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  GRA

いつまでも、楽しく、安全な、オートバイライフの
環境作りに必要な事を、4項目に分けて解説します

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私達・NPO法人GRAは、安全で楽しいオートバイライフを過ごすには、自らモラルを持って社会に接する事が最も大切だと考えています。そうして、一人ひとりが社会の中でモラルを育てる事こそ、人として一番必要な事の一つだと信じています。


 事故現場での インモラル

妖怪のつぶやき より転載)



『 救護、トラブル、そして罵声! 』


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斜面を降りて車内を確認すると、20代と思われる男性が二人居て、一人は意識があって大きな怪我は無さそうだったが、もう一人は頭から血を流していて意識は無かった。

時刻は 午後4時過ぎだった。
外は十分に明るく、確認や救出作業には支障無かったが、県境近くで付近には民家など一切無く、行き交う車もまばらな道の為、他の誰かに頼る事も出来なかった。
しかも、40年以上も前の事、携帯電話など無く、救急車を呼ぶ事も出来なかった。

  「 近くの町までそう遠くない 」
  「 病院まで運ぼう 」

意識のあった男性と一緒に血を流し意識が無いもう一人を車外に運び出し、僕の車のリアシートに寝かせた。
そして、身体の下に敷くモノを車のトランクから取り出し、彼女には圧迫止血を依頼して、さあ走り出そうとすると、エンジンキーが無かった。
トランクをキーで開けた後、慌てていた為、キーをトランク内に閉じ込めてしまったのだ。


GRAのコラム 「事故現場のインモラル」 イメージ画像

 
動転しながら、トランクを開ける手段を考えていると周囲が騒がしかった。
交通量は少ない道だけど、観光帰りか、岡山県ナンバーの車が数台停まっていた。
でも、みんな野次馬ばかり、誰も手助けの声を掛けてもこなかった。

そうしている内に、最初に通り掛かった人が連絡してくれたのか、パトカーが到着した。
そこで、二人の警官に事故の状況を説明していると、それを聞いていた野次馬の一人が急に罵声をあげた。

  「 トランクを壊せ! 」
  「 同県人だろ !」


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