったコースでタイム測定した結果でタイム指数(その人の上手さ)をみますが、各専用コース毎のタイム指数を確認する事で、具体的にどのセクションが苦手なのかが判り、その以外な結果に多くの人が感動さえ覚えます。
( 関連用語 ・ ・ ジムカーナ、 タイム指数、 タイム測定) |
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ドライバー
(どらいばー) |
よく使われる整備用の工具の一つです。
一般的には 「ネジまわし」とも呼ばれ、大抵の家庭に1本はある身近な工具ですが、ねじの大きさや形状に合ったドライバーを使用しないとねじを破損させやすく、オートバイをきちんと整備する場合には数種類以上のドライバーを使い分ける事が大切である事はあまり知られていません。
( 関連用語 ・ ・ 整備、 工具 ) |
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トルク (とるく) |
物体を、一定の軸を中心として、回転させようとする力の事です。
日常の品で説明すれば、ペットボトルのふたを開ける時、ふたを回す力の強さがトルクです。または、自転車のペダルを踏み込む力の大きさもトルクです。
ボルトを締め付ける際に、その締め付け力の管理する値としてトルクの大きさが指定される事が多く、それを規定トルクといいます。また、そのトルク値を守る為に使用される工具がトルクレンチです。
トルクは、ボルト締付け力以外、エンジンやモーターなどの力を表す用語としても広く使われています。
( 関連用語 ・ ・ 規定トルク、トルクレンチ) |
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トルク法 (とるくほう) |
ボルトを適切に締付ける際、締付けるトルクで管理する手法の事です。
部品をボルトで適切に固定する為には、ボルトの軸力を適切に保つ必要があり、その軸力を締め付けトルクの大きさで管理する手法です。
( 関連用語 ・ ・ ボルト、 トルク、 軸力、 ねじ締付け管理法 ) |
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トルクレンチ
(とるくれんち) |
ボルトなどを締め付ける際、そのトルクを管理するための工具です。
オートバイの整備に限らず。ボルトを締め付けるトルクの大きさは、適切な部品の固定のため、推奨または指定されており、最適設計思想の普及につれて使用機会が大きく広がっています。
( 関連用語 ・ ・ ボルト、規定トルク ) |
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トレッド(面)
(とれっど・めん) |
タイヤが路面と接する面の事です。
この接する面の広さや特性によって、タイヤのグリップ力や車体の安定性、操縦性が大きく影響を受けるため、オートバイのライディングを行なう際には、この面の大きさや受けている荷重の大きさについて常に考慮する事が大切です。
なお、「トレッド」という言葉も同じ面を指しますが、同時に四輪車などの左右のタイヤ間距離を指す場合もあるため、トレッド面と正確に表現する事を勧めます。
( 関連用語 ・ ・ グリップ力、 安定性、操縦性、 荷重 ) |
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トレッドパターン
(とれっどぱたーん) |
タイヤが路面と接する面の溝による模様の事です。
タイヤが担っている駆動力や制動力の伝達をより効果的に行なう為に、トレッド(面)には掘られた溝(グルーブ)や切り込み(サイプ)があり、それらの模様の事をトレッドパターンと呼んでいます。雨天時の排水性を高めたり、操縦安定性の向上、低温下でトレッドゴムの硬度(硬さ)を調整する目的の他に、走行時の騒音低減や見た目の商品性向上の為に様々な工夫がされます。
( 関連用語 ・ ・ トレッド、 操縦安定性 ) |
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トレール感
(とれーるかん) |
フロントタイヤの方向安定性を感じる感覚の一つです。
オートバイが高い速度で走行している時は、タイヤは速く回転している事で安定性が高いため、フロントタイヤが向いている方向へ真っ直ぐ進もうとする感覚が感じられるものです。
しかし、低い速度で走行の時には、回転による安定感が減るため、車体設計で組み込まれた要素・トレールの働きを頼りに走行する事になります。その際、手を通じて感じるトレール(量)の大小によって、トレール感が大、トレール感が小、という表現をします。
ライダーは、無意識の内にこのトレール感を感じ取りながら、低速での走行やターンを行なっており、「怖い」と思う場合の多くはトレール感が感じられなくなった時です。
( 関連用語 ・ ・ 方向安定性、 トレール量 )
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トレールライディング
(とれーるライディング) |
フロントタイヤのトレール量の変化を積極的に利用する乗り方の事です。
フロントブレーキやアクセルの操作で、トレール量を積極的に変化させ、それによって方向安定性を思い通りに変化させ、フロントタイヤの向きや回転数をコントロールしながら走る方法で、効率の良い、安定した羅ディングスタイルになります。
( 関連用語 ・ ・ 方向安定性、 トレール量 )
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トレール量
(とれーるりょう) |
フロントタイヤの向きを安定させる成分の一つです。
舵の働きを任されたフロントタイヤには、向いている方向に安定して回転してもらう事がとても大切なため、そのステアリング機構(構造)に安定させる為の要素が組み込まれていて、その働きの要素が「トレール」で、その大きさを「トレール量」と呼びます。
このトレール量は、フロントタイヤのサイズや車体の大きさ、狙った車体の運動特性などによって、最適と考えられる数値で設計されており、カタログやメーカー広報資料で発表されています。(通常は、1G時での数値が発表されます)
また、一般的なオートバイのフロントサスペンション形式(テレスコピック形式)の場合、掛かった荷重の大きさによって変化し、ブレーキなどで荷重が掛かった場合には トレール量が少なくなり、フロントタイヤは方向安定性が小さくなるので、ターンしやすくなります。なお、この特性がオートバイに求められる特性に適していた為、このサスペンション形式がオートバイの主流を占めています。
( 関連用語 ・ ・ サスペンション、 1G時、 方向安定性 )
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GRA・用語解説辞典 |
GRAでよく使われる言葉や用語を解説しているページの事です。
中でも、GRAが独自に生み出し広く使われている“造語”は「GRA用語」としてまとめて解説もしています
( 関連用語 ・ ・ GRA用語 ) |
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