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  GRA

いつまでも、楽しく、安全な、オートバイライフの
環境作りに必要な事を、4項目に分けて解説します

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Common sense and insane

オートバイは、自動車とは異なり、安全な走行のために、ライダーの体格や体重に合わせた車体各部の適切な調整が必要です。特に、運動性能の高い車両の場合は欠かせない作業で、それを怠ると楽しく走れないだけでなく危険性が高まります。車両メーカーを始めとする二輪業界には、適切な調整作業の啓発活動が以前より強く求められています。

  Unlike automobiles, motorcycles need to be adjusted appropriately to fit the
  rider's physique and weight in order to drive safely.Especially in high-performance
  vehicles, it is an indispensable task, and if you neglect it, you will not only not be
  able to enjoy driving but also increase the risk.


  Ninja1000 のセッティングについて
     / 新車を買った彼女
  (その1)

  FAQ, Ninja1000 Settings Part 1.



  Ninja 1000 を新車で購入予定の方から、「サスペンションセッティングは ?」と
  質問がありました。 その質問に対して、Q&A形式で数回のわたってやり取りをしました
  ので、その全文を紹介します。          < GRA公式ブログサイトより転載 >



【 質 問 】 Question

小林さんへ
今日はちょっと教えていただきたくて、メール致します。

車両を来週入れ換えることになりまして、サスペンションをとりあえず自分寄りに
シフトしたいのですが、
・・・・・・さっぱりです。

前に教えていただいたことは少しおさらいしました・・・がっ。
リアサスペンション伸びた状態から乗った時が3分の1 ?
( 以前のバイクのときは、リアサスのネジ?が回らなくって、ん〜って感じだったの です )

それで、新しいバイクは下から持ち上げたり出来ないので、
「なんとなく合せ」をとり あえずしておきたいのですが、
「なんとなく合せ」のポイントを教えていただきたい です。

あと、今度のバイクはなんとなくフロントも少し触れるみたいで?
何をポイントにどうしたら良いでしょうか?
フロントはとりあえず、ストロークの量が最低10cm以上は欲しいというのを
教えて いただきましたが ・ ・ ・ 。

100あるポイントの内、最初の4〜5くらい教えてください。
納車は来週週末の予定です。


                               キヨ ( 仮名 )
 
    

Ninja1000 のセッティングについて、FAQ、 (新車を買った彼女)





【 回 答 】 Answer

こんばんは! キヨ さん

そうですか! おめでとうございます。新しい バイク“ に替わるのですね ♪
それを良い機会に、もっときちんとセットアップする事に 関心を持つ事は
とても 素晴らしい事ですね。

   *  *  *  *

サスペンションのセットアップの基本的な進め方は、以下の通りになります。

1. リアサスペンション の スプリング への イニシャル荷重 (通称:イニシャル) を
  ライダーに合わせる

2. リア の 車高に合わせて、乗車状態 ( 1G' )でフロントの車高を合わせる

3. 次に、フロント に 伸び側 或いは 縮み側 の ダンピング 調整の機能があれば、
  平坦路、時速 10 km/h、ノーブレーキ でのターンイン 確認を行ないつつ
  ターンイン時の軽さが重く感じ始める “ 基準点 ” を、それぞれ の ダンンピング
  の調整をしながら 確認する

4. 続いては、60 km/h 前後からの フルブレーキ を行ない、フロントフォークの
  総ストローク量を 確認すると同時に、最大に縮んだ時の “ 残ストローク (値) ”
  を 確認する

5. 右なら右、左なら左だけのターンセクションを、可能な限り 大きな フロント荷重 を
  かけつつ、90度 以上 150度 以内 の ハードターン を繰り返し、フロントの 方向
  安定成分の大きさを確認しておく

・・ 以上 が ツーリングや街中走行で、どんな場面に出会ったとしても、最大限に
   オートバイの安定性や操縦性を保つための セットアップ方法の “ 基本 ” です。

・・ スポーツ走行などで、より 高い操縦性と安定性のバランスを探る場合にも、
   上記 に述べた 作業で確認した 数値 (データ) が 基本になりますので、
   きちんと 記録 しておく事が大切です。


☆ 尚、 新車の場合には、最初から 上記の作業を行なう事は お勧めしません。
  各部が 本来の動きをする事を確認して、徐々に 各部の “ 慣らし ” を行なう
  事は 欠かせない作業です。
☆ きっと、項目 3. 以降の 作業内容については、上記の説明文だけでは理解は
  難しいと思います。
  こちらも 徐々に “ 頭 ” の “ 慣らし ” を しながら 進めていけば 一番だと
  思 いますので、後日、改めて詳細な説明をしますのでお待ちください。


  *  *  *  *  *

< 追伸 >

今回、キヨさんが 質問してくれたような事柄は、高価な オートバイに 本来の能力 を発揮して
もらい、他人に危害を与えてしまう可能性を より小さくするために欠か せない 大切な作業だと 僕自身は信じています。

そのために、 GRA の Webサイト の 『 オートバイの基本講座 』では、それらのセット アップ方法の 基本を 一つ 一つ、 図解 や 時には 映像(動画) を 交えつつ、誰で も理解できるような 講座 ページを作成したいと考えています。

それと同様に、誰でもが 簡単に上達を楽しめる 方法や理論 ( 直線理論 と サーク ル理論 ) も、誰でもが 理解できる ページを作りあげて、 日本全国だけでなく、全 世界の人々に発疹するのが 今の最大の目標です。

( もちろん、人として 欠かしてはならない 心 の事も 同様に伝えますが )

ただ、それ以前に、今までの活動を きちんと 文字 と 画像 にまとめ上げておく事が、 欠かせない事だと考えています。






解説記事と画像 :小林 裕之
  
Texts and images : Hiroyuki Kobayashi




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