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GRA 活動報告と予定について 「 2022年、そして 2023年へ 」
Activity Report and Furture Plan "from 2022 to 2023"

                             NPO法人GRA 代表理事 小林 裕之






■ 2022年度の成果は / Achievements in 2022


『 真剣に 深く 楽しめ / Seriously Deeply Enjoy 』


情報発信や啓発活動の内容を、より本質的な事柄を基本から深く追求する内容へと変革が進められた一年だったと思います。
イベント開催活動からWebサイト等を通じた情報発信活動へ活動主体を変更して5年目を迎え、GRAでなければ発信出来ない様な大切な内容を、物理法則やエンジニアリング的解説を加えて、より真剣に、よりj深く、安全にオートバイライフを楽しむ事を提唱する方向へと切り替えていますが、2022年はその歩みを一歩づつ確実に進められた一年になったと考えています。

その典型的な例は“セミナー”の再開と、そこでの話題や解析した内容を、解説図と分かり易い解説を加えて 公式Webサイトなどで発信に繋げられているからです。従来のイベント開催を主体にしていた時期であれば、整備やライディングの基本的な考え方や基礎知識などを伝える時間は短く、逆に基本に立ち戻った正しい解説を行なう事は求められていませんでした。しかし、“セミナー”では違います。 些細な事でも、物理法則や機構的に間違いなく立証できる解析を、丁寧に一つひとつ積み上げて、誰でも理解が可能な結論に結びつける必要があるからです。それは、Webサイトを通じて発信する場合には、「コレはこういうものです」などと通説で解説したり、根拠を示さない解説はオートバイを危険な状態へと導く大きな要因になると信じているからです。



【 2022年、活動年表 / Activity Histry
https://gra-npo.org/data/nenpyou/2022.html







■ 残された課題は / Remaining Issues



『 支援の輪つくり / Receiving Support 』


一方、GRAの活動に対して興味と関心を持ち、イベントへの参加や「Q&A」コーナーなどを通じての問合せ、そして事務局業務の支援や掲載用文章の投稿、「寄付金」での支援をして下さる方々の“輪”の広がりはさほど大きくなかったと思います。
この点は、単に情報発信や啓発活動を行なうより、人の自発的な行動を呼び起こすという、更に一段高いレベルの活動になりますが、根気よく続けていく必要があります。


【 2022年、会計報告 / Financial Report
https://gra-npo.org/data/accounting/kh2022.html



【 2022年、寄付金明細 / Donation Details
htps://gra-npo.org/office/donation/Donation_report.html#2022














■ 2023年の活動方針(予定)は / Activity Policy for 2023


『 社会的な広がりを広げる / Expand Social Reach 』


GRAの活動目標として掲げている【 いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境の創造と、その環境を自ら作り勧める人の育成 】に変更はなく、“クリニック”や“セミナー”の開催を続けて、そこで話題になり、解析を行なった事柄を、基本原理や法則を交えた解説文や解説図を添えて、多くの人に正しく理解できる形で情報発信や啓発活動は継続していく以外に、更に「社会的な広がり」を広げる為の試みをしていく必要があると考えています。

それは、社会的な貢献活動を掲げているGRAにとって、常に欠かす事が出来ない事だと考えています。つまり、オートバイを溺愛してオートバイに関する話題の発信やイベント開催を行ない、芸術や文化に関心を持たず、社会や世界を観ずに活動を行なっていては、その活動に社会性や普遍性を得られ難いでしょうし、決して貢献的活動を行なっているとは云えないと考えているからです。

具体的な策は、既に行なっている COVID-19に関する情報発信の他に、異業種や異分野の人の話題を発信したり、可能であればライターとして加わって貰うとか、同様な貢献活動を行なっている個人や団体との発信情報のシェア・共有を候補に考えています。どちらにしても、社会的な価値を高める為に、他分野や他業種(?)との接触機会を拡げていきます。それが、より多くの人が、GRAの発信情報を適切に評価・活用して下さる事に繋がると信じています。











  
  

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