このエントリーをはてなブックマークに追加



2008. 8. 25
2008年 8月 16日 開催 GRAツアー 2008・長野Rd参加者 各位
充実感はOK!   ただ“声掛け”が少 !

前略 残暑が厳しい日が続いてはおりますが、朝夕には多少秋の気配を感じさせるようになりましたね。その後、皆さんはお変わりなくお過ごしのことでしょうか。

1995年以来、毎年開催している恒例のイベントですが、年に1回の参加ペースの人も多く、その上に初参加の方が4名と全体の半分近くになってしまい、イベント作りを積極的にリードすべき立場の経験者の割合が低い上に、【お互いを支えあう】という運営テーマを経験している人が殆ど居なかったという悪い条件下での開催となりました。

この条件から見れば、個々の業務へも積極的に取り組んでくれて、一日の運営の流れも良く、持ち込み『企画』にも情熱が込められたものが多く、その上に大きな事故も無く、予想以上に充実した一日になりました。
これも、参加経験者を始めとする皆さんが、【 お互いを支えあう 】という運営テーマに積極的に取り組んでくれた結果です。 重ねて皆さんの努力と協力に深く感謝を伝えます。

ただ、その取り組み方に誤った“傾向”があったのも事実です。
それは、「 運営に必要な業務は積極的に取り組む 」 けど、「声掛け」 などには消極的な例が多く見受けられました。 これは、誤った取り組み方だと言えます。
【 お互いを支えあう 】という運営テーマで求められるのは、参加者全体への気配りであり、サポートが必要な方への 「声賭け」 や 話しをした事の無い人への積極的な 「会話」
です。 それを行なう事で、自然に“指摘”や “指示”、“サポート”などが発生する
ようになり、これこそが【 お互いを支えあう 】で一番実現したかった事です。
運営業務については多少のミスや遅れがあったとしても、却って【お互いを支えあう】という 意識を活かす場になると考えていますし、個人が完璧でしっかりとした運営を誰の協力も求めず、誰とも共有せず成し遂げる事は期待していません。

そんな中で、今回 【お互いを支えあう】 の動きで一番印象に残った場面がありましたので、ここに皆さんに紹介します。 それは、慣熟歩行も残り少なくなった時、初参加の 4名の方が、お互いに 「**さん」と声を掛け合って全員が遅れずにスタート準備が出来るように支えあってくれたのです。 この光景こそが正に求めていた姿ですし、初参加の方々に理解してもらえ実践してもらえた事が何よりも嬉しかったのです。

そんな風に、「声掛け」 や 「会話」 にあふれ、お互いに気配りのしあえるイベント作りを今後共に続けていきますので、次に参加してもらえる機会には今回の経験を活かして【お互いを支えあう】というテーマでの協力をよろしくお願い致します。

草々
 

GRA 事務局 小林 裕之



  アドバイスを届けます !aa
当日参加された方へ、ゼッケン番号順にアドバイスを致しますので、参考にしてもらえると幸いです。

小川原  伸介 さん 】
 

初めての参加、お疲れ様でした!!
見るからに(失礼!)タダモノでは無い雰囲気が一杯で、走り方にもそれが溢れまくって! しかも、大嶋君企画の“ライン取り”の説明の際に垣間見せた“超理論的解析”など ・・・。 きっと、別なフィールドでは随分暴れて・・、いや!活躍されているものと推察申し上げます〜〜 ♪
しかも、礼儀正しく、マナーも良く、これからどんどんと(ビシバシと)伸びて欲しい人ですね。 ただ、“500円”をともすれば忘れがちになってしまうのが「玉に瑕(きず)」 ですね〜。 レースからトライアルまで、“500円”はとっても大切なポイントですから、忘れないで〜〜 ♪ だって、本気で信じていた“あの一周の走り”が あの日のベストだったのですよ〜〜 ♪♪
これからに 期待していまっせぇ〜 ♪
 

