≪“ サークル練習 ”その1 ≫
1. 周囲に危険の及ばない、練習に適した場所を確保します
2. 路面上に一定の半径の円(サークル)を書きます。
お勧めの円(サークル)は 半径3m から 半径4m の大きさです。
3. 最初は、サークル近くから発進して、サークルを2回転してから離れます。
回転方向は 右でも左回転でも、ブレーキは使用しても結構です。
4. 安定して 2回転するのに慣れてきたら、ノーブレーキで走行しましょう。
ノーブレーキ走行でも安定した円軌道が描けるようになったら、
バンク角を増して速度を上げていきましょう。
5. 最初は不安定な円軌道しか描けなかったとしても、それが普通です。
しかし、ライディングフォームや視線の角度、呼吸方法やステップ荷重など、
色々と試すうちに、安定した走行のヒントが少しずつ見つかるでしょう。
そうやって、実際に自身で掴んだ技術や感覚こそライディングの財産ですし、
それを簡単に見つけられるのが“サークル練習 ”です。
6. 同じ“サークル練習 ”を、右回転と左回転の両方で試してみましょう。
きっと、どちらかの回転方向が一方に較べて苦手だと分かるでしょう。
その時には、得意な回転方向を「先生」として、ライディングフォームや
視線の角度、肩や腕の使い方、などを一つひとつ真似をしてみましょう。
|