思い立ったら吉日、善(?)は急げ! と、オーナーさんの了承を得る前に、二連組込み用に ベアリングと オイルシール(分解整備時は交換必須)を手配しました。
12 o 幅のベアリングを 4個手配した理由は、万が一、15 o と 12 o の二連組込みが不可能だと判明した時に備えて、12 o 幅のベアリングを 可能な範囲で離した二連組込みを次善策として考えたからです。 12 o 幅 ベアリングの二連組込みでも、現状の 20 o 幅 ベアリング 1個だけの場合よりも、性能は 確実に向上を図れて、25 o 幅 1個の場合と同等になる見込みです。
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■ 以上、トライアンフ スプリントGTに関して、『 購入した中古車、うまく乗れない
少し怖い 』という質問に始まり、『 妖怪ガレージ・トライアンフ持込み企画 』での
分解整備で得た体験と知識を元に、より多くの人の参考にして欲しくて記事にしました。
オートバイは、どんなに綺麗に保っていても、大人しく乗ったとしても、月日と走行距離
と共に必ず消耗し劣化しますし、今回のケースの様にライダー本人が何気なく施した処置
によって破損して、時には 販売店の整備でも発覚せず、転倒など大きな事故に繋がる可能
性が常にある事を意識して、少しでも多くの知識と手間で、より安全で楽しいオートバイ
ライフを過ごして苦ください。
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When I repaired the completely destroyed 25 mm wide needle bearing, the bearing of the same size was not available, so I replaced it with a 20 mm wide bearing.
However, in this state, the load on the bearing increases, and the bearing performance and the controllability of the motorcycle deteriorate quickly, so I came up with my own improvement measures. The solution is to insert two narrow bearings as far apart as possible, and the required bearings and oil seals already ready.
Now, what about the result?
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