天気予報は「雨」となっていた10月25日は、肌寒いながらも雨
天気予報は「雨」となっていた10月25日は、肌寒いながらも雨は降らず、
そこそこのコンディションで、イベントを開催することが出来ました。
この感想文を読まれる方も多いとのことなので、ちょっと脱線しますが、
「防寒」について、一言。(^^)
当日、走り始めはなかなかタイヤの温度が上がらず、ちょっと停めておけばすぐに15度前後に。
走り始めればそれなりに上がりますが、そろそろタイヤの温度にも気を使う時期になりました。
8時30分の集合時間に間に合わせるために、阪神高速湾岸線を適速で走っているときも、体感温度はかなり低い季節です。
当日、中綿入りの革製ジャケットの中にスエットとドライ、 メッシュ、下は革パンツ・・・の出立ちにウィンターグローブで向かった私ですが、これで走っていて丁度良い・・といった感じです。
帰り道、ほんの少し雨も降りましたが、凍えることはありませんでした。
是非、これからの季節に参加される方は、ネックウォーマー、ウィンタージャケット、ウィンターグローブ程度準備してきてくださいね。
ヒートテック素材のシャツも、きっとこれからは重宝しますよ。
カッパは携帯性も良く、風を通さないのできっと役に立ちます。
走っていれば、もちろん体はポカポカし、走り方によっては、汗も書きますが、ミーティングが始まれば、汗をかいた体は急速に冷えて来ます。
この時期には、暖かい格好や、上に羽織る暖かいモノがあると良いと思います。 私も次回、11月8日のりんくうRdの時には「革ツナギ+スエット+ウィンタージャケット+ネックウォーマー+ウィンターグローブ」を予定しています。 (^^)b ご参考に。
──────────────────────────────
さて、今回のイベントは「”体験”ライディング練習会」とのこと。
イベント恒例の「タイム計測」は有りませんでした。
正確にはストップウォッチによる「簡易計測」「参考タイム計測」は行われましたが、タイム指数に関連する記録にはなりません。
「イベントごとの特色をもう少し鮮明に」との事から、この「”体験”〜」イベントでは、「基礎的練習」を主体にしたものとなりました。
イベントの内容については、後述するとして・・・
──────────────────────────────
私にとっては、「サスペンションセッティングの煮詰め」という課題を持って参加したのですが、自分が思っていた「煮詰め」とは違い、むしろ「初期段階からの再調整が必要」という結論になりました。
自分一人で色々と試しては来たものの、どうしても今ひとつ収まりが悪い。
ここで、GRAの参加メンバーでキャリアのある方に「是非自分のバイクを乗ってみて欲しい」と試して貰うことしました。
今まではどちらかといえば「自分のことは自分で・・・」と言うタイプでしたが、昨今の研修イベントやその他のイベントで「能動的な参加」の必要性を感じていたため、ここはそのチャンス!と思い、実行してみたわけです。
まず、一番ショッキングだったのは、調整にお付き合い戴いた O さんのバイクを借りて乗ってみたことです。
ご本人によれば「完調」ではないそうですが、実際にお借りして乗ってみると・・・バンクしたまま、いつまでも走れそうなほどに安定しているじゃありませんか!
「え!?・・・なにコレ??」・・といった感じです。
いかに自分のバイクが乗りづらい状態なのかを改めて再認識。
そのあとは、自分のバイクに実際に乗ってもらい、そして感想を聞き、改善策を教授して貰うとともに、今度は実際に自分で乗ってみて・・・ その繰り返しを、そのご本人の貴重な時間を割いて貰いながらやってみました。
どんどん問題点が噴出し、調整するたびに「お!?」 「おぉっ!?」っといった具合に、乗りやすくなって行きます。
「こりゃ、楽しい!」と、調整後走るたびに、ニヤケてしまいます。
実際に調整後に練習コースを走り、簡易タイム計測を行ってみると、決して早くはないですが、3回計測して3回ともバラツキの無いタイム。
そして感触としては「バンク時にアクセルを開けても怖さがない」、だから「走りながら、操作よりコース攻略を考えられる」となり、「非常に気持ちよく走れた」というのが実感です。
──────────────────────────────
今回、協力戴いた参加者のおかげで、見つけ出した問題点と、課題を以下の通りまとめてみました。
具体的にはリプレイスしたリアサスペンションの高さが前後のバランスを崩してしまい、
結論としては「サスペンション自体の長さの調整が必要」という事に。
今まで、自分なりに色々な方法を試して来たのですが、
サスペンションのアジャスター調整では、根本的に解決出来ない事が解り、
改めて取り付け長をやり直す必要が出てきた。
車体姿勢が前下がりなことから、ハンドルの切れ込みが急になっており、
フロントのプリロードを調整して、フロントの高さを出してみるが、
しかしこの場合、限界域までプリロードを締め込み、
その上で、テンションを緩めるという調整を行う事になってしまい、無理が生じる。
さらに、チェーンの張りが強すぎ、リアサスペンションが動かないので、
