【 人数と天候 】
当日は、新年が明けて2回目の日曜日、冬らしく寒風の吹く天候でしたが、前回の様に雨は降らず晴れ時々曇りの日和でした。
そして参加者は、前日キャンセルもあって、合計 3名と少なく、逆に“わがまま”が十分に発揮できる一日になったのです。
【 参加者の“わがまま”は 】
○ SR400の彼
・・ 彼は前回(11月)に参加した際、一般路の走行では分からなかった“車体の歪み”が発覚(発見)して、当日は組み上げて調整をしてきた車体の不調の為かも分からず、「今回迄の間に調整・修正してきた車体の歪みの確認」が一番目の“わがまま”。そして、二番目には 前回は叶えられなかった、「足回り(サスペンション)のセッティング」でした。
○ CB1300SFの彼
・・ 彼は、昨年7月参加した際に指摘していたリア車高(スウィングアームの垂れ角)のアンバランスを自身で調整してきて、「車体姿勢とリアサスペンション状態の確認を」が一番目の“わがまま”。そして二番目は、一般路等で停車時や発進時に右側にハンドルが切れるのを自覚して、「フロントフォークの平行状態を確認したい」でした。(彼の車両では、以前フロントフォークの平行調整作業を行なっており、その際に身体で覚えた平行状態から変化していると感じていたからだった)
【 “わがまま”発揮の結末 】
“わがまま”内容の確認と自発的な意見と行動によってカリキュラムが決まる事を説明の後、季節柄入念にストレッチを行ない、基本的なコース(複合4本パイロンコース)を走行して車体と身体、タイヤを温めたのです。
特に、基本的複合4本コースでの慣熟走行を入念に行ない、低速や中速、右と左の90°ターン、これにノーブレーキや中腰姿勢を組み合わせて入念に行なったのです。
というのも、車体の調整や確認を正確に行なうには、車体と会話する能力を磨く必要があり、その為には当日の自身の体調やライディング能力、そして感覚レベルを確認しておく必要があるからです。
その後で“わがまま”に合わせたカリキュラムのスタートです。
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