早目の昼食タイムの後、午後からはいよいよタイムトライアルだ。一人ずつコースを走ってタイムを計るのだが、このコースさえ参加者のリクエストを聞きつつその場で全員が協力して作るのだ。でも、一見簡単そうに見えるコースだが作成担当者の“ひねり”“隠し技”が随所に入れられているから速く走ろうとすればちょっと難しいのが特徴だ。
皆、わくわく&ドキドキしながら、みんなの前で自分の走りを次々と披露していく。その上、2回目の走行となる「第2ヒート」では、参加者がそれぞれ用意してきた“お気に入りの曲”が会場に響く中で走る!
気分は一層盛り上がって、懸命に走りきってのゴールでは全員の暖かい拍手が迎えてくれたのだった。
走り終わった後は、オートバイやライダーが社会の中で抱えている色々な問題について話し合うのもGRAならではだ。すぐに答えは出なくても、意識して考え続けていく事がライダーの責任である。
そして、GRAツアー最終戦という事で、年間チャンピオンの発表があった。いくつかに分かれたクラス毎に年間優勝者(チャンピオン)の名前が発表されると、笑顔が輝き歓声があがった。
なんと、優勝者には色とサイズが指定できる“GRA特製デザイン・トレーナー”が贈られるというから、手元に届くのが待ち遠しくなる賞品だ。
神戸Rdは、一年の間GRAツアーを支えてきた人達の想いを映し出した様に暖かい一日になったが、来年、GRAツアーがどこへ行くのか?
どんなイベントになるのか? それを決めるのはあなたの情熱です。
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