GRAツアー2008の開幕戦『びわこRd』を、5月4日滋賀県の“月の輪自動車教習所”で行ないました。
当日は開幕戦に相応しく五月晴れの空の下、事前予約者以外にも当日受付の初参加者が3名も加わって2008年のGRAツアーシリーズが開幕したのでした。
一日の最初、GRA恒例となっているが挨拶タイムだ。一人一人が相手を替えながら「 今日、一日よろしくね!」「良い一日にしようね!」そんな思いを込めて、全員に握手と挨拶を交わしていったのでした。
どんな場合でもイベントの質を決めるのは参加者次第という意識だからこそ、一人一人の想いと行動を大切にしているのです。
挨拶タイムの後に受付や設営を行なった後、参加者がイベントでやりたい事を意見で出し合って決まったのが“レッスン”でした。
要望に合わせて急遽開催された“レッスン”だが、そこはGRAならではの長年のレッスン、イベント開催の蓄積による独特で効果的な内容となった。恐らく一般の講習会では行なわれない方法だろう。
狭路の極低速走行に始まり、狭路を使った急制動からノーブレーキでオフセットスラロームや旋回の連続練習まで、オートバイの運動特性を理解するレクチャーを交えながら進めた。
オートバイを操る練習ではなく、オートバイがどうすれば活き活きと本来の力を発揮できるのかを一人一人が感じ取り、オートバイと会話をする練習を終えた後で早目の昼食タイムとなった。
ゲームも交えた昼休みの後は、いよいよタイムトライアルだ。
初めての人も何回も参加している人も、一番ドキドキ&ワクワクする時間帯だ。
レッスンで感じた事を思い出しながら、一番良い走りをイメージしてみんなの前でスタートしていく瞬間。一生懸命に走り続け、思い通りの走りが出来た人や失敗してしまった人にも、ゴールではみんなの温かい拍手が迎えてくれる瞬間。大きな感動があるからこそ嬉しい!
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