大嶋  秀生 さん 】
 

毎年、必ずこの時期、1995年以来14年目、連続(毎年)参加回数15回参加してくれてありがとうございます!
走りの方の上達も順調で、特に昨年は一昨年と較べて、一気に伸びましたね。(確か・・ フロント周りの基本的なアライメント調整してから?) ただし、今年は(恐らくフロントフォークが原因)とても乗り難そうで、随分苦労されてましたね。改めてきちんと整備すれば、必ず昨年の様な走りは再現できますので!ぜひ頑張って下さい!!(あぁ〜〜ぁ 整備してあげたい!ガレージに持って来て! )
ただし、走りとは別に、運営への取り組み方は随分とレベルアップしてくれて、大変に感謝しています。 いままでも熱心に取り組んでもらっていたのですが、今年は一段と情熱レベルが違いました。特に受付主任としての対処内容にそれが一番表れていました。 難しい状況の中、正しい判断と対応を責任を持ってやり遂げてもらった事には、改めて深く感謝を申し上げます。
今回得た経験を何らかの形で、受付業務以外の通常の進行時でも、他の方へ伝えてもらう事が 【お互いを支えあう】にも大いに役立つと信じています。
どうぞ、これからもよろしくお願い致します。
 

渋谷  和広 さん 】
 

初めての参加、お疲れ様でした!!
物静かで慎重な方と見受けましたが、朝の入場の際でも車両を指定の場所に停めた後に礼儀正しく昼食準備とスケジュールの関係を尋ねてくれましたね。正に私達・GRAとして歓迎すべき礼節のある方だと分かりました。
ただし、予想が外れた所がありました。 それは “走りの情熱”です ♪
実は、見掛けの雰囲気や購入された車両から想像していた以上に! “熱い心”がほとばしっていましたねぇ〜 (ほんま びっくり!) いいですねぇ〜 ♪
熱い心を持ち、それを発揮する場があるからこそ人は生きていられるものです。
そこで、アドバイスを二つ!
  1) 先日、少し体験してもらったように、車両はその組み立て方ひとつで走りに大きく
         影響します。新車時でもそうですから、経年変化を重ねる度に徐々に良くない状態
         になりますので、正しいアライメントや整備知識を学んで、いつも最良のコンディ
         ションに保つ事です。それが、正しい上達には欠かせません。
  2) オートバイはオートバイなりに走らせましょう! それが一番リスクが少なく、無駄
         が少ない走りになり、必然的にタイムも伸びます。だってぇ^オートバイには素早く
         走る為の“遺伝子”が組み込まれているのですから、それを無視して操るのは、
         無茶・無理・無駄というもの。先日の渋谷さんの走りでは“熱さ”で操り過ぎた
         瞬間が時々ありましたヨ ♪
参考にしてもらえたら、嬉しいです♪ 次に会える時にを 期待してますヨ〜♪
 

小林  史晃 さん 】

 

堅実な考え方で、正しく物事を理解してから取り組んでもらっている小林さんにとっては、【お互いを支えあう】という運営テーマであっても、どうしても経験の豊富な“一般的なスタッフ”状態に入りがちのように見受けられました。
ただ、先にも書きました様に、この活動で求めているのは、完璧なスタッフであるよりは、積極的に他の人の助けを求め尋ねるスタッフであって欲しいのです。
そして、それ以上に、スタッフを離れた立場で他の人に声を掛けたり、声を掛けられる存在になって欲しいのです。 小林さんがそうなってくれると、正に“百人力”なのですから。
さてさて、(話は180°ターンして♪) 歴史の名車?ブロス号の件です。
実は(ここだけの話ですが・・)あの車両は素のままではあの様な走りには不向きな車両なのですヨ♪
でも、(ここから本題ですが・・♪)リア周りとフロント周りを“ちょちょいのちょい!”とリセットすれば、「あっと驚くタメゴロウ!」 という程に生まれ変わる素質のあるのですよ♪ (本当は ちょっと乗せてもらって、アドバイスしたかったなぁ) だから、走りの方は ずいぶんと車両が影響していると思います。昨年から何も基本的に変わっていなければ、昨年より悪くなるもの。
次の機会があれば、是非!拝見したいので、検討しておいて下さいね♪


