Common sense and insane

　　ステムベアリングの調整について、（3）

　　About Stem Bearing Adjuatment　part 3

　　ステムベアリングの調整をして“ガタ”を取る方法についての質問がありました
　　ご自身の手で解決する事も考えていらっしゃる様子なので、簡潔な回答と基本的な調整
　　そして、詳細な基礎編などに分けて解説を進めています

おはようございます！ M さん

早速に！ あんなに長い説明文章だったのに ・・、
読んで、返信をくださり、ありがとうございます。
お蔭様で、安心する事ができました。

後は、お約束の通り、動画で整備の様子をお届けする必要がありますが、もう少しお待ち下さい。
ご連絡を頂戴したお蔭で、どんな内容の動画が良いのか、どういう説明をすれば良いのか、具体的
に イメージを掴めたので、より良い解説動画になりそうです。

動画を撮影して、編集を行ない、前回の解説ページの次のページで掲載する予定ですし、掲載した
後で、 また案内を致しますので、是非、参考にしてください。


＜ ワンポイント アドバイス です ＞

　　オートバイの整備をされる際は、可能ならば、直立させた状態に保つ事をお勧めします。
　　　その理由は、車体に余分な歪を与えない為です。

　 ・・ サイドスタンド状態、車体が傾いたままで、車体フレームやサスペンションなどの
　 　 　主要な部品の整備を行なうと、ボルトを緩めて締めるだけで、その整備箇所が傾いた
　　 　 状態で固定される事になり、必ず悪い影響が残るからです。

　 ・・ それは、整体師が施術する際は、患者は平らなベッドの上で整体を受けるのと似て
　 　　 います。 身体の各部の骨や関節を本来の場所に戻して、コリやシビレを取り去り、
　　 　 血流も良くするのが 整体の目的です。 仮に、横方向に傾いたベッドや、平らでは
　　 　 ないベッドの上で施術してしまうと 誤った整体になってしまう可能性が高いのと
　　 　 良く似ています。

　　サイドスタンド状態での整備も可能ですが、その際は、ボルトを緩めた後で車体の傾き
　　　を変更したり、 フロントタイヤを接地させたままハンドルを切る操作は、可能な限り、
　　　避ける事をお勧めします。 　　

　 ・・ 特に、今回の様に、フロントサスペンション 周辺の整備を行なっている最中に、
　　　 フロントタイヤが接地したままでハンドルを切る操作は、歪（ひずみ）をフロン
　　　 トサスペンション周り に残す事になり、見た目は分からなくても、敏感な箇所で
　　　 すから、操作感に影響を与えます。

　　これらの整備を実現する為に、リアのスタンド｛レーシングスタンド｝の使用がお勧め
　　　です。フロント側は、スタンドで アンダーヨクー（通称：アンダーブラケット / 三つ又 ）
　　　をジャッキアップするか、 エンジン下に ジャッキ（四輪で使われる様な）を当てて
　　　フロント周りを浮かす 事をお勧めします。


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きっと、M さんと同じ様に探究心を持っている人は少なくないと思います。
そんな人にとって 役立つ情報を発信したいと考えていますので、前回の様に、M さんのご返事
の 一部と、それに対しての 回答文章j や 画像、映像 を公開する事をご了承ください。

では、改めて、動画 の 案内をご期待ください。


From　 同じく「緊急事態宣言、何もしたくない病」患者より
　　　　でも、一日でも早く、抜け出せますように！ 願っています。