1月23日の『 整備・セッティング セミナー 』では、公式Facebook
などを通じて事前に通知していた「お題」(宿題?)について、じっくりと
解説しながら理解を深めていくセミナーになりましたが、当初考えてなかった。
ほどに深い話になったようです。
『 バンク角で旋回力は決まらない? 』
「お題」が問いかける事柄は、“見かけ上のバンク角”の大きさで旋回力は決まるのではなく、重心とタイヤの接地面中心とを結ぶ線で表す“実質的なバンク角”で決まると言われているが、それは正しいか? という事です。
つまり、オートバイの旋回力がバンク角の大きさで決まるのなら、どちらのバンク角で考えるべきか? という問い掛けでした。
しかし、当日のセミナーでは、オートバイの旋回力はバンク角だけで決まる訳ではないので、バンク角で旋回力を問いかける「お題」は意味が無いという結論に至ったのです。
その上で、タイヤに働く“センカイモーメント”という力とそれが生まれる原因まで解説に出てきて、本当に深い内容になりましたし、ライディングに必要な要素の理解へと繋がるセミナーとなりました。。
※ 当セミナーで解説された内容は、【 バンク角と旋回特性との関係 】で詳しく解説を
していますので、どうぞ、一度ご覧ください。
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