伊藤  敦 さん 】
 

根っからの真面目でいながら、遊び心もたっぷり持っていて、人を楽しませる事に気遣いする伊藤君が居てくれたからこそ、一段と楽しい一日になりましたよ。
おいしい 西瓜 ご馳走さまでした !! 写真撮影と写真データの編集作業(モバイルPC持参で行なってくれた!)をしてくれたお陰で、必要な広報活動を素早く進める事ができました。 本当にお世話になりました。
ただ、願わくば! 【お互いを支えあう】というテーマの下、他の人との距離感をもっと縮めてもらうのはどうかな? 人に声を掛けて掛けられ、人を頼ったり頼られたり、指摘したり指摘されたり という様にリラックスしながら周りに気を配るのなんて! どうでしょうか? 結構 イケると思いますよ ♪
それに、西瓜や撮影などに随分神経を使ってくれた影響でしょうか? 今回の走りは、昨年の(岐阜での)絶好調!とは大違い♪ 車両コンディションは変わっていない筈なのに、いやぁ〜 “どん底”状態でしたねぇ〜
本当の実力を知っているだけに残念!! もう少しリラックスしていたら、車両の不具合があっても分かったでしょうし、僕に 「去年とどこか違う?」 って尋ねる“手”もあって、抜け出せたかも知れないでしょ♪
さあ、次の機会には(来年? 10月・静岡Rd ?) その分野へチャレンジを♪
 

西田  昌雄 さん 】
 

いやぁ〜〜 走りは “今ふたつ”でしたねぇ。ほんま! 5月の“キレ”のある走りがまだ鮮明に瞼に残ってますさかい、その分だけ今回は残念な結果ですわ♪
でも、充分な練習で一度は“境地”に入った人ですから、また次の機会までにはコンディションも整えて練習も積み、捲土重来になると信じていますよ。
さて、走りとは別に、【お互いを支えあう】というテーマに関しては、他の経験者の方以上に“伸び”を見せてくれたのが、今回の長野Rdで大きな喜びでした。「どこが?」 というと、『企画』の内容に大きな進化があった点です。今回の企画では、「支えあう」 という事と 「バイク」 という要素を掛け合わせて出てきた内容だと思いますし、それを 単に 「 **と思います」 とするのではなく、「皆さんはどう思いますか?」 と投げ掛けてくれた点などは、従来からは大幅な伸びで間違いありません。
あと願わくば、普通の時間帯などでは他の人とのコミュニケーションをとって、人との距離感を“半歩”ずつ縮めていく工夫をしてもらえると、鬼に金棒です。
(追伸 : 写真撮影は 撮影者同士で連絡を取り合い、必要以上に撮影に時間を使わないようにしましょうね)
 

玉井  政彦 さん 】
 

初めての参加、お疲れ様でした!!
スパーダですね! それも あの車両のフレームの剛性感とかっちりとしたハンドリングは大好きなのですが、きっと長く手元に置いていらっしゃるのだと思います。 分かる人には分かる細かな変更を積み重ねた箇所が多くありそうですね。それと一緒に腕前の方もかなり以前から確かな練習を重ねてこられた跡がたくさんあります。 車両に無理をさせるような破綻も無く、どこまでもスムーズに走りきる模範的な走りを拝見しました。
ただ・・・、残念です! 車両のコンディションが以前走り込んでいらっしゃった時より低下しているのではないでしょうか? それに合わせて、充分に腕前が発揮できていないようですね。 できれば、車両を分解整備してコンディションを整えて、少しでも本来の腕前に近い走りを! 次の機会には是非 ♪♪
 

木村  耕 さん 】
 

初めての参加、お疲れ様でした!!
重ねてになりますが、木村君には昨年の様な事がありながら、今年も参加に来て
くれた事に深く感謝をしています。
さて、その走りというのが・・、 リザルトに表れているように、充分以上のレベルの方で、特に素晴らしい点は、身体の“芯”がぶれていない点です。どんな場面でも安定して芯が保たれているレベルからは。日頃の練習量の豊富さが充分に伺われます。きっと(?)この一年間は更に練習量をこなされたのでしょう。。
あとは、練習パターンに工夫を入れる事と車両のコンディション、特にフロントフォークにも時間を使うのを勧めます。特に車両整備をしただけでも、更に簡単に伸びてきそうな雰囲気ですね。
ただ、それと同時に気を配って欲しい事があります。既に充分に目を惹く存在になっている訳ですから、速くなるだけでなく、広い意味で他の人に良い影響を残すにはどうすれば良いかについても配慮できる人に、是非!なって下さい。
 

