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( 1991年1月 発表資料 )

ジムカーナ ライダース アソシエーション
(略称GRA)

発足のご案内

はじめに
皆様も御存じの通り、国内でのオートバイをとりまく状況はこの10年の間に様々に変化してきました。幾つかの例を挙げると、エンジンの型式・バリエーションの多様化と高性能化、フレームの構成様式の変化と非鉄素材の積極的な採用、タイヤおよびホイール・サスペンションそしてブレーキ等の能力・容量の大幅な向上、等々に代表される様にテンポの速い技術開発による車両の変化があります。更にモトクロッサーやレーサーレプリカ、トライアル車の様に使用目的別のデザイン・構成・装備の先鋭化やライダーの若齢化とそれに対応しての販売政策の変化等も挙げられます。
唯、これらの変化に対する反動もあるのでしょうか、先鋭化が進んでいない頃のスペックを持つ新車がべストセラーになったり、ライダー人口の減少などの様に今までとは異なる変化が出てきています。そしてオートバイに対する社会の目も厳しく、2輪通行禁止道路の増加や3ナイ運動の広がり等がその表れと言えます。
この様にオートバイ及びライダーの置かれた状況はこの10年の間に決して良くなっているとはいえず、今後の事を楽観的に予測するのは難しい状況と思われます。
 
文化の創造の為に

私達がこの様な時期にジムカーナ・ライダース・アソシエーション ( 今後はGRAと略す ) を発足させたのは、ライダーおよび社会の為に下記の3つの理由があったからです。

先ず第1はオートバイの使い方 ( つまり遊び方 ) を提案するという事です。
つまりオ ートバイは通常趣味性の強い乗り物ですが、総ての人達がジャンル毎に先鋭化したモデルの能力を全てを堪能できる訳ではなく、且つ能力を生かして走行できる場所もごく限られているのが現状です。
このジムカーナというものは、今後共に最も保有台数が多いであろうと考えられるストリートモデルで気軽に参加できるモータースポーツであり、ライダーのテクニックとオートバイの能力を充分に引き出す程に楽しさが増し、更に絶対速度が低いので安全性も高く特殊な装備も不要な為コストも掛からない等、今後オートバイの楽しみ方の一つとして定着する素地が大きいと思います。

第2には社会的要求に沿ったものである事です。
御存知の様にオートバイ運転者に対する社会からの要求は年々厳しくなっており、一例として通行禁止措置、運転免許取得最低年齢の引き上げ、および高校での安全運転教育の検討等があり、その原因は主に運転者のモラルの欠如と自身のテクニックレベルの理解不足、そして運転テクニックの不足とオートバイに対する力学的な理解の欠如にあると思われます。
ジムカーナはルールも簡単で興味を持たれ易いモータースポーツですが、そのテクニックは奥が深く、確実なライディングテクニックとオートバイの力学と構造に対する理解を身につける程におもしろくなります。普段使用しているオートバイで街中と同じ速度域・同じ舗装道路で走り込んで得られる様々な技量・知識は、そのまま実際の交通社会の中で大変に役立つものと信じています。






 

 

第3には文化の創造にあります。
オートバイ社会がこの10年間でこの様な変化をせざるをえなかった要因の一つに文化の欠如があると思います。つまり、オートバイには個人毎に趣味性の強い接し方のみをしている為、運転手間でのつながりが少なく、且つ共通の対社会的な意味での問題意識・向上心に欠けています。その上オートバイは現代の交通社会での社会的貢献度は低く、走行台数も少なくライダーの平均年齢も低い為に、社会からの認識レベルは常に低く、交通社会上でのしわ寄せがきやすい立場にあります。
しかしジムカーナは先に述べた2つの理由の通り、気軽に誰もが参加できるスポーツであり社会的な要求を満たすスポーツです。この2つのポイントを守り活動を維持させ健全なジムカーナ人口を増加させる事でジムカーナ文化、ひいてはオートバイ文化を育み、 前記の様々なメリットから社会的認識レベルを向上させる事が出来ると思います。
 
ジムカーナ・過去の反省
今までは個人の趣味の範囲から大きく脱皮したものではなく、その活動は単に大会への参加が殆どであり、自己の速さの願望のみに固執している為に横のつながりは少なく、ましてテクニックやセットアップの手法等の情報交換は殆ど無い世界でした。
大会へのエントリーは気軽にできるものの閉鎖された世界であり、興味を維持させるのが場合によっては難しいのが現状です。従って、このままでは今後の発展にあまり期待することが出来ません。
 
今後の目標
私達GRAの活動目的としては、先ずオートバイの楽しみ方を多くの方々にジムカーナを通じて知ってもらう事にあり、ジムカーナレッスンを定期的に開催してテクニックを向上させる楽しさ、オートバイの力学への理解、同じ楽しみを持つ人達と巡り会うことの楽しさ、そしてオートバイを使ったゲーム等を通じてオートバイで遊ぶ楽しさを感じてもらう事です。
次に自分達のジムカーナの世界を守り育てていく為、社会に対して認知してもらう為に努力していきます。具体的にはMFJへのクラブ登録の検討、各オートバイイベントへの参加、マスコミに対して活動案内のリリース、など社会に対して色々な活動を行っていく予定です。
 
最後に
以上の通りの趣旨で私達はGRAを発足させました。当面は不定期になりますが各種活動の案内状をお送りさせて戴きますので、是非ご一読をお願いします。
私達は微力ですが、ライダーの為、ジムカーナを育てる為、そして社会の為に頑張っていきますので、今後共にご叱咤・ご指導賜ります様、宜しくお願い致します。

 

GRA代表   小林 裕之




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