まさかベアリングが壊滅しているとは想像しておらず、交換用のベアリングの用意は無いので、すぐに修理は不可能だから、部品が入手出来るまでの間は、入庫時よりもまともに作動する様に応急処理をしておくしかない。
脱落せずに残っていたローラーを正しい位置に戻し、グリスをたっぷりと奢ってあげて組み立てて、ベアリング交換の時までは充分に気をつけてもらう事になったが、応急処理&組み立て後に試乗したオーナーさん曰く、「リア サスペンションが怖くなくなった」との感想でした。
ここまで酷い破損は滅多に無いとしても、ベアリングに必要な定期的な分解整備を受けられず、今回の例に近い状態のまま走らされているオートバイは決して少なくない筈だし、それに乗っているライダーも「乗り難いのは自分のせい」と思い、思い込まされている例も決して少なくない筈だ。
大変に困った事だし、何とかしたいものだ。
なお、交換に必要なベアリングのサイズ(規格)は、分解した時に計測して、以下の通りでした。
後は、車両メーカー(英国)に該当部品を発注して到着まで 2〜3週間待つか、国内で一般市販されている同じ規格(サイズ)のベアリングを手配するか、オーナーさんに手配してもらう事になりました。
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Needle roller bearings used in harsh environments require regular disassembly and maintenance. However, in this case of needle roller bearings used in the link mechanism of the rear suspension, the oil seal was defeated by high water pressure from the high pressure washing machine, and the intrusion of water caused fatal damage to the bearing. It is considered.
As a preventive measure, it is important not to wash with a high pressure washer or detergent and to periodically disassemble and maintain.
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