武田  昌樹 さん 】
 

いいですねぇ〜〜 あんなに武田君が走り込んでいる姿を見たのは、ホント!
久し振りですね。 それ以上に、武田君があんなに楽しそうな笑顔を浮かべているのを見るのは、初めて?♪ ・・ それ程に、今回は武田君が楽しんでくれているのが分かって、イベントを開いて良かったなぁ〜〜 って思えましたよ。
なによりも、イベントに欠かせない“会場”の貸し出し交渉を毎年きちんと行なってくれて、しかも当会場の場合は教習車両をコース端に移動をしてもらうという面倒な依頼まであるのに、毎年きちんと話をまとめてもらって、とても感謝しています。
ただ、いつも気掛かりだったのは、(人見知りの♪)武田君にとっては初対面に近い人が多い会場に来てもらって、一年に一度だけオートバイに乗ってもらう事に申し訳無さを感じていたのですが、今回の様に楽しんでもらえた様で安心しています。 これも、【お互いを支えあう】テーマの良い効果なのかな?
 

丸山  芳幸 さん 】
 

いやぁ〜〜 今回は ちょっとリキミ過ぎてしまったように見えますよ。
テント内の設備の設営からPCでのタイム入力準備、そしてタイム集計。その合間には 広報用の写真撮影からタイム入力方法などの説明まで自発的にしっかりこなしてくれて、ちょっとハードに責めすぎたのかも知れませんね。
丸山君は今までのスタンスでも 【お互いを支えあう】というテーマをこなしていたのに、それ以上にやってしまった感じですから、少し“力”を抜いて、手近に居る人から初参加の方まで、気軽に声を掛けて一緒になってやっていくスタンスをもう少し取り入れた方が良い様に思います。
きっと、その方が他の方も丸山君に合わせて良いリズムが作れると思いますから、是非、次の機会は 「少し 力を抜く!」 に トライしてみて下さいね。
さて、車両の方は 7月に拝見した時よりもずっと良くなっていますね。まだ、
フロントが入り過ぎて入ったままになる傾向は出ていますが、う・う〜〜ん!!
でも、イイですよ! そのままで充分! それ以上 速くならないでぇ〜 ♪
 

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 リザルトの見方は !aa




  GRAではタイム測定を行なう度に『タイム指数』を算出して、ライディングスキル等がどの程度向上したのか、或いはベストの時と較べてどの程度ダウンしているのか?を簡単に見分けられるようにしています。
ここで読み取り方の説明を致しますので参考にして下さい。


『 基本タイム指数 』 その方が過去に記録したベストのタイム指数の事で、その人の上手さのレベルを表すものです。 新たにタイム測定を行なった際に、この 「基本タイム指数」 よりも小さな値のタイム指数(結果タイム指数) を出せれば、今までよりも上手に走れた事を示します。
ちなみに、この基本タイム指数(タイム指数)を更新した方にはもれなく! 奨学飴” (飴)を差し上げます。
『 結果タイム指数 』 その日のタイム測定で算出されたタイム指数の事です。
『 実力発揮度 』 持っている実力をどの程度発揮したかを表す数字で、計算方法は、『結果タイム指数』を 『基本タイム指数』で割ります。
つまり、実力発揮度が小数点以下になればスキル(実力)が伸びている事になるのです。
『 仮想ベストタイム 』 その人が実力通りの走り(基本タイム指数通りの走り)をした場合、どんなタイム結果になっていたかを表しています。

  この表を見るのに慣れるのに多少時間は掛かるかも知れませんが、スキルが伸びたかどうかが一目で判断できますし、どの程度のタイムを出していれば “奨学飴”がもらえていたのかも簡単に見分けられますので、とても便利ですよ ♪
 


関連資料一覧  
『感想文』 のページへ移動します 『コース図』 のページへ移動します 『リザルト』 のページへ移動します 『アルバム』 のページへ移動します 通信ボ一覧表のページへ移動します









クリエイティブ・コモンズ・ライセンス ページ中の画像は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています
文章等は許可無く転載することを禁じます / Copyright GRA All Rights Reserved.