【
河原 志保 さん 】 |
|
今回は本当にお疲れ様でした! そして、初心者の方には本来とてもハードなコースだったかと思います。ただ、朝一番のウォームアップ走行を拝見していて、河原さんの走りの特徴に気付き、パイロンの設定を少しハード気味にさせてもらった次第です。
そう!河原さんにはとても良い“素質”があるのです。それは、第一にバランス感覚が良い事。そして、第二にとても粘り強い性格(精神)の持ち主ですね。(粘り強さの方がとても大切かも知れません)
だから、あの様なコース設定でも粘り強く走り続けられ、どんどんと上達していく事ができたのです。それは、練習コースの測定結果を記した別表を見るとはっきり分かりますが、練習コースでの“タイム指数”は 「14564」 で、これは初心者としては充分に上手い範囲の方である事を示していますよ。
午後に行なった本番のコースでも、午前中の走りをすれば 1分12秒ほどで走れる可能性が充分にある事を示しているのですよ。
ただ、残念な事に、オートバイの整備を当日充分に行なってあげる事ができませんでしたの。また、次回参加してもらえる機会がありましたら、楽に不安無く走るためにもオートバイの簡単な整備を当日やってみませんか? きっと、もっと “刃”が好きになりますよ♪
|
【
三山 英俊 さん 】 |
|
うまい!ですね♪ 講習会も練習会も初めてだった筈だし、レーサーレプリカで小回りは苦手なバイク、しかも排気量も大きいから少し心配していたけど・・、充分に上手いですよ!!
走り始めこそ、どう走ってよいかが分からず、コースも間違えながらだったし、走行ペースもさほどではなかったのに、走る度にどんどん工夫を加えていって少しずつ走行レベルが上がってきましたね。 だから、練習コースで行なったタイム測定結果での“タイム指数”は 「12107」 と良い結果が出ましたね。
車両の特性と走行コースとの相性の悪さを考慮しなくても、一般的なライダーの中では充分に上手いテクニックを持っていますね。一般的な講習会だったら、一番上手い人のグループに入ってトップに立てるほどですよ。
しかも、それ以上に感心した事があります。それは参加態度がとても真面目だったし、それ以上にライダーとしての意識を向上させる意欲も強く感じられたところです。 その点で、当日に参加した他の方々も三山君に強い影響を受けたと思います。
どうぞ、また機会がありましたら是非参加して下さいね。その時には、サスペンションの基本的なセット出しを三山君の体格に合わせてやってみませんか?
|
【
西田 昌雄 さん 】 |
|
いつも、遠くから遠征(?)というだけでなく、熱心な参加態度にとても感謝しています。 ただ、“全員が公平に”と“お互いを支えあう”という開催ポリシーへの理解が ウォームアップの時に頭から離れてしまい勝ちなところが残念です!! GRAのイベントという“ステージ”で何かしらの“成果”が掴みたいのであれば、何よりも他の方から人格的に尊敬される人を目指すべきです。
今後は一層の精進と配慮をお願いします。
それ以外は ・ ・ 、 よく頑張りましたね !!♪
特に、練習コースでのコース取りの研究態度は見事で、他の方の見本になるものでした。そしてそれ以上に光ったのがタイムトライアルでしたね ♪
前回お会いした8月の時と比較すると、走行ラインの精度が一段と磨かれた様で、効率の良い走行ラインを描くための練習を意識して重ねてきたのでしょう。
今回は西田さん一人、以前からの基本タイム指数を更新しましたよ! (9975⇒ 9971) “奨学飴引き換え券”を同封しておきましたので、次回参加時には必ず持参してきて下さいね。
また、この先に向けてアドバイスするとすれば、先日も指摘させてもらったフロントサスペンションの設定だと思います。より軽やかに動き、ターンアウト時に方向を掴みやすく、ターン時にスピードが落ちない設定を探ってみてはどうでしょう。そんな設定が出せれば、走り方は全てオートバイが教えてくれますよ。
|
【
北川 清美 さん 】 |
|
ふっふっふっふっふ ・ ・、 誰も知らない 北川さんのオートバイの秘密を今回は知ってしまいましたぁ〜。 何故か 本来は100mm以上ある筈のフロントサスペンションのストローク量が 70mm以下だったり、どうして?か リアサスペンションの基本的イニシャル調整が出来なくて、サグ値を1/3 にしたいのに 1/4ほどと異常に高いイニシャル設定まま!! こんな状態のセットではコントロールが不自由で(怖い!)、とても速く走れる筈がないのに! 何ですか!あの練習コースのタイムは? 別格のタイムを叩き出して! 練習コースでの“タイム指数”は 「9699」 と驚異的な走りです。(これが北川さんの実力という話も♪)でも、あきまへん! あの車両のセットは“まとも”な状態に直すべきです〜♪
暫定でフロントの車高を5mm上げたのですが、あくまでも“暫定”です♪
次の機会には、絶対に今の状態よりは一歩でも! 少しずつでも! 良くしていきましょう。 本当に乗り易いセットを出せれば、何も考えず苦労もせず、手や脚となって自由自在に走れるものです。 そういう状態のオートバイの乗って練習すれば、本当に大切なテクニックが磨けるのです。 乗り難いのを乗りこなすのがテクニックではありません。
