前略 、先日開催の『“体験”ライディング練習会』を振り返り、全体の総括と個別にアドバイスなどを順に発表していきますので、どうぞよろしくご覧ください。
今年初めてのイベント 『“体験”ライディング練習会 』 を、“わがまま”(要望)に応える形で3月28日に開催しましたが、今年のイベント開催活動の進む方向性を改めて検討する材料を残してくれた一日となりました。
GRA では掲げている活動目標へと一段と歩を進めるため、今年の活動テーマを【
広く・深く 】として、全国各地の多くの方々へ 主に Webサイトを通じての 告知&啓発活動に力を入れています。
とは言っても、イベント開催活動は継続して続けており、特に “わがまま”(要望) に合わせてのイベント開催を主体に絞ったのですが、それに呼応するかのようにオートバイ販売店さんからの
“わがまま” が届いて、それをきっかけにして今回のイベントを開催する事ができました。
そんな経緯で開催となったこのイベントで 再び認識を深めた事は、「
GRAが実現させようとしている事柄に対しての認識に、GRAと一般的な方々との間に少なくないギャップがあり、それを埋める方策を考える必要がある
」 という事です。
そのギャップとは、オートバイそしてライダーを取り巻く社会環境を良くしていくという
“主体性” の認識レベル や、責任を持つべき “当事者” としての意識レベル に表れているように思われます。
そして、それらの遠因となり、ギャップに拍車をかけてしまうのが、ライダー自身の
“お客様意識” であり “お客様扱い”に慣れてしまい、社会の認識を改めていくという主体性を持つ事に慣れていない事を改めて認識しました。
昨年までの様に、独自にイベント開催企画を進めていた場合には感じなかった点であり、 “わがまま”(要望)制 で 企画を進める方針には変更はありませんので、これから
全国の方々の意識と対峙する際の 大切な “勉強” になったイベントと言えます。
さて、堅い話はこの辺で止め、当日のイベント内容の簡単な講評をしましょう。
当日の参加者の半数は初めて参加される方ばかりで、外車など初めて走りを身近で見る車両も少なくなく、昨年までの イベント開催で培った
カリキュラムや運営システムがどこまで通用するかが一番のポイントでしたが ・ ・ ・
大丈夫でした! 積み重ね練ってきた カリキュラム や 運営システムは 充分に通用し対応できる事を証明してくれました。
当然ながら、“体験” イベントですから、カリキュラムの内容は 基本走行練習が殆どになりますしたが、GRAで言う
“基本” では、少ない操作項目で基本的なオートバイ特性を体感する事ですから、 スタート後は ブレーキと半クラッチは一切使用せず、直線走行やターンの練習するだけですが、
これが 一番奥が深く 様々なカリキュラムを通じて 運動特性の講義を交えて練習するだけで、オートバイとの会話が一気に深まるのです。
そして、この“GRA流”のオートバイとの接し方こそ、全国の方々に多いに参考としてもらえる方法の一つだと信じていますし、今後も
Webサイトなどを通じて告知活動を続けていきます。
※ その活動の一環として! 7月に 【 撮影 & 練習会 】を開催します!!
・ 前回と同様なレクチャー&練習会を行ない、その様子を動画撮影をして、 Webサイト
で全国の方々にも理解してもらえるように行なうものです
・予定募集人数は 3〜6名程度、会場は 「りんくう公園 特設会場」
・開催予定は、 7月18日(日) および 7月24日(土)の二日
・参加申し込み方法、参加費(2000円以下)は改めて Webサイトで告知します
※ WEBサイトで様々なメカニズムやコーナリング理論、練習方法などの説明に使用する
写真 や 動画 撮影である事を理解して協力してくれる方の参加を募集します!
草々
GRA 事務局 小林 裕之
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