そして、それらの活動を行なっている団体の活動をより活発化させ安定させて社会的な貢献度を高める事を目的に、法律を制定して認定によってそれらの団体に法人格を持つことができるようになりました。
その法律が 特定非営利活動促進法(NPO法)であり、これによって団体として銀行口座を開設したり事務所を借りたり、不動産登記などの法律行為を行なえる法人格の取得ができるようになります。 この制度を利用し、内閣府などに申請して認定されて法人格を取得したNPO団体がNPO法人 です。しかし一般的には、この NPO法人 を指して NPO と称すのも一般的になっています。
NGOという言葉もTVなどでよく耳にしますが、NPOとNGOは社会的な貢献活動を営利を目的とせず行なう点ではよく似ています。しかし、その立場の違いによって区別されています。
こういう政府や自治体、企業が扱いにくい社会的なサービスの要求に応えることができるのがNPOであり、社会的な問題を解決する有効な方策として多くの国で保護・育成されています。
特定非営利活動を行うことを主たる目的とした団体に、所轄庁の認証によってNPO法人(正式には特定非営利活動法人)という法人格を付与するというのが主な内容となっています。 その後 2002年 12月に改正されて、特定非営利活動の分野が 12から 17に増え、また申請手続きが多少簡略化されて、改正法は 2003年 5月から施行されています。
NPO法人も公益法人(財団法人や社団法人など)も、原則非課税という点では変わりありません。
ただし、公益法人の場合には、収益事業への課税において所得の20%までの範囲で「みなし寄付」が認められることと、法人税には軽減税率が適用されることや、預金金利などの金融収益も非課税になっていることなどの点で優遇されています。
なお社会福祉法人の場合は、みなし寄付の範囲が50%と大きく、 また寄付税制についてもNPO法人とほぼ同じ扱いとなり、公益法人 の場合よりも優遇されています。
● みんな、NPOになあれ ! Let's begin NPO NPOは、社会貢献を行なう法人(企業)です 全てのライダーにとって、社会に貢献する活動こそ真に大切な ことです