道路を走っている時や 街を歩いている時、
そして 静かに家でくつろいでいる時などに、
他人迷惑な走り方をしているライダーを見かけた事はないだろうか?
歩道に迷惑な駐車をしたり、歩道を走るオートバイはいなかったか?
「うるさいなぁ!」 とオートバイの音を感じた事はないか?
そう! 殆どの人は少なからず体験していることだ。
それが、オートバイに縁の無い人々、社会の大半の人が感じている
ライダーへの不満だし“評価”なのだ。
しかし、困った問題があるのはここからだ。
殆どのライダーはそういう他のライダーの行為を 気に留めなかったり、
無視したり、そして時には 忘れたりしているのだ。
何故か?
同じライダーだという仲間意識だったり、
オートバイが好きな者同士だからだったり、
時には 「自分にもそういう時があったなぁ〜」 なんて
考えてしまうから見逃してしまうのだ。
困ったものである。
一般社会からのライダーに対する低い“評価”を 理解していながら 、
実際にそういう評価がくだされる “原因” の数々を目にしながら 、
殆どのライダーがそれを気に留めず、無視し、そして忘れてしまうのだ。
この一般社会との認識の“ギャップ”こそが、
ライダーと一般社会とのズレであり、評価を高めていけない原因なのだ。
ライダー自らが社会からの評価を高めていくためにも
先ず最初に行なうべきは、他のライダーが社会に対して行なっている
迷惑な行為の一つ一つをしっかりと目をそらさずに心に留める事なのだ。 |