今回のスポーツライディングジムは、
その名の通り・・・ 「スポーツライディング」に徹した内容だった。
基礎的内容としては、
セッティングされたコースの1部分を使っての「四本四角パイロンコース=連続90度ターン」や、
そこからパイロンを一本外した「三本三角パイロンコース」。
ここでは、「常に車体を傾けたまま、アクセルの開閉でターンのきっかけを作る」ということを
学ぶのだが、これがなかなか難しい。
パイロンを回る際に「どこでアクセルを閉じて、ターンのきっかけ=向き替えを行うか?」と
「どこに向かって、どこでアクセルを開くか?」を試行錯誤する。
おそらく、「最短最速のラインは1本」しか無いハズであり、
当然「アクセルを閉じる、開けるといったポイントも1カ所」しか無いハズなのだが・・・
毎回毎回微妙にずれて、大幅にラインを外してしまう。
自分としてはもっと手前でアクセルを閉じ、
パイロンを過ぎてからもっと早くアクセルを開けたい・・・と思っているのだが・・・。
これについては、次回までの宿題と言うことで。
ちなみに、今回はフロントフォークをオーバーホールしての参加。
「せっかくだから、この際もう少し小さいターンが出来るように」 と、
指南書を片手にフロントのプリロードを落としてみたが・・・
カックンカックンと切れ込むだけで安定しない。
なので、すぐやめて、元に戻した。
やっぱり聞きかじりの知識は役に立たない。
セッティングは、まず「実際に走ってみてから」が基本。
さて、セッティングされたコースを走る。
練習走行では、相当量を走ることが出来た。
これぞスポーツライディングの醍醐味。
前回よりステップ位置を2cm上げているが、それでもバンクセンサーはガリガリ言うわ、
スポイラーは削れるわ・・・
でも、タイヤの端は、まだ5mmくらい余裕がある。
もうちょっと寝かせて回れるハズ。
途中、前を走る参加者の後ろを漫然と走った結果、
「設定されたコース以外の場所」を走ってしまうことに。
もちろん指摘も受けたが、危険極まりないとはこのこと。
深く反省。 「そこに新しくパイロンが立ち、コースが出来ていたので、何も考えずに入り込んだ」
という、不注意という言葉ももったいないほどの「間抜けぶり」。
「もしそこに、他の車両が入り込んでいたら?」と考えれば、・・・ぞっとする。
何事もなくて良かった。
以後、絶対に同じ間違いを無くさなければならない。
後半のタイムトライアル。 今日の後方確認は「ブイッ!V=(`ヘ・)」から始めた。
タイムトライアルでは、しっかりと慣熟歩行で覚えたハズのコースなのに、
走ってみると途中で迷う。 結果タイムロスはするわ、足は着くわ・・・良いところ全くなし。
慣熟歩行では、路面の状態、パイロンとパイロンの繋がりやコースの流れ、
さらにどうラインを取るか?なんて事を考えるレベルのもので、
「コースを覚える」というのは、非常に低レベルな作業のハズ。
大して難しくもないコースを覚えられない自分に腹が立つ。
次回からは慣熟歩行の際に、パンの切れ端を撒きながら歩こうと思う。 (・・・嘘です。)
でも、自分の中では「あそこで1秒、2秒・・・2秒位?」
「あそこでは1秒、2秒、3秒・・・3秒位かなぁ?」
「最後の8の字で・・」などと考えると、あと10秒くらいは、タイムを縮められたように思える。
もともとタイム自体は平凡というよりも鈍足に近いレベル。
せっかく毎回タイムを取っているのだから、次回こそは、「ライン取りと、ポイントに意識を集中出来るレベルの慣熟歩行」を行い、「タイムを縮めるためのスポーツライディング」にしたいと思う。
ミーティングでは、「ライダーの社会における位置づけ」について「医療の場」や「喫煙者の立場」などと照らし合わせて考えていった。
自分の意見としては、いつの時代も「オートバイ乗り=ライダー」というのは、「迷惑な存在であることが常」とされてきた感が強い。
それは「バイクブーム」と言われた80年代にも同じだったと思う。
もっとも価値や、正否の判断としては「多数者=正常・少数者=異常」 が民主主義の中では当たり前のことであり、自動車をもつ個人に比べて絶対数の少ない「ライダー」にとっては、これからも同じ状態が続くだろうとも思う。
しかし、そういった「一般的な立場」の人から見ても「白バイ警官」は”カッコイイ”存在。
「白バイ警官がカッコイイのは、なぜか?」に、「バイク乗り=ライダー」の立場向上のヒントがあるようにも思える。
何から始めれば良いかは、それはもう沢山あるのだが、さしあたって舞洲で知り合った10代〜20代の若いライダーに、GRAへの参加について、声を掛けていくこともその一つかな?・・なんて考えている。
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この文章を書きながら・・・
実は背筋が張り、太ももが張り、タンクを締め続けた膝の内側が痛い。
昨日はかなり汗をかいたので、ジムの後の帰り道や家に帰ってから、ポカリスエットをがぶ飲みした。 風呂に入って、十分に筋肉を解した。寝る前には栄養ドリンクを2本飲んで寝た。
おかげで、次の日の仕事も、朝から全開バリバリで、快調そのものだった。 d=(`ヘ・)=b
楽しい一日を有り難う御座いました。 |