前略
、先日開催の『“体験”ライディング練習会』を振り返り、全体の総括と個別にアドバイスなどを順に発表していきますので、どうぞよろしくご覧ください。
まず、当日は全く初参加の方は居なくて、ある意味で“慣れた”雰囲気で一日が進んでいってしまいましたね。決して悪い意味ではなく、私以外の全員が初対面だった関わらず声を掛け、助け合い、協力しあって一日が充実して楽しい雰囲気で過ごせた様に思えますがどうでしょうか。
ただ、“わがままパワー”を十分に発揮できたかといえば、不足していましたね。
“わがままパワー”というのは、本当にやりたい事や大切だと考えている事を、他の人を説得しつつ実現するもので、「一人よがり」になるのとは全く異なります。
人は情熱、熱意によって動くものです。
そして、皆さんは情熱も熱意も十分に持っているからこそ参加した筈です。
その十分にある情熱や熱意を出して表現しないという事は、自身にとっての損なだけではありません。同じ様な情熱や熱意を持っている者同士がお互いを刺激し合うという絶好の機会を失ってしまう事で、更なる情熱や熱意を抱ける機会を失う事なのです。
「やりたい事は?」 と質問した時に、皆さんからは 「**** がやりたい!」という声は返ってきました。しかし、こちらから質問や誘導をしない時にはありませんでした。
皆さんが次に参加された時には、是非! 尋ねられなくても 「○○
がしたい!」とか「△△ をして欲しい!」などと、もっと!もっと! 発言し要求して下さいね。
説得力があったり、おもしろい内容だったり、熱意に溢れている“わがままパワー”であれば採用間違いなしです。
そして、“わがままパワー”をたっぷり表に出して、全体を動かしていくムーブがあれば、大体のスケジュールはすぐに決まり、決まったスケジュールの中で目一杯に課題や練習に打ち込む“活気”が出てくるでしょう。
・・ これは、私の反省ですが、逆に皆さんの“わがままパワー”を充分に導き出せず、スケジュールもはっきりしないままカリキュラムを進めてしまった面があり、次回はこの点をしっかり実現できるようにします。
( もちろん、スケジュールやカリキュラムを決める基本は、参加した皆さんの“わがままパワー”です! )
では、次の機会は、今回以上に楽しく充実した一日にしましょう。
草々
GRA 事務局 小林 裕之
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