■ 参加前にしてきた事
リヤタイヤのオフセット値の変更
■ 当日した事
2本パイロンを置いて、オーバルを書いてフル加速からのフルブレーキしながらの
ターンインの練習
8Mサイズの円をマーカーで作って左右の定円旋回をしてオフセット変更による
左右旋回時のフロントの走り具合の確認
■ 感想
まず最初に参加者の皆さん当日はありがとうございました。
当日の参加時のやりたい事として、ハイスピードからフルブレーキしながらのターンインの
練習をしたかった為に、練習場所を私のわがままで指定させていただき、皆さんの理解があって
譲っていただきありがとうございました。m(__)m
そのお陰で私として当日のしたかった事を充実させることが出来ました。
このところGRAに参加する時は、車体の調子を見るために可能な限りノーブレーキで練習を
していたのですが、車体の問題で上手く曲がら無いのかライダーたる自分が悪いのかわからなく
なっていました。
前回参加時にハンドル位置が合っておらず交換したら腕の突っ張りが解消したので、今回は
突っ張りのせいでハンドルを押さえる変なクセがついてしまっていたのを修正するために
フルブレーキ時に突っ張らせずに腕をフリーにすることによって、上半身もフリーに動き回ら
せることで、加重抜重の自由度を上げる練習に没頭することが出来ました。
定円で左右旋回の差を確認してみたのですが、リヤタイヤのオフセットの変更は上手くいって
いるみたいで、前までは左ターンはフロントが入りやすいのに右ターンではフロントが入らず、
曲げよう曲げようとしてバンク角ばかりが深くなっていたのですが、それが無くなり右ターン
でもフロントが入りやすくなりました。
今回の参加車両が私以外はVTR250が3台で、皆さんが乗り比ベしてそれぞれの車両の状態の
差を確認しているのに便乗させてもらい、3台のVTRを乗り比べさしていただき車両の状態
(セッテング)の違いにより3両ともバラバラの個性を持っているのの確認と、それと比較して
自分のSRの現状を比較することが出来ました。(乗らさせてもらいありがとうございました。)
ただ午後からコースの走り込み練習をしている時に小林さんから右旋回時の蛇角の戻りの悪さを
指摘してもらい、同じコースを借用させてもらった3台のVTRと比較乗車している所を見てもらい、VTRに乗っている時は出てないからSRの車体側の問題だろうと指摘してもらいました。
今回はオフセットの変更で右に走らない問題が解消するのかどうかの検証の為に、オフセットを
出来る限り左にしていたので、そのせいで右側に走りすぎて車体を起こそうとしてもハンドル蛇角
が戻らない状態になってる見たいです。
ここら辺は今後の参加時にオフセット量を調整出来るようにカラーを何パターンか製作する必要が
ありますね。(あと、フロントの伸び側を触ったらどうなるか感想を書いていて試せば良かったと
反省しています。)
この日は久し振りに乗れてるなという実感がありました。
でもまだまだフロントに信頼感が無いために、スピードの落としすぎや早くターン体勢を取ろうと
してバイクと喧嘩しながら走っていたりするのでまだまだ先は長いです。
【事務局より 】
いつもながら、密度濃く、車両調整とライディングとの相互関係を高めていく努力には
ただただ頭が下がる思いです。
その上、他の参加者の方へのサポートやアドバイスも厚く、イベント運営へも積極的に
意見・提案される姿勢に感謝しています。
オートバイの整備と調整を、ただ見聞きした事を模倣するのではなく、自身の知識や感覚と
活かして、工学的、物理学的な研究と追及を重ねながら、常にライディングでの検証を交えて
得ている経験は、他では得難い確実な技術として身についているのが分かります。
いつか、身についた経験や技術を、誰にも分かりやすい言葉などで表現できる機会があれば、
是非、より多くの方々へ伝えてくださる事を願っています。
その為に、GRAでは 公式Webサイトのページの提供など、様々なサポートを行ないます。
また、これからも貴重な経験の日々を重ねられる機会になりますように。
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