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2002“草ジムカーナ”第4戦『北海道GP』イベントリポート
“草ジムカーナ”グランプリ第4戦は、梅雨のない6月の北海道での開催だ。
まず、今年で3回目を迎える『北海道GP』の恒例、『前夜祭』が会場となる「中央バス自動車学校」で行なわれた。焼肉をつつきながらビール片手の談笑は、遠来者にも参加しやすい雰囲気を作ってくれる。だが3回目ともなれば、明日に備えて早々に引き上げる者もいた。『北海道GP』は既に定番行事として定着しつつあるのだ。

さて、今回も『北海道GP』ではレンタル車両としてCB750,CB400SFの教習車が用意された。レンタル車両でエントリーする者も少なくないこのGPは、同一車両でのワンメイクレース的な要素もそなえもち、個人の実力が試されるところである。

今回、Aクラスは飛び込み参加者が大半を占め、その中でも抜きん出ていたのが自分のCB400SFで出走の森だ。総合2位という素晴らしい成績をおさめ、昼のアトラクションの「缶蹴り&缶拾い」でも妙技を見せてくれた。同じAクラスではクラス2位の朝倉が総合16位と健闘。将来が楽しみなバンディットの高校生である。
Bクラスでは檜原一也がホーネット250でクラス1位、総合14位であった。またBクラスはZR−7S、BMW K100RSなどの車両が出走し、草ジムカーナらしい光景が見うけられた。
Cクラスはジムカーナ慣れした参加者が多く、クラス1位の横山は実力発揮度No1。ブロスP1での好成績であった。そして、2位の檜原ちづるは夫である檜原一也と同一車両で堂々の総合12位。「夫婦対決」で会場を沸かせ、大いに盛り上がりを見せてくれた。 D1クラスは、普段スタッフとして北海道ジムカーナを支える浪江が2分をきる好タイムで選手としての実力を見せつけた。2位の須藤は痛恨のミスコースでタイムを大きくロス。D1クラスの一騎打ちは浪江が制する事となった。
D2クラスでは予想通り神野がトップ。バンパーを擦り付けCB750で迫力の走りを見せた。2位のCB400SF佐藤恵一は総合でも神野に次ぐ5位と成長の著しい選手である。
Eクラスは飛入りだが特別参加許可の北村が、ホーネット600でクラス、総合とも1位。
2位の小林に「許可せんかったらよかった」と言わしめた。3位のKSR2小山はペナルティがあるも総合で6位。続く津垣もレンタルのCB400SFでクラス4位、総合7位。予想外に順位を下げたのがブロスP1の吉岡だ。スタートからのミスコースで大きくロス。後半のフリーターンでは足付き3回転で船橋の関西芸人として使命を全うした。

会場はこの後、通常業務の教習が行なわれる予定だった為、慌しい後片付け、表彰となったが、教習の時間を抑え、このGPの為に快く会場と車両を貸与下さった「中央バス自動車学校」とご尽力下さった関係者には心よりお礼申し上げます。


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