チェーンを緩めてみるが、多少は解消されたものの、それでもリアが高い。
結論としては、サスペンションを取り外し、車高をダウンさせる方向に調整し、
その上で、サスペンションの張りを調整、そしてフロントを再調整・・・というのが、
次回までの私の課題。
ここまでたどり着けたのは、ひとえに協力してくれた参加者の方のおかげです。
(^^)Oさん、どうも有り難う御座いました。
ご自身の為に費やすべき時間が少なくなってしまったかもしれません。
このご恩は、いつかOさんのタイムを”ブチ抜く”ことで恩返しを・・。
そして、この文章を読まれる方の為に。
積極的に、GRAのキャリアのある方のバイクに乗せて貰ってください。
そして、自分のバイクを乗って貰ってください。
「心・技・体・バイク」のうちの「バイク」に関しては、「積極的」が一番!文字通り「百聞は一見にしかず」です。
──────────────────────────────
さて、話は変わって・・・
今回は、前回の「研修イベント」で話題になった「参加者各人の役割」について自分なりに考え、そして企画として、イベントを利用しての「ビフォー&アフター案」を持ち込んでみました。
簡単に説明すると、「まず簡単なコースを設定、アドバイス無しの我流で走り、タイムを計測。その後レクチャーと練習をし、再度同じコースを走る。そのタイム差があれば、イベントの効能と自分の進化を認識出来る」といった流れです。
この企画を持ち込むに際して、不慣れながらもタイムテーブルを考え、
「起案に際しての動機」
「具体的なカリキュラムと目的」などを、
A4サイズ4枚にまとめてプリントし事前に準備。
当日、朝のミーティング時に配布、説明という作業行いました。
もちろんGRAに参加するようになって、私自身初めての事です。
内容的には
「技術的な向上に特化されすぎでは?」
「GRAの開催目的の大きな一つである、精神面の向上の部分が欠落?」といった事もあり、
全て実現というわけには行きませんでしたが・・・
この私の作業を初参加の方が目の当たりにし、「自分も次回は・・」と思ってもらえることも大切な目的でしたので、「発言するところ」「企画を皆さんに紹介するところ」「用意したもの」をお披露目することが出来ただけでも、「なにもしないで黙っているよりはマシ」だったかな〜 ・・・と思ってます。
今後も何かにつけて、持ち寄ってみようと思っています。
無理難題も、傍若無人な(言い過ぎ?)「わがまま」も、
「なにもしないで黙っているよりはマシ」ですから。
このコメントを読まれた方は「おっしゃ!自分も!」と張り切って参加されることを願ってま〜す。
それでも「こうしたい」「ああしたい」が思い浮かばない方もいるでしょう。
そういう時は「ナニが問題なのか?」「ナニが必要なのか?」が無い状態。
それならそれで「ナニが悪くてなにが必要なのか?」をGRAに参加したときに見つけましょ。
どんどん「見て貰って」「乗って貰って」「聞いてみて」・・・
そこに「あ、コレが問題か!じゃ、解決するためには・・」が出てくるはず。
まず「積極的に」「能動的に」です。
──────────────────────────────
実際の練習走行では「180度ターン」等をもとに、「クロソイド曲線」をつかった走行について練習し、後半にはコースを設定して実践。
「どこまでアクセルを開ける?」「どこで締めてターンに入る?」 「どこまでクロソイドで我慢する?」「どこでターンを終えて次の ターンに必要なラインに向けて開ける?」など、
「基礎練習」 ながら、「非常に高度」な内容。
前半に書いた「バイクの調整」の後だけに、いつもより「しっとり」と走れました。
それにしても、バイクをスムースに不安無く、綺麗に走らせる事って、本当に難しい。
それだけに、思い通りに走らせた時の楽しさは格別。
「バイクがきちんと整備調整されて」いて「走り方が理解」を出来れば、バイクはとても素直に走ってくれる・・・と、毎度の事ながら実感しました。
──────────────────────────────
最後になりますが、
「ちょっと良いですか?」と話の腰を折る私に、 どんどん発言の機会を与えてくださった代表と参加社の皆さん。
私自身、色々な意味で初の試みだったわけですが、あえて「いかがだったでしょう?」とは書きません。
これからも参加した、その都度に忌憚の無いご意見とご指導を頂けますよう、宜しくお願い致します。大切な宝物になります。
車両の整備調整に付き合って戴いたOさん。本当に有り難う御座いました。
せっかくのアドバイスを無にすることがないよう、 しっかりと調整して、次回に望みます。
引き続き、是非乗ってみてください。
それと・・初参加のKさん。
緊張と戸惑いも多かったことでしょう。
でも次回の参加時には、少しは慣れるはず。
(^^)私もそうでした。 慣れてきたら、「なんか」をやってくださいね〜。
──────────────────────────────
次回はいよいよツアーの締めくくり、「りんくうRd」です。
キャッチフレーズは「明日の自分と、明日のバイクがベスト」です。
なので、ハッキリ言って、そりゃ〜もう、怖い存在ですよ。(笑) |