( ・・ でも、ホンマ 呆れるわ、北川さんの技量に♪ )
きちんと北川さん用にセットアップされた車両での走りを見たいのは私だけではありませんよ。 誰もがとても期待していますよ♪
|
【
寺田 正大 さん 】 |
|
先ず最初に、今回は寺田君には色々とお世話になりました。前日になってからの急な依頼であったにも関わらず、機材運搬の為に1時間近くも早く起きて来てくれた事に感謝しています。お陰様で、無事にイベントをスムーズに開催する事が出来ました。 きっと、他の方も分かっている方は、感謝していると思います。
さて、当日の寺田君の走行について話をしましょう。
今回の走りは、前回久し振りの参加となった7月の時よりも、随分とメリハリの利いた積極的な走りになっていました。 7月の際と一番違っていたのはフロントブレーキの使い方で、前回はそうっと控えめな利用だったのが、今回ははっきりと使えていましたね。 きっと、この間に機会を設けてフロントサスペンションの整備をして練習も重ねてきたのだと思います。
ただ、その積極性や努力の分だけ、ちょっと残念な挙動が目立ちました。それは、フロントが必要以上に速く巻き込んでしまい、その影響でフロントタイヤの回転スピードは落ち、バンク角が浅くなっている様です。その影響で、前回更新した
“タイム指数”には少し届きません。
対策としては、フロントフォークOILの交換(粘度は純正指定を基準)して、残ストローク量を今よりも 5mm程度は大きくなるように湯面レベル調整、あるいはフォーク突き出し量の調整を行ない、走る時にはフロントタイヤの回転スピードを落とさない練習するのが良いと思います。
もし、調整などで難しい事があれば、次に参加の機会にアドバイスしますね♪
|
【 田中 英子 さん 】 |
|
実は、私の眼に一番輝いて見えたのは 田中さんの走りです。
いや、それは走りのレベルとかオートバイの調子の事を言っている訳ではありません。 充分に考慮し、注意深く組み上げている “レベルアップの階段”を着実に昇っている姿の事です。オートバイと会話をしながら走りのレベルアップを目指している者なら、誰もが今の田中さんの取り組みを見習うべきです。
これは、毎回見ている者でないと分かり難いと思いますが、田中さんは参加する度に“課題”や“目標”をしっかりと意識して練習に励み、ある程度習得すると次の“課題”を胸に抱いて次の参加予約を行なっていて、ここのところ参加する度に着実にレベルアップしているのがはっきりと手に取るように分かるのです。その“成果”がはっきりと表れたのが練習コースでの走行で、特に午前11時以降の走りは全く新しい境地を開いた走りでした!! それは、練習コースでの
“タイム指数” 「11152」 でも充分に伺えます。
ただ、1時以降は若干集中の糸が切れたのか、集中すべき点を間違えて細かな事だけに注意を払い過ぎた結果なのか、午前中の“キレ”は戻ってこなかったですね。しかし、そんな走りで若干ミスをしながらも、タイムトライアルでは 「11635」という最近ではベストの“タイム指数”でしたから、充分に“成果”は出ていたと言えます。
低速セクションは小さくまとめ、輝く中速セクションはその前後区間も含めてもっと輝かせる事を目指せば、一段とレベルアップするでしょう。
一番大切な事は、躍動している時の感覚をしっかりと覚えてしまう事ですね♪
|
【 泉 一博 さん 】 |
|
オートバイの経験も長く、きっと何かしらの講習会や練習会にも参加して、きちんと真面目な受講態度でしっかりと技術を習得されてきた事を伺わせられる様な見本となる良い走りを見せてくれました。
しかも、車両のコンディションも良く保ってあり、車両のバランスも充分なレベルに保たれていましたからこそ、あの様にいつも安定した走りができたのだと思います。 車両の状態をベストに近い状態に保つ事こそ、安定した走りに繋がり、レベルアップには欠かせない事ですから、そういう意味でも良い環境を作っていらっしゃいます。“タイム指数”にもそれが表れていて、練習コースでは 「12549」、本番のタイムトライアルでは 「12652」 と、どんな状況でも安定した充分にレベルの高いタイムを残せている事が分かります。
どんな時でも安定な走りが出来る事はとても大切で、自らの技量をしっかりと理解して発揮できている結果ですし、危険を冒さない範囲で走り切れる技こそが最も安全運転に欠かせない要素です。
もし、更にレベルアップを目指すとすれば、『 オートバイに乗せてもらう 』をお勧めします。オートバイの運動能力は人間が考える以上に大きなものです。
ただ、その能力を使う為には、オートバイを操りきってやろうと努力するのではなく、オートバイの優れた運動特性をしっかりと把握してそれに身を委ねる方がずっと楽に安全に(能力高く)走れるものです。 今の泉さんのオートバイのコンディションだからこそ、実はそれが可能ですよ♪ 検討してみて下さい